ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
Nintendo Switch『バディミッションBOND』の感想を書いていきます。
- 警察官の主人公が巨大組織の陰謀に迫るストーリー
- マンガ風演出と大量のイラストを用いた豪華なアドベンチャー
- 4人のイケメンが「チーム・BOND」として活躍!
バディミッションBOND
プレイ時間 | 22時間 |
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ジャンル | アドベンチャー |
難易度 | 初心者から楽しめる |
バディミッションBOND:短評
『バディミッションBOND』は、警察官の主人公が巨大組織の陰謀に迫るサスペンスアドベンチャー。
クセ強すぎのイケメンチームが活躍する スタイリッシュでオシャレなゲームです!
『アイシールド21』などの村田雄介さんがキャラクターデザインを手掛けた本作は、マンガとアニメーションを掛け合わせたハイブリットな演出が魅力!
- ヒーローに憧れる正義漢の主人公
- 荒くれ者の大怪盗
- 飄々としたおじさん忍者
- 謎多き美形詐欺師
と、個性的なメンバーのデコボコ感が楽しく、衝突しながらもチームとしての絆(BOND)を強めていきます。


易しめの難易度で、アドベンチャーゲーム初心者から楽しめる意欲作です!
意表をつかれる展開と、仲間との熱い絆で、スカッとした気分を味わえます。
本気の新規アドベンチャーに拍手!
大手が製作するアドベンチャーゲームといえば、『デトロイトビカムヒューマン』などのインタラクティブアドベンチャーが主流となってきている時代に、
テキストを主体にしながらも新しい表現方法で生み出された『バディミッションBOND』のチャレンジ精神は、それだけで拍手です!!
大量のイラストでキャラクターがイキイキとしていますし、マンガ表現(コマ割りや効果音)を盛り込んだ演出は唯一無二。
ただの立ち絵がマンガのワンシーンに化けてしまう デザイン手腕には脱帽です!
テキストアドベンチャーの未来を見せてもらいました!
ゲームパートは評価が分かれそう
本作は、テキストを読み進めていくだけではなく、
- 適切なキャラクターを選んで聞き込みをする「捜査パート」
- パズルやQTEなどで障害を乗り越える「潜入パート」
があります。
テキストを読むだけだと退屈に感じてしまう方には良い刺激になりますが、蛇足に感じる方も多いかも。
選択肢は推理というよりもストーリーの「記憶力テスト」のようになっていますし、QTEの多用や、易しすぎる難易度によって作業的な印象が強いです。
ゲームらしい遊びがあるのは嬉しいですが、必ずしもプラスに働いているとはいえません。

ターゲット層がよくわからない……
本作の気になった点としては「ターゲット層がよくわからない」ことがあります。
キャラクターやストーリーが少し子どもっぽいので、低年齢層から楽しめるアドベンチャーなのかな?と思いきやCERO:C(15歳以上)ですし、
少年漫画家をキャラクターデザインに起用しているものの、イケメン揃いの乙女ゲーム風でどの層に訴求したいのかよくわからない……?
ストーリーの魅力は?
ストーリーに関しては、いくつか驚きの展開はあるものの、エンジンがかかってくるのが終盤なので、全体的には低空飛行気味かなと感じました。
ストーリーを楽しめるか否かの分かれ目は、主人公のキャラクターを好きになれるかどうかが大きいように思います。
主人公は成人済みの警察官で、ヒーローに憧れる、絵に描いたような善人。
ド正論とクサいセリフの数々は子ども向けの印象を受けるので、合う・合わないはハッキリ分かれそう。
サスペンスアドベンチャーですが、シリアス路線は期待しない方がいいですね!
まとめ
マンガ風演出でスタイリッシュに魅せるアドベンチャーゲームです。
ビジュアル面では満点を叩き出す意欲作で、これだけ手の込んだ新作アドベンチャーが世に出たことがうれしいです!
ストーリーがめちゃくちゃいい!というわけではありませんが、キャラクターを好きになれれば楽しめると思うので、まずは体験版をプレイしてみるといいですよ!
『バディミッションBOND』が好きな人にオススメのゲーム
ルートフィルム
『バディミッションBOND』のかっこいいイラストとオシャレなビジュアルに惹かれたなら『ルートフィルム』がオススメ!
「ラブプラス」などの箕星太朗さんがキャラクターデザインを手掛けられた本作は、キャラクターの魅力が爆発しています!
やや低空飛行気味のストーリーと遊び感のあるゲームプレイも似ていますが、こちらの方がミステリー色が強め!
ルートフィルム/感想