ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、PS4『十三機兵防衛圏』の感想を書いていきたいと思います。
『オーディンスフィア』などのヴェニラウェアと、「ペルソナシリーズ」のアトラスが送るアドベンチャーゲームです。
じわ売れしているという噂の本作の魅力をお伝えしていきますよー!
- 全編サイドビューのアニメーションで描かれるストーリー!
- 1980年代を主な舞台に”機兵”と呼ばれるロボットに乗って戦い少年少女たちを描く
- 総勢13人のキャラクター全員が主人公の青春群像劇
十三機兵防衛圏
プレイ時間 | 22時間 |
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ジャンル | ドラマチックアドベンチャー |
難易度 | 初心者から楽しめる 難易度調整あり 攻略サイトなしでもクリア可能 |
補足 | 体験版配信中 |
十三機兵防衛圏:短評
『十三機兵防衛圏』は、“機兵”と呼ばれるロボットに乗って戦う少年少女たちを主人公にしたアドベンチャーゲームです。
「ロボット・SF・青春群像劇・タイムトラベルもの」が好きな方には特にオススメ!
本作は、総勢13人のストーリーをプレイヤーが好きな順番に読み解いていけるのに加えて、1エピソードが10分程度の短いサイズ感で構成されているため非常にテンポ良く遊べるゲームなんです。
あと1話……、あと1話……。と、ついつい読み進めてしまうから、気軽にプレイできるのにやめられない!
ストーリーは全編サイドビューのアニメーションで表現されており、紙芝居のような懐かしい雰囲気ながら、キャラクターたちの細かな仕草が丁寧に表現されています。
「SFロボットモノ」と聞くと敬遠してしまうかもしれませんが、主人公たちは普通に学校生活を送っている学生たち。
機兵で戦うことをストーリーの中心に据えるのではなく、機兵に乗って戦う「決戦の日」までの経緯や人間ドラマ・恋愛模様を描いているので、ジャンル以上に多くの人が楽しめるストーリーになっています!
13人全員が主人公のSF青春ドラマを、ゲームならではの自由な見せ方と美しいビジュアルで綴った、随所にセンスの良さが光るアドベンチャーです。
ストーリーとシミューレーションバトル
本作は、
- ストーリーを追っていくアドベンチャーパート(追想編)
- 機兵に乗って戦うシミュレーションバトル(崩壊編)
- ストーリーを振り返るアーカイブ(究明編)
の3つのコンテンツがあります。
「崩壊編」は湧いてくる敵機を撃墜しながら拠点を守るシミュレーションバトルで、遠距離タイプや近接タイプなどの機兵の特徴を使い分けて戦っていき、成長要素も豊富。
「ストーリーだけ楽しめればいいや」という人には難しそうに見えるかもしれませんが、難易度調整があるのでまず詰まることはなく、1戦がストーリー同様コンパクトに作られているのでサクッとプレイできます。
「機兵に乗って戦う」というストーリーを実際にロールプレイすることで物語への没入感が増し、「追想編」とは異なるゲームプレイを挟むことで飽きがこず最後まで駆け抜けます。
シナリオロックによる「やめられなさ」
このゲームは、短いエピソードやバトルで構成されているため区切りをつけやすくなっていますが、中毒性がやばいです!
ある程度進めるとシナリオにロックがかかり、他のキャラクターのストーリーを進めないと続きが読めなかったり、シミュレーションバトルをクリアしないと次に行けないようになっています。
これがね、気になるところでロックされるんですよ!!
ってところで終わるものだから、シナリオのロックを外すために別のキャラクターをプレイして、そしたら、そっちのキャラクターのストーリーも気になっちゃって……、って、無限ループ!
吹き出しを排除した美しいゲーム画面
『十三機兵防衛圏』は、アドベンチャーゲームでありながら「吹き出し」や「ウィンドウ」を排除したゲーム画面がとても美しいです。
セリフはキャラクターたちの上に浮かび上がり、また、セリフが短いため文字送りのテンポがよく、文章に重さを感じません。
すご〜く当たり前のことなんですが、人の言葉って塊では落ちてこないですよね。
とつとつと人が喋っている感じが伝わってくるような見せ方は新鮮ですし、工夫して作られている職人気質がゲーマー心をくすぐります。

時を超えるSFストーリー
『十三機兵防衛圏』のストーリーは1980年代を主な舞台に、過去・未来へのタイムスリップも絡められています。
時系列がバラバラに描かれるエピソードを頭の中で整理しつなぎ合わせることでシナリオの全容が見えてくるという手法が面白く、なかなかに複雑!
13人の主要キャラクターだけでも十分多いのに、過去・未来それぞれに密接に関係している人物や、同一人物のように思える別人など、メモ取りながらストーリー読みたいくらいにややこしいです!
という驚きが何度もあるのが魅力なので、ストーリーを頭の中で組み立てるのが好きな人は グイグイ引き込まれると思います。
逆に、わかりやすいストーリーを好む人は不向きかなぁ。
まとめ
ヴァニラウェア製の美しいサイドビューでSF青春群像劇を楽しめるアドベンチャーゲームです。
シミュレーションパートもありますが、難易度調整によって初心者でも問題なくプレイできるので、ストーリーを楽しみたい!という人にもオススメ。
複数のキャラクターたちが絡み合う”群像劇”に、SFやタイムスリップという要素が加わってかなり複雑なので、これを「面白い」と捉えるか「ややこしい」と捉えるかで好みが分かれそうなところではありますね。
体験版が配信中なので、気になった方は試しにプレイしてみるといいと思います♪
ストーリーの見せ方、ゲーム画面のデザイン、どちらにもオリジナリティがあってなかなかに面白いアドベンチャーゲームでした!
わたしはロボットにあんまり食指が動かないタイプなんですが、フタを開けてみると普通の日常を送る学生たちの視点で小さな物語が綴られていて、かつ、複数の主人公たちの物語がひとつの大きな絵を描くように帰結していくので、想像していたよりもずっと親しみやすかったです!
群像劇だから恋愛要素もそれぞれあって、青春らしいのがいいね。
コメント
わにやまさん、こんにちは!
先ほど十三機兵防衛圏プラチナ&クリアしました!
いやー最高におもしろかったですね!
無数に散らばったピースが組み合わせっていき怒濤のラストへ繋がる展開が圧巻でした!
まさに「運命が起動する。」物語でした。
起動シーンは冬坂五百里編が好きでしたが、なんと言っても奈津乃&由貴ちゃんが好きでしたね♪
出来れば小奈津ちゃんも見たかった(≧∇≦)
食べ物も焼きそばパン含め全部美味しそうで、僕の中ではSF飯テロアドベンチャーですww
かいさん、こんばんはー!!
「十三機兵防衛団」トロコンおめでとうございますー!!
すごい!わたしはシミュレーションバトルのトロフィーで諦めちゃいましたよー(*^o^*)
時系列がバラバラなストーリーを少しずつ見せていくっていう手法が新鮮で、物語を頭の中で組み立てるのがすごく面白かったですよねー!
2Dアニメーションなのに迫力があって、めっちゃ熱くなっちゃいました。
わたしもなっちゃんとユキちゃん大好きです〜!
メインキャラ以外も好きで、わたしは五百里ちゃんの友だちと放課後にまったりしたり、スイーツ食べに行きたいです(*´꒳`*)
あの焼きそばパンは夜に見るとヤバイですよね。炭水化物の誘惑がすごい!笑