ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、『アサシンクリード リベレーション』の感想・評価です。
イスタンブールを舞台にパルクールとステルスアクションを繰り広げます。
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アサシンクリード リベレーション
プレイ時間 | 12時間 |
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ジャンル | アクション |
グロ表現 | 流血表現のオフが可能(部位切断などはない) |
難易度調整 | なし |
良いところ
色彩と神秘のイスタンブールが舞台
「アサシンクリード」エツィオ3部作最後の舞台はイスタンブールです。
モスクが点在するイスタンブールの街は、どこか神聖な空気が漂っていて、黄金色の夕景にはうっとりしてしまいます。
街行く人の民族衣装や、露天に並べられたスパイスの山、じゅうたんが街のいたるところに敷かれていて、
3部作という位置づけ上、前2作から続けてプレイすることになると思うので、ゲームの舞台がガラリと変わってくれるのはうれしいです!(前2作はイタリア)
完成されたシステムまわりを踏襲
ゲーム内容は、エツィオ3部作の基本を踏襲。
- 「ビューポイント」でのマップ解放
- 敵に占拠されているエリアの制圧
- お金で店を再建し街を復興
- 仲間アサシンの育成
など、オープンワールドを駆け回って、未履行のポイントに手をかけていく楽しさが安定しています。
加点方式も導入されたフルシンクロシステム
ストーリーミッションでは、通常クリアにプラスして特定の条件をクリアすることでシンクロ率が上がる「フルシンクロシステム」というものがあります。
「フルシンクロ」を意識するとプレイ難易度が上がるので、遊び幅が広がるんですよね!
前作では、
という減点方式ばかりであんまり好きではなかったのですが、今作は、
- エアアサシンを行う(空中アクション)
- 爆弾で敵の目を引く
など、加点方式のフルシンクロが増えたのは大歓迎!
パワーアップしたアクションシーン
今作は、ステルス要素があまり強くなく、イベント戦の派手なアクションシーンに力が入っている印象でした。
- 軽快なパルクールが気持ちいい奥スクロールアクション
- 大砲を使った派手な船バトル
- パラシュートを使った空中戦
- 敵が襲ってくる中での逃走アクション
オープンワールドのゲームって、ストーリーミッションが単調に感じることがあるのですが、別エリアで派手なフィールド破壊だったり、ダンジョンのような奥へと進む楽しみが豊富なのはうれしいです。
マンネリを短いプレイタイムでカバー
アクションシーンで大きくパワーアップをしながらも、根本的な部分にはあまり変化のない今作。
しばらく遊んでいると、さすがに、
と、3部作という足枷を感じました。
しかし、前2作が20時間級のプレイタイムだったのに対し、今作のプレイタイムは12時間。
刺激の少ないサブクエストをそぎ落とし、ストーリーミッションに遊びを集中させることで終盤に加速していきましたね!
無駄に長引いていたら、もっと心象に響いたと思うけど、これだけ新しいフィールドを用意してぎゅっと詰め込んだのは潔いです。
気になった所
悪評が広まりやすい
アサシン(暗殺者)という設定上、主人公には「評判」というものがあり、悪いことをすると悪評が広まり、街に配置されている敵兵に見つかりやすくなります。
今作は、時間経過?で勝手に悪評が広まっていることがあって、戸惑いましたね。
悪評を取り除くために必要な「先ぶれ(街中で民衆に向かって情報を知らせる人)」の配置が少ないので、行動しづらかったです。
悪評を取り除くのに悪いことをする必要がある
これまで、広まってしまった悪評を取り除くには、
という方法があったのですが、今回から手配書が廃止に。
悪評が広まった時は、
- 先ぶれの買収
- 目撃者の暗殺
の2種類だけで、評判を戻さないといけなくなりました。
この2つって、どちらも「悪いことしてる感」があるので、あんまり気持ちよくないんですよねー。
嘘で嘘をもみ消していくような…、微妙な罪悪感があります。
アサシンである以上、当然ではあるのですが、わたしは流血表現をオフにして柔らかい表現で遊んでいたので、
と、感じさせられました。
新アイテム「爆弾」の使い勝手
新アイテムとして登場した「爆弾」。
敵の注意を引いたり、ケムに巻いたりと使い方は様々ですが、初登場したアイテムにしては複雑化しすぎているように思います。
爆弾の生成は、
- 器
- 火薬
- 素材
それぞれの素材を変えることで、爆弾の威力や種類が決まります。
単純に細分化しすぎていますし、特定の作業台で作らないといけないのであんまり使ってなかったですね。
まとめ
イスタンブールを舞台に、短いプレイタイムでサクッとアサシン体験のできる作品。
「エツィオコレクション」で3部作を順番に遊んだ人は、マンネリを感じやすいかもしれません。
難しいステルスが少なく、アクションシーンが満載なので、遊びやすい内容になっていると思います!
ややマンネリを感じながらも、終盤に押し寄せる怒涛のアクションシーンの連続で楽しんでプレイできました♪
あくまでPS3基準のアクションシーンなので、もっと凄いものを見せてもらえそうなシリーズへの期待も感じましたね。
イスタンブールという舞台を愛せたので、街並みを見てまわるのもひとつの楽しみでした。