ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
PS4ダウンロードソフト『AER-メモリーズ オブ オールド-』の感想。
空のオープンワールドと祠ダンジョンで遊ぶアドベンチャー。
【AER-メモリーズ オブ オールド-】
プレイ時間 | 3時間 |
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ジャンル | アドベンチャー |
難易度調整 | なし(操作にクセはあるが難しくない) |
主人公は鳥と人間を自由に切り替えることができ、空を飛び、大地を歩くことが可能。
空のオープンワールドで洞窟を探して鍵を入手。
鍵で祠のダンジョンを起動して、全部で3つのダンジョンを攻略していく。
ダンジョン内では鳥に変身することができず、人間の姿でランタンの光を利用して仕掛けパネルを動かしていく。
次の鍵がある場所は拠点となる植民地にいるキャラクターから聞くことできる。
人間と鳥を使い分けるアドベンチャー
飛んで巡る空のオープンワールド
『AER-メモリーズ オブ オールド-』は、空に浮かぶ小島を舞台にしたオープンワールドゲーム。
主人公は、人間と鳥の姿を使い分けるんですね。
制限も特になく、自由に空を飛べるのはもちろん楽しいのだけど、わたしが大好きなのは空に飛び立つ瞬間です!
×ボタンでのジャンプ中に、さらに×ボタンを押すことで、鳥になることができるんだけど、初めて空を飛んだ時は感動したね!
まるで、空に吸い込まれていくかのように「ビューンッ!」と加速していくから、
って、震えたよ!
もともと、主人公の操作感は軽いんだけど、飛び立つ瞬間の気持ち良さは格別。
正直、わたしは空を飛んでいるときよりも、”飛び立つ瞬間”が好き。
そして、この世界観。
鮮やかだけど、やさしい色彩。
って思っちゃうような朗らかさがありますね。
オブジェクトの数が多いので、殺風景な印象は受けないと思います。
ランタンで道を切り開く探索ダンジョン
探索ダンジョンとなっている祠の中では、鳥の姿になることができないので、人間の姿で進めていきます。
主人公の持つランタンを使うことで、ダンジョン内の様々な仕掛けを動かすことができ、橋をかけたり、紋章を組み合わせたり…。

謎を解いていくというよりは、ダンジョン内に点在するパネルを探していけば道が開けていく感じですね。
ダンジョン自体が巨大で、高低差も含めてさまざま分岐しているので、
ちなみに、敵は一切登場しません。
自然に満ちたオープンワールドとは違って、ダンジョン内は薄暗く、神聖な空気が漂います。
ゲーム的にはダンジョンの方が面白いので、実はゲームの主役はこちら。
気になったところ
ハリボテの島が多い
空を自由に飛び回ることのできるオープンワールドは、雰囲気がいいし、空を飛ぶのも気持ちがいいんだけど、実は点在する多くの小島はハリボテだったりすします。
実際にハリボテで出来ているんじゃなくて、”意味のない島”。
降り立ってもなにもすることがなく、探索意欲は刺激されないかな。
攻略上立ち寄る必要がある島は両手で数えきれるほどしかないだろうと思う。
賑やかしとしての効果は発揮していますが、初めて世界を見たときのワクワク感ほど、中身があるわけではないかな。
ややクセのある鳥の操作感
空を飛ぶゲームは、水中と同じく360度がフィールドなので操作が難しいんだけど、本作も然り。
特に、目的の島を通り過ぎてしまったときの切り返しや、小さい足場に着地するのが難しい…。
鳥から人間へと変身して降り立つ時は、真下に着地するのではなく、飛んでいるときの速度を維持したまま、放物線を描くようにして降りていくので、着地点の予測がつきにくいんですね。
先ほど、ハリボテの島が多いと書きましたが、そもそも小さな島には降り立つことすら不可能に近かったり。
まとめ
人間と鳥の姿で遊ぶアドベンチャー。
派手な面白さがあるわけではないですが、空を飛ぶ気持ち良さと、ダンジョンの探索、どちらも楽しめる内容になっています。
鮮やかな色彩や、「なぜ大地が空に浮かんだのか?」というストーリーを紐解く面白さもありますね。
定価だとすすめにくいけど、セール購入なら十分楽しめる内容だと思います。
空へと飛び立つ瞬間…、この一瞬にわたしは惚れてますね!
DLゲームっぽい全体的な淡白さはありつつも、想像異常に巨大なダンジョンでの探索が楽しかった。
オープンワールドは、雰囲気を楽しみながらの観光程度ですが、朗らかな雰囲気で癒されました。