ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、PS4『CRYSTAR -クライスタ-』の感想。
ゴスロリ風のかわいいキャラクターたちが死後の世界で、泣いて戦うアクションRPGです。
周回だからこそ描ける鬱ストーリーやかわいいキャラクターたちが魅力ですが、戦闘オンリーのダンジョンは少々単調な印象。
さっそく感想を書いていきます♪
- 死後世界のダンジョンで4人のキャラクターを切り替えて遊ぶアクションRPG!
- 周回要素による鬱展開や少しずつ変化していくストーリーが魅力!
- ダンジョンで獲得する武器はランダムで、合成やスキル付与による強化のしがいがある!
CRYSTAR -クライスタ-
プレイ時間 | 20時間 |
---|---|
ジャンル | 泣いて戦うアクションRPG |
難易度調整 | あり 回復薬が豊富で難しくはないが、ある程度敵と戦ってレベルを上げて行かないと苦しくなる |
4人の少女が死者の世界で戦うアクションRPG
『CRYSTAR -クライスタ-』は、死者の世界迷い込んでしまった少女が、魂を喰らう「幽鬼」を倒していくアクションRPGです。
主人公は自室の鏡からダンジョンへと突入することができ、3階層ほど下にいるボスを倒せばダンジョンクリア。
途中でイベントシーンが挟まれ、ストーリーが進んでいきます。
ギミックのない迷路のようなダンジョンを戦闘オンリーで進んでいくので、少々単調気味に感じるかな。
キャラクターたちは、スキルを使った多彩な技を繰り出すことが可能で、4人の仲間はそれぞれ武器種が異なります。
が!
とりあえず、遠距離武器が強すぎ!

というのも、『CRYSTAR -クライスタ-』は攻撃モーションに伸びがなく、攻撃を繰り出すと静止してしまうので、動いてる敵が相手だと攻撃をよくスカすんです。
スカッ…、スカッ…
最大SPの半分を消費する大技をスカした時は「はぅあっ…!!」って、涙モノです。(そういう涙は意図してないはず)
敵からの攻撃を受けた時のひるみ動作も多いので、大技を発動してキャンセルされるとさらに涙、涙…。
4人のキャクターをサクサク入れ替えて、スキル技も様々用意されているので、もう少し個々の動きが洗練されていると面白くなったかなーという印象ですね!
アクションは静止動作が多く、気持ち良さはいま一歩。ギミックなし・戦闘オンリーのダンジョンでゲームプレイは単調気味に。
ランダム要素のある武器育成が面白い
『CRYSTAR -クライスタ-』には武器屋などがなく、ダンジョン内で遭遇する中ボスを倒すことで「魂」が手に入り、クリア後に自室で「浄化」することで武器が生成されます。
この時に、主人公は魂の想いを受け止め、涙を流すことによって武器を手にいれる。
「ナミダ」がテーマの本作らしい演出になっています。

1つのダンジョンで5〜8個ほど、武器を手に入れることができますが、
- どのキャラクターの武器か
- スロットはいくつ空いているのか
という点はランダム。
スロットが空いていれば、素材を使ってステータスを付与できるので、ちょっとしたガチャ感と同一武器を使った合成で武器育成が楽しめます。
スロットに付与されるステータスもランダム(再抽選は可能)なので、「攻撃力+60」とか出ると、
と、嬉しくなるのはガチャ要素の特権。武器防具の強化・育成が面白いです!
ランダムでドロップする武器を使った、強化と育成が楽しい!ガチャ要素は好き嫌いが分かれる?
周回と素材の少なさによる物足りなさ
『CRYSTAR -クライスタ-』は、周回によってストーリーが変化していくゲームなので、単調気味のダンジョンを何周もしなければならず、ゲーム部分はかなり面倒に感じます。
もともと、自動生成ダンジョンかと思ってしまうような簡素なダンジョンですし、敵の種類も少ないので、
戦闘は総スルーでいいか!
な〜んて、ラクをすると痛い目をみます。
周回を重ねるごとに敵も強くなっていくので、
被ダメージ多すぎ…!
苦戦を強いられることに。
すみません、ちゃんと戦います…。と、周回中に改心することでしょう。
救いなのは、1〜10まで周回する必要がないこと。
全体の8〜10の部分を周回していくような形になっているので、周回が始まるとサクサクゲームが進みます。
それでも素材の物足りなさは否めないので、ゲーム部分がストーリーの足を引っ張っているように感じますね。
周回必須のデザインは素材が少ないため、プレイに飽きやすい。
ゴスロリかわいいキャラクターと鬱展開のナミダ物語
『CRYSTAR -クライスタ-』では、ダンジョンやアクションも楽しみつつ、一番の魅力になっているのはかわいいキャラクターとストーリーだと思います。
主人公は白髪とゴスロリチックな衣装がかわいい少女。
さぞかしおしゃれ〜な名前が付いているのだろうと思うよね?
はい、彼女の名前は「幡田零(はただ れい)」。
生粋の日本人やないか〜い!
このかわいい見た目からは想像できないと思うけど、クスッと笑えるやりとりも多く、主人公なんかジャガイモが大好きだからって、妹から「ポテトイーター」呼ばわり。
さらに、愛犬の名前が「セレマ」。
いや…、セレマって聞いたら、もう、冠婚葬祭の方しか思い浮かばへん…。

そんな楽しいやりとりもありつつ、周回ならではの鬱展開もなかなか面白いです。
和気藹々としていた仲間たちですが、それぞれが抱える問題が絡み合い、昼ドラ顔負けのドロドロ展開へと突入。
周回を重ねるほどに、「うぅううぅぅん!?」っと唸ってしまう悲惨な展開になっていくので注目です。
最後には大団円と呼べる結末へと着地していくので、ご安心を。
周回必須によって振り切った鬱展開も楽しめる。ちょっぴとひねりの効いたストーリーに。
まとめ
かわいいキャラクターたちとドロドロの人間ドラマが楽しめるアクションRPG。
ゲーム部分はダンジョンでの戦闘のみなので単調に感じると思いますが、武器の強化や育成が面白い中サイズ作品。
もう少し頑張ってほしいアクションと周回のゲーム部分がストーリーを楽しむ足かせになっているので、飽きっぽい人には向かないかな。
ドロドロの人間ドラマはあんまり好きなジャンルじゃないんですが、周回だからこそできる鬱展開でしたね。
ほんとなら、周回は敵を全部無視して進めたいところでしたが、なかなかそうもいかず、もっとダンジョンやアクションは軽めでよかったかなーという印象でした。
おまけの感想
ひるみやダウンが非常に多いので、吹っ飛び時に「×ボタン」をタイミングよく押してダウンをキャンセルしましょう!
これ知ってるだけでかなり快適になります。
敵モンスターの「魂」に込められたストーリーは図鑑から読むことができます。死後の世界を彷徨う敵たちが死ぬに至った、重たいストーリーが満載で読むのが面白い!
「泣いて戦う」というキャッチでしたが、泣くのはプレイヤーではなくて、キャラクターでしたね!
プレイヤーも一緒になって泣けると最高でした!
かなり!厨二感が強いです。言葉難しくてよくわからん!
好みは分かれるところかな。