ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
2022年6月23日発売、PS4/Nintendo Switch『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』の序盤感想をお届けします!
前作で大不評だった、「ソムニウムパート」は改善されたのか!?一番気になる部分を中心に紹介していきますよ!
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AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ
アイも変わらずみずきの口が悪くてサイコー!
6月23日……、この日を待ちに待っていました!
『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』は、人の深層心理世界に侵入する捜査方法が導入された世界で事件を解決していく刑事アドベンチャー。
わたし、前作の『AI:ソムニウムファイル』が大好きで、特に、口が悪くて図々しい生意気少女「みずき」が 大大大好きだったんです!
なんと、待望の続編は、そのみずきが主人公!(正確には男女ダブル主人公)
最高すぎる……!
期待を胸にゲームを開始したのですが、みずき、な〜んも変わってなかった!!
口は悪いし、図々しいし、調子よくって憎めない!
みずき編は、みずき語録を聞いているだけで楽しいという 意味わからん域に達しております!
身体能力もバケモノなんで、後半のアクションシーンも期待しちゃいます!
ただ、本編が始まってすぐに、男性主人公の「龍木」の長めの回想パートに入っちゃうので、みずきの活躍はしばしおあずけ。
あ、ちなみに、前作のストーリーとは切り離しているそうなので(冒頭で注意書きがあった)、一応前作未プレイでも楽しめるみたいです!
前作でお馴染みのキャラたち(ボス、あせとんちゃん、応太など)もすでに登場していて、前作ファンは懐かしくてたっっまんないよ!



“改善”のなされた「ソムニウムパート」
続編で改善を願っていた最重要要素が、この「ソムニウムパート」でした!
とりあえず4つのソムニウムパートをプレイしましたが、改善はされています!確実に!
秘密を抱える参考人の深層心理世界に入り込み、制限時間のある中で探索/調査、心の扉を開けていくという基本部分は変わりません。
非論理的だった前作と同様に、現実世界の常識は通用しませんが、今作ではソムニウム世界なりのルールが導入されています。
例えば、複数のオブジェクトが並んでいたとして、ナゾナゾのような文章をヒントに、
を導くような感じです。
オブジェクトを調べるなどのアクションには制限時間を消費するので、しらみつぶしにはできないようになっていて、前作よりもはるかに 脱出ゲーム然としたものに生まれ変わりました!!
ただやっぱり、ソムニウム世界の独自ルール上での謎解きと探索になるので、「ゲーム側の意図を読み取る」ことが求められる脱出ゲームにはなっていそうな気がしますね。
大幅な改善はバンバンザイですが、一般的な脱出ゲーム(例えば同じ打越さんの極限脱出シリーズなど)と比べて、本作の方が面白いか?と聞かれると……、そんなことはないよな〜という評価に落ち着いてしまいそう。
アウト気味な下ネタ祭り
AIが好きなクセにちょっとネガティブな感想が続きますが、下ネタ関連にも触れておこうかな。
『ワールズエンドクラブ』では、小学生に下ネタをバンバン言わせまくるという暴挙に出た打越さんですが、今回も アウトめな下ネタが盛りだくさん!
いや、いいんですよ!下ネタ愛は!!
だけど、どういう関係性の間柄では言っちゃダメとか、そういう線引きはさすがにほしいかなぁ。
とりあえず、下ネタが恥ずかしくて頬を赤らめちゃうような人相手には言っちゃダメだし、立場の強い人が弱い人に向かっていうのもなしかと……。
下ネタは打越さんのお家芸みたいなところがあるので、「そんな面倒くさいこと言うなよ!」って感じかとは思いますが、なんか年々悪癖が強まってません??(極限脱出の初期ってこんなに下ネタまみれだった?)
一方で、矛盾するようなことを言うんですが、みずき編でみずきとアイボゥが下ネタを言うのは、意外とアリだなと思ったんですよ!
女性の下ネタってタブー視されがちなので、むしろこれは、あけすけなガールズトークを見ているような感じ!
言わせてる人の意図とは違うのかもしれませんが、下ネタも使いようだなと!(男性的な下ネタがメインではあるけど)
男性主人公の龍木編の下ネタは昭和臭キツめなので、下ネタ苦手な人はやめておいた方が良さそう。(頻度も高いので)
スロースターターだが心配はしてない!
今は、序盤を4時間ほどプレイしたところですが、まだストーリーの魅力は発揮されていません。
しか〜し!
ストーリーに関しては、まったく全然心配していません!
AIって、一話完結のストーリーではなくて1つの大きな事件を追っていくので、序盤〜中盤はそこまで盛り上がるタイプじゃないんですよね。
その代わり、終盤怒涛の追い上げを見せ、まくりにまくられて舌を巻く!それが打越さんのシナリオですから!
今作は「体を縦半分に割られた死体」という奇妙な事件を追っていて、前作の主人公「伊達」は行方不明。
みずきにとってターニングポイントとなった6年前の事件を、過去と現在の視点で解き明かしていくというもので、事件の犯人も含めて きっと驚かせてくれることでしょう!
AIはキャラクターごとのエンディングも用意されているはずなので、みずきと伊達の話はいやがおうにも感動させられるだろうし、もう一人の主人公や、今回事件に関わるキャラクターたちのドラマが、今から楽しみで楽しみでなりません!

まとめ
以上、『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』の序盤感想でした!
ソムニウムパートは大幅な改善が見られるもののまだちょっと不安、下ネタは悪化気味、そして 後半のストーリーに期待!といった感じでしょうか!
ずーーっと楽しみにしていた続編なので、いろいろ気になったことは言ってますが、めちゃくちゃ楽しんでます!
みずきパートが早くプレイしたくてたまらないので、じっくり遊んでまたレビューをお届けできたらなと思います!