ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は『アサシンクリードオリジンズ』の感想・評価です。
美麗グラフィックで緻密に再現された古代エジプトを舞台に、圧政に苦しむ人々のために暗躍するオープンワールドアクションです。
このゲームの記事 | |
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アサシンクリードオリジンズ
プレイ時間 | 60時間 |
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ジャンル | アクション |
難易度調整 | あり |
グロ表現 | 流血表現のオフが可能 (ムービーシーンで切断などの痛い描写あり) |
どこへ行くのも自由なオープンワールド。レベル差補正があるので、強い敵とは戦えませんが、自由にサブ要素をプレイすることができます。
主人公にはレベルがあり、敵と戦うことやサブ要素をクリアしていくことで経験値を入手。
レベルアップでライフやダメージ量が増え、獲得したスキルポイントでアクションを強化していきます。
防具は宝箱などから入手でき、動物の素材やお金を使って強化することが可能です。
自由に快適に生まれ変わったオープンワールドアクション
最高峰のグラフィックで再現された古代エジプト
観光ゲームとしての価値も高い「アサシンクリード」シリーズ。
今回の舞台は古代エジプト!
画像だけでは伝わらないとはわかっていつつも、見てほしいです!この絶景を!
最高峰のグラフィックで古代エジプトが再現されており、感動すること間違いなし!
ビジュアル面の満足度は120%の永久保証つきなので、
エジプトと聞いて連想する、ピラミッドや砂漠はもちろん、街によって異なる建造物や地中海の美しい海まで。
ロケーションは様々で60時間プレイしても見飽きることはありませんでした。
このフィールドの上に立つだけでも値段以上の価値を感じらるほど、しびれます!
ラクダや船での快適な移動
オープンワールド上のワープポイントは数が少ないのですが、その分、移動手段が快適です。
基本的な乗り物となる「ラクダ」は、どこでも指笛を吹けば2秒とかからず現れ、多少の高低差は関係なく突き進んでくれます。
ボタンの長押しでオートに切り替えると、目的地付近まで連れていってくれるという便利っぷり。
本作のオープンワールドは、高い場所からの見晴らしが良い一方で、低地では景色が目まぐるしく変化していくので、遠い距離を移動していても、
ということがほとんど。
ワープポイントを増やして「利便性」をあげるのではなく、「快適性」を伸ばすことで、心地よい移動を実現して旅を楽しむようにデザインされているのが素晴らしいです。
パルクールであらゆる障害物を乗り越える
本作のオープンワールドが快適なもう一つの理由として「パルクールアクション」の存在があります。
どんな家々も、巨大な建造物も、断崖絶壁の岩山も、主人公はひょいひょい登ってしまうので、目的地まで「直線移動」ができちゃうんですね!
というもどかしさが皆無な上に、軽快なパルクールアクションは操作していて気持ちがよく、登ったら登ったで絶景に出会える。
これまでもアサシンクリードのパルクールは気持ちが良かったのですが、敵兵の配置による”制限”を排除したことによって、自由に快適に遊べるオープンワールドゲームへと変貌を遂げています。
拠点制圧や遺跡での宝さがし
オープンワールドのサブ要素としては、
- 砦での敵拠点の制圧
- 遺跡での宝箱さがし
- 動物の巣でボスの撃破
- 眺めの良いビューポイントでのワープポイント作り
などがあります。
これらのアクティビティはすべてマップに記載されているため、広すぎるオープンワールドで迷子になることはありません。
拠点制圧は、パルクールによって360度どこからでも攻略することができ、見つかると増援を呼ばれるので、ステルス色の強い楽しみ方ができますね。
敵の位置や宝箱は透過するので、壁に隠れていても敵の位置が把握でき、ステルスが非常に遊びやすくなっているのも特徴。
本作で使える弓矢は、どんなに離れていても当てられるタイプの遠距離武器なので、
サイドストーリー的に楽しめるサブクエ
各地で発生するサブクエストは、エジプト人々の生活を垣間見ることができるだけでなく、メインクエストのアフターストーリーとしても機能しているので、クリアのしがいがあります。
メインクエストで助けた人々のその後を追えるのは、サブクエにしておくのがもったいないくらい。
強力なボスの有無などの違いはありますが、メインクエストと遜色ない物語を見ることができます。
サブ要素による経験値の取得でレベル上げ不要
数々のサブ要素は、クリア時に経験値がもらえます。
敵を倒しても大した経験値は得られないので、オープンワールドを遊べば遊ぶほどおいしいというのはプレイヤーのプレイ意欲を刺激してくれますね。
サブ要素じゃんじゃん遊んじゃう人は、メインクエストのためのレベル上げは一切必要ありません。
ステルスに加え通常戦闘の拡充
アサシンクリードといえば、ステルスアクションですが、本作では通常戦闘もパワーアップしています。
盾と剣による隙をつく戦闘で、ガードや回避を使い、敵の防御を崩していきます。
ステルス色が強かった過去作と比べ、強力なボス戦が用意されているので、ストーリー進行にメリハリを感じられます。
煙幕や動物をあやつる面白い戦闘も可能なので、いろんな戦法を取ることも可能。
パワーアップしたとは言っても、1対1の通常戦闘はまだ完成度が高くない印象なので、今後のさらなる進化に期待です。
RPG的な成長要素
主人公はレベル以外にも、装備品の強化やスキルポイントでの成長要素があります。
装備品の強化には、動物などから採れる素材が必要なので、もっと素材集めが面倒になるのかと思いましたが、、いらなくなった武器を分解することでも素材が得られるので、無駄に割増されていないのが好印象。
レベルアップで得られるスキルポイントの割り振りは、
- 弓矢アクションの強化
- 近接武器アクションの強化
- 道具アクションの強化
と3つに分岐しており、自分のプレイスタイルによって強化先を自由に選べます。
スキルを獲得すると、コンボの追加や煙幕の使用など、新しいアクションが追加されるので、戦略の幅が広がります。
歴史上の人物たちと紡ぐ最初のストーリー
本作は、「アサシンクリード」の最初の物語となっているため、初心者でも入りやすくなっています。
子供を殺された主人公が、復讐のために立ち上がるという物語の起点はすんなり理解することができますし、エジプトの守護者として、圧政に苦しむ民を救っていくのはヒロイックな気分に浸れます。
主人公は、クレオパトラに仕えており、カエサルも登場。
裏切りや親しい人間関係の変化、ドラマとしての魅力もありつつ、歴史的に有名な出来事の追体験もできます。
グラフィックの力によって、本当に歴史の裏側を見ているような気分で遊ぶことができるんです。
気になった所
楽しみ方に工夫のいるユルいステルス
敵の透過によるステルス難易度の低下や、通常戦闘の拡充により、ステルス戦闘の遊びごたえは低くなっています。
ステルス初心者にはありがたいですが、これまでのシリーズファンには物足りない印象を与えるかもしれません。
砦の拠点制圧は、ステルスの遊び場になっていますが、ゴリ押そうと思えば、戦略もなにもない猪突猛進な戦闘ができてしまうんですね。
ゴリ押せるとわかっていても、ステルスの方が楽しいから、わたしはあえて面白い戦闘を選びますが、難易度による遊び方のリードが必要な人は淡白に感じるかも。
強敵には挑めないレベル差補正
大雑把な戦闘ができるわりに、レベル差補正によって強い敵には挑めない仕様になっているので、せっかくのオープンワールドだけど、強い敵に挑む楽しみは削がれているように感じました。
メインクエストで、一気に4つのクエストが解放された時も、推奨レベルの存在によって、攻略の自由度は高くありませんでしたし、
バリエーションの少ないサブ要素
サブ要素は無数にオープンワールドに散りばめられていますが、多くは、
- 宝箱の回収
- 敵拠点の制圧
の2種類なので、同じ遊びの繰り返しで飽きやすくなっています。
8割ほど遊んだ時点で似たようなサブ要素に飽きてきてしまったので、「質より量」という感じがありますね。
アクションアドベンチャーと違って、仕掛けや新しい刺激があるわけではないので。
逆に言えば、ロケーションの豊富さによって同じ遊びを飽きさせない仕組みになっているということですね。
サブ要素の履行が目的になって飽きてしまうのは勿体無いので、楽しめる範囲で切り上げればいいと思います。
グラフィックのクオリティアップで増したグロ表現
グラフィッククオリティの向上で、オープンワールドが格段に魅力的になったのは嬉しいのですが、バイオレンス表現もクオリティアップしており、
CERO:Zだねぇ〜
と感じる部分ことが増えました。
ムービーシーンでは、指の切断や、身体を傷つける描写があり、目を伏せることも…。
戦闘では、敵にとどめを刺した時にカメラがズームされ、格好良く斬りつける演出がありますが、頭から剣をぶっ刺しているの見てると、背筋がぞわぞわしますねぇ。
流血表現のオフは可能なので、ある程度お人形感は出ますが、演出がパワーアップした分、グロ方面もパワーアップしたということは知っておいてもらうといいかと思います。
まとめ
アサシンクリードらしさが薄まった分、シリーズファンの中で好みは分かれそうですが、”自由に快適に”パルクールアクションを生かしたオープンワールドゲームに変貌を遂げた一作。
絶景好きは遊んで損なし!超グラフィックの古代エジプトの旅がプレイヤーを待っています。
難易度調整やステルスの難易度低下により、幅広い人にオススメしやすくなったハイスペックオープンワールドゲームです。
自由にオープンワールドを駆けまわれるようになったオリジンズは、ストラ〜イク!
めっちゃ好みの作品でした!
この超グラフィックは、文句なしに多くの人におすすめできるポイントなので、「今のゲームってこんなにすごいんやでー!」と触れてまわりたいくらいですw
とても楽しめました!エジプト旅最高!
コメント
60時間だとストーリー以外でも結構やり込んでますね!
すっかりアサクリにハマったようでオススメした者としては嬉しいです笑
オススメしたタイトル片っ端からガッツリハマってくれてなかなか手応えありw
そろそろ次のオススメ作も探さないとなー
エジプトの再現度ではシリーズ最高ですね!
特にDLCの範囲はガッツリ旅行したんで変な笑い出ましたw
最近のゲームマジで凄いですよね。
確かにレベル差補正は少し気になりましたね。
普通の戦闘はともかくステルス一撃じゃなかったのが残念。
強敵でもステルスさえすれば一発!みたいにして欲しかったですね。
マップのほぼ全土に足を運びましたよ(*^-^)
いろんな景色を見ないともったいない気すらしてくるグラフィックでしたし、移動に関してはとても快適なので、旅を満喫できました。
わたしはウユニさんのおすすめにハマりすぎですね!笑
最新機メインのゲームを教えていただけるので、手に取りやすくて面白くてゲームライフが充実しております~ヾ(*´∇`)ノ
ラストオブアスを手に入れられたので、次はそちらに挑戦してみますね!
レベル差は3位敵のレベルが上が丁度良い歯ごたえですよね。
バエクが強すぎると無双すぎてつまらんですし、敵が5レベルも上だとミリしか敵の体力減らないしで極端すぎますよね。天誅的楽しみもできないし。
まだクリアしてませんがPC版だとDLCで動物三匹連れたり、敵が強くなる分、暗殺が一撃必殺になるバランス調整もできたり、バエクを他のキャラに差し替えたりできるというチートモードが追加される予定なので、それが導入されたら再開しようと思っています。
最近のゲームはグラが綺麗なだけにグロ表現も鮮明ですね
とくに海外はグロ好き多いから大変ですな。最近自分は鈍磨してきたのでハイハイグロ入りました〜!グロ一丁!で流すようになりました(良いのか悪いのか)
逆に萌え表現には過敏になってきて萌え嫌いが加速しておりますが(笑
タイタンフォール2とかシナリオ良いし最近安いので超オススメしたいんですが、所によって人撃つし、FPSだし、ロボだし、短時間クリアゲーだし、泣きストーリーなので、わにやまさん案件では無いのかな
グロ表現に関しては、アサクリはまだ良心的な方ですよね。流血表現をオフにすることができる数少ないゲームなのでこの先もプレイしていきたいシリーズです(*^-^)
PCのチート機能すごいですよね笑
UBIはゲームの楽しみ方をプレイヤーに委ねてくれるので、どんどん間口が広がっている気がします。
ちょ、ちょっと待って!
人撃つのと、FPSと、ロボは否定しないですけど、なぜ短時間!笑
短時間大丈夫ですから!ウェルカムですから!(`´)ゞ