ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、『アサシンクリード ブラザーフッド』の感想・評価です。
アサシン(暗殺者)として暗躍する主人公「エツィオ」が、ローマを舞台にステルスアクションを繰り広げます。
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ASSASSIN’S CREED Brotherhood(アサシンクリード ブラザーフッド)
プレイ時間 | 20時間 |
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ジャンル | アクションアドベンチャー/オープンワールド |
難易度調整 | なし(やや難しい) |
良いところ
ローマを舞台にしたオープンワールド
実在する都市を忠実に再現し、「観光ゲーム」の一面もある『アサシンクリード』。
今回の舞台は「ローマ」でした。
ローマは、有名な映画の舞台にもなっていたりと、誰もが知っているロケーションがとても多いですよね。
街だけでなく、雑踏や時代背景を感じる生きた言葉が飛び交っているのはさすがですねぇ。
そんな歴史的な街の壁を駆け上がったり、屋根の上を走るパルクールアクションなんて、ゲームでしかできないよ!こんなこと!
サブ要素の増加でやりこみ満載
オープンワールドのローマには様々な遊びが用意されています。
- 「ビューポイント」での地図埋め
- お金を使ってお店を再建
- エリアを支配している敵拠点の制圧
- 雇える仲間が出現する空き家の買取
- ミニダンジョンが楽しめるアジト攻略
- ローマの有名施設を買い取り・復興
- 街中に散らばる羽集め
- 街中に散らばる旗集め
- サブミッション
などなど。
特に、サブミッションはストーリー性が高い続きモノになっているので、
細かい遊びが無数にちりばめられているので、マップに表示されたサブ要素をつぶしていくのにハマります!
便利・賑やかになる街の復興
オープンワールドに点在するお店は、最初はすべて閉まっており、お金を出してお店を再建していきます。
お店だけでなく、ローマの施設を買い取ったり、壊れている水道を直していくことで実際に街が賑やかになっていくのが嬉しいですねぇ。
視覚的な変化があるとないでは、全然違ってきますから!
お店で購入するアイテムが安くなる効果もありますし、街を復興することで一定時間ごとにお金が手に入るので、いいことしかない!
多彩な武器を使ったステルス戦闘
本作は続編的位置づけになっているので、最初から使える武器種が多く、多彩な戦法を取ることができます。
ステルスアクションながらも、通常戦闘の気持ち良さが増してきましたね!
- 敵を連続で斬り倒す
- 防御の固い敵もキックで崩せる
- 一撃必殺の遠距離武器
など。
多人数と強敵はこれまで面倒な印象がありましたが、きちんと対処法が用意されているのがgood!
仲間アサシンの育成
さらに終盤近くなると、「仲間アサシン」が登場。
これまで、自分以外の人に敵と戦ってもらうには、傭兵や盗賊を雇いに行く必要がありましたが、いつでも「仲間アサシン」を呼び出せるようになって格段に便利になりました!
仲間アサシンには、
- 経験値
- レベル
があるので、積極的に呼び出して経験値を溜めたり、ミッションに派遣して育てる楽しみもあります。
不利な状況で呼び出すと、敵にやられて仲間は亡くなってしまうので、あくまで「協力してくれる」という程度。
主人公が戦うと評判が落ちて敵兵に目を付けられやすくなるので、邪魔な敵兵を代わりに片付けてもらえるのは非常にありがたいですね。
高警戒エリアでの拠点制圧
オープンワールドとなるとレベルデザインも気になるところですが、一部エリアに強敵を配置しているのが良い刺激になっていますね。
主人公の評判に関わらず、敵に見つかりやすい「高警戒」のエリアが用意されているので、見つからないように「隊長」を倒すステルス重視の遊びが楽しめます。
支配下にある場所は、お店や施設の復興ができないので、
各ボスの難易度は地図に表示されているので親切ですし、最高難易度のボスを倒せたときは快感!
パルクールを活かしたダンジョン
オープンワールドの自由なパルクール以外にも、ミニダンジョンでの先へ先へと進んでいくアクションが気持ちいい「アサシンクリード」。
今作では、サブ要素のミニダンジョンに加え、ストーリーミッションでもダンジョンを遊ぶことができ、パルクールの気持ち良さが一層感じられました!
自由なアクションと違うのは、
と、攻略導線を自分で見つけていく快感があることですね。
そして、子気味の良いアクションが軽快!
- 爆破表現
- フィールド破壊
などの、演出面もパワーアップしているので、かっこいい主人公を演じられるんですよ。
気になったところ
前作ありきで難易度はやや高め
ストーリーが完全に続きモノで、前作よりもチュートリアルがあっさりしているので、本作から遊ぶと少しびっくりするかもしれません。
難易度はやや高めで、難易度調整はできないので、
と、飛び込んでも、
なんて、挫折することがあるかもしれません。
RPGのようにレベルでどうにかなる難易度ではなく、「見つかってはいけない」などの制限があったりしますから、ゲームできる人向けの内容だなという印象です。
減点方式のフルシンクロシステム
今回、ミッションには追加で「お題」が用意された「フルシンクロ」という概念があり、
- ●分以内にクリア
- 敵を倒してはいけない
- 屋根に上ってはいけない
など、さらに難しさを求めたい人は「フルシンクロ」を意識してプレイすることで、より歯ごたえのある難易度で楽しめます。
ただ、この「フルシンクロ」が減点方式になっているので、わたしはあんまり気持ち良くなかったんですね。
- 通常クリアだと ミッションの達成率は50%
- フルシンクロできないと不快なブザーが鳴る
せっかくクリアしているのになんか嬉しくなれないんですよね…。
- 通常クリアで100%、フルシンクロで120%
- フルシンクロで快音が鳴る
加点方式にするだけで印象はかなり変わったと思うのですが…。
進行不可エリアが行ってみないとわからない
オープンワールドは、進めているチャプター(シークエンス)によって一部行けないエリアというのが存在しますが、マップ上では「行けないエリア」が表示されていません。
というガッカリ体験は何度も経験したので、せめてマップに書き入れてもらえるとストレスが減ったかなと思います。
まとめ
遊びのバリエーションが多いオープンワールドと、快適なステルスアクションを楽しめる一作!
戦闘・パルクール・ダンジョン、どれも磨きがかかっていてしっかり作られています。
やや難易度が高いので、ローマ観光目的で遊ぶとコケる可能性もあるので注意。
演出とシステムが前作からびっくりするくらい進化していて、さらに好きなシリーズになりましたね!
ダンジョンの増加で「アクションアドベンチャー」っぽい刺激が増えていて、わたしは好きな方向性。
元がPS3のゲームなので、グラフィックはもう一歩物足りないですが「なんといってもローマです」。