ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
抽象画のような世界が美しい2Dアクション『バウンド:王国の欠片』の感想です。
踊ることが道を開く!
バウンド:王国の欠片
プレイ時間 | 1時間半 |
---|---|
ジャンル | アクション |
難易度調整 | なし(難しくない) |
DL価格 | 2,160円(税込) |
ステージを先へ先へと進んで行く一本道に近いアクション。
簡単なジャンプ操作や、踊ることによるギミックの振り切り、ハシゴの登り降りなどで、ステージを進んでいく。
良いところ
抽象画のような世界観が芸術的
『バウンド:王国の欠片』は、抽象画のような世界が魅力。
まるで、現代アートの美術館の中に迷い込んだように感じる。
あえて例えるなら、ペーパークラフトのような質感。
紙吹雪が舞ったり、背景が常にうごめいていて、全てのシーンがアート作品のよう!
この世界は、妊婦の意識世界。
出産を控えた女性が、過去のトラウマを回想していくゲームになっていて、登場するキャラクターたちは、それぞれ母親・父親・自分が投影されている。
バレエの動きで舞うアクション
さらに面白いのは主人公のアクション。
バレエの動きを再現しているので、所作の一つ一つがとても美しい。
ステージの中に敵は登場しないが、主人公の行く手を阻む触手や炎?を振り払うには「踊る」必要がある。
で踊ることができるので、ある程度はプレイヤーが自由にダンスすることが可能だ。
舞うようなアクションと抽象アートによって、まるでゲーム中でバレエの演目が上演されているようにすら感じる。
気になった所
踊る気持ち良さをプレイヤーにも与えてほしい
ゲームは完全なる一本道とまではいかないが、簡単なアクションしか要求されないので雰囲気ゲームの「雰囲気」の部分だけをとことん追求した内容に感じる。
一番残念だと思ったのは、プレイヤーにとって「踊る」ことがあまり気持ちよくないこと。
「踊る」よりも「走る」方が移動速度が早いのだ。
せっかくの「踊る」というアクションがあるのに、必要な場面以外では「走る」方が勝手がよくなってしまっている。
例えば、踊りながらジャンプすると飛距離が伸びるとか、踊りながらハシゴを登ると一気に上までいけるとか。
「踊る」ことによる恩恵をもっと作って、プレイヤーに踊ることの気持ち良さを感じさせて欲しかった。
まとめ
基本的にはステージを先へと進んで行くだけなので、ゲーム性を求める方には不向きかと。
VR対応なので、不思議な抽象画のアート世界を眺めるつもりでプレイするといいと思います。
アート世界は綺麗だなと思いましたが、それ以上の”何か”は感じづらいゲーム。
「踊る」ことがもっと気持ち良かったいいのに!とすごく惜しい気持ちでしたね〜。
コメント
合わなかったようですねーw
風ノ旅人と同じような雰囲気ゲーですし、ゲーム性もそこまで評価できませんから
個人的には妊婦の心証風景に思いを馳せながら、バレエの動きを楽しんでました
2時間程度で終わるのもいいところw
最後のちょっとした選択にも勇気をもらった気がして
小粒ながら好きな作品でした
風ノ旅ビトも似た感じなんですね~。心しておきます(`´)ゞ
バウンドはセールで買えたのでよかったですけど、定価だとキツイかなーという感じです。
バレエの動きがすごく美しいので、もっと気持ちのいい使い方が提案されていると、個性が強まって楽しめただろうなと思ってます(*^-^)
タロンさんのように、思いを馳せながらプレイできるのが理想ですね!