ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
PSP/PS4『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のプレイまとめ。
完全孤立した学園を舞台に、選ばれし高校生たちがコロシアイに身を投じるアドベンチャー。
プロローグ
わたしは『ダンガンロンパ』について、全く無知の状態でゲームをスタート。
マスコットキャラクターであるモノクマの雰囲気からして、危険な香りが漂うゲームだなぁとは思ってましたが、いきなりデスゲームが開始してビビりました!
簡単な設定はこんな感じ。
誰かを殺せば外の世界に出られるが、事件後に行われる「学級裁判」で犯人だと突き止められてはいけない。
ドラマや映画ではデスゲーム系も見るんだけど、”狂気”とか”快楽殺人”はあんまり好きじゃないから、率直な第一印象は「なんか ヤダな」って、心が濁るような感じかな…。
ゲームだと、自分が介入しなきゃいけないから余計にね。
まぁ、でも、デスゲーム開始してんのに、
っていうのもおかしいか。笑
第1話:イキキル
1話目はデスゲームの非情さがよくわかる事件。
何と言っても、被害者に驚かされた。
いや、これズルイ!
ズルすぎる!
事件直前の自由時間で仲間との甘い時間を過ごさせてからの〜、
事件発生!
あの子が死ぬのー!?
って、普通にショックだった!
デスゲームだから、
というのは頭の中に入れてたつもりだったんだけど、完全に予想外でヤラレました…。
ちなみに、もう一人、自由時間を一緒に過ごした”彼女”も早々に離脱して、自分の見る目のなさに愕然としました。とほほ…。
事件の方は、最初ということもあって単純明快。
ダイイングメッセージを見た瞬間に犯人がわかったので、ゴールから道筋を辿るのは簡単な作業だったかな。
それよりも苦戦したのは学級裁判の方。
答えはわかっているのに、アクションが苦手ですごくもどかしかった。
特に、リズムゲーム?みたいなやつは説明されただけでは何をやればいいのか分からなくって、○ボタン押し続けてたらゲームオーバーに。
犯人を当てた後の”おしおき”は、やっぱり好きじゃないなぁ…。
殺人を快楽にしている命の軽さを見ると、どうもモヤモヤして冷めてしまう。
でも、第1話をプレイして、よーくわかりました。
ということが。
キャラクターに愛着を持ってしまうと、殺された時と、犯人だった時のショックが大きいので、
という境地でプレイすることに。
第2話:週刊少年ゼツボウマガジン
次はどんな事件なのか?
どんなトリックが待っているのか?
事件解決の推理モノは大好きなので、注意深く観察していくと、次の事件の内容も見えてきますね。
新しく解放された学校の2階にはプールがあり、男女それぞれの更衣室に入るには電子生徒手帳が必要。
こうなると次なる現場はプールだし、性別を利用したトリックが使われる。
彼女が”彼”であることも、わかりやすいくらいに描かれていますしね。
ただ…、真犯人までは分からなくって、学級裁判中に謎が解ける面白さを感じられました。
内容としては全事件の中でも第2話が一番胸くそ悪かったです。
動機がひどいね。
信頼していた人に手をかけられた被害者が、ただただかわいそうでした。
第3話:新世紀銀河伝説再び!装甲勇者よ大地に立て!
第3話は、捜査段階で綺麗さっぱり謎が解けてしまったので、裁判よりも捜査中の方が楽しかったです。
見事なまでに証拠品が1本の線で繋がるので、
『ダンガンロンパ』は、かなり親切な推理ゲームですね。
怪しむべきところがわかりやすいので、まるで自力で事件を解いてるような錯覚に陥る。
実際には、主人公のセリフによる補助の力が大きいんだけど。
捜査中に全てがわかってしまうと、逆に学級裁判は退屈になってしまいます。
犯人のフェイクも、真相も全て分かっているけど、解けてない前提で進めていかないといけないので、裁判中の会話がじれったく感じるね。
過程すっ飛ばして、
って名指ししたくなる名探偵衝動。笑
第4話:オール・オール・アポロジーズ
次なる事件は…、面白かった!
朝比奈さんが臭いとはにらみつつも、密室と毒薬の謎が解けないまま学級裁判へ。
これまでは捜査段階で全ての証拠品が出揃っていたのに、裁判中に証拠品が追加されるなど、ちょっと難易度が上がってきたように感じました。
飲み物のイメージあったから、液体だと思ってて、なんで毒薬に粉入ってるんか全然分からなかった。
トリックとしては、またもや偽装工作に阻まれた感じだったけど、今回の事件はドラマとしての見ごたえがありましたね。
大神さんと朝比奈さんの固い友情が、ボタンのかけ違いで悲劇を生んだり、最終的に大神さんが決断した行動だったり。
心理描写が丁寧だったので、これまでで一番グッとくるものがありました。
そして、最後のおしおきのショックが一番大きかったのもこのエピソード。
唯一、”悪くないもの”が処刑されるから、悲しくてたまらなかった。
モノクマ劇場による壮大なネタバレをくらう
所々で挟まれる「モノクマ劇場」っていう寸劇。
そこで『絶対絶望少女』っていうゲームの宣伝が挟まれるんだけど…、なんでこんな盛大なネタバレしちゃうんだ!?
外の世界の現状や、2人の人物が生きて外の世界に出ちゃってるのを見せられるので、目が点になっちゃいました。
それとも、この時点で外の状況をわかってなきゃマズイのかな!?
「外に出ちゃダメだ」っていう言葉の意味も分かっちゃうし…、第6話の衝撃がかなり削がれたので、わたしはめっちゃショックでした…。
第5話:疾走する青春の絶望ジャンクフード
第5話は、ストーリーの構成上、全く謎が解けなかった。
自身の容疑を晴らすのは1話以来だったけど、それよりも、
という一点に集約されていましたね。
少し迷ったけど、追求しちゃったら謎が解けない雰囲気が漂っていたので、「追求しない」を選択。
結果、主人公がクロ(犯人)になっちゃうから、
処刑シーンで”あの子”が助けてくれた時はうれしかったなぁ。
あの子はデスゲーム不参加だから、100%信頼できちゃう。
一番好きなキャラクターかもしれません。
バッドエンドではなく、ゲームが続いていくような感じだったのでホッとしました。
嘘を追求していたらどうなってたんだろう…。
第6話:超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由
いよいよラストの第6話。
ここでの捜査も楽しかったですね。
死体のすり替えトリックまでは分かったけれど、モノクマからヒントとしてもらった写真がどうも分からなくて…。
これまでは必要な情報以外与えられなかったから、絶対この写真にも、
があると思ったんですよ。
主人公には記憶がないだけで、自身が黒幕だったんじゃないか?って思ってました。
学級裁判が開廷したら、一瞬でその疑問は解決しましたけどね。
ただの陽動だったのか…。
モノクマ劇場でのネタバレと、写真の疑問が解けたことによって、事件の見通しは良くなったんだけど、さすがに2年間という事実には驚きました。
ある程度の期間は”そういうこと”なんだろうと思ったんだけど、なるほど。
そう考えれば、「人類史上最大最悪の絶望的事件」のことも説明がつきますね。
黒幕が正体を現して…、どれくらいフェイクと顔が違うんだろう?と思っていたんですが、ほとんど顔の違いがわからなくて焦った!
黒幕を倒して、学園を出る。
良いシーンですね。
絶望を共に乗り越えた者として、仲間たちに信頼関係が生まれているのが爽やか。
扉から射す光は、本来なら絶望の光なんだけど、希望の光に見えてしまうのがすごい。
と思ってしまうような、綺麗なエンディングでした。
コメント
モノクマ劇場でのネタバレですか!僕が遊んだ時はまだ絶望少女が出る前でしたし、ネタバレはありませんでしたが、誰が生き残るかとかわかってしまうの残念ですよね。
記事を読んで、予想以上に自分の細かい部分の記憶が抜けていましたw。3話と4話がごっちゃになって、犯人の記憶が曖昧でした。また遊んだら楽しめるかな?
1.2と楽しめたのであれば、ぜひV3も遊んで欲しいです。負けず劣らず驚かされると思いますよ。
そうなんですよ!
「誰がいなくなるのかわからない!」というデスゲームならではのドキドキが削がれちゃって結構ショックでした(×_×)
だいぶオブラートに包んで書いたので、わかりづらいのかも!
ダンガンロンパは被害者さえもネタバレになっちゃうから難しいですね~
まだ公開してないですが、2の記事ではネタバレ回避、諦めました。笑
あ!やっぱりV3も遊ばないとですか!
驚きたい!驚きたいからプレイします~ヾ(*´∇`)ノ
ネタバレ回避で感想を書くのって相当大変ですよね。どんな一言がきっかけで影響与えるかもわかりませんし。小説でも、叙述トリック(読者の先入観をうまく利用してバレないように話を進める感じです)とかは驚きが大きいのですが、そもそも叙述トリックが良い!とか言ってしまうとそこがすでにある意味でネタバレになったりしますしね。でも、ダンガンロンパにしても、伝えたい気持ちと、それを同じように未体験の人に味わって欲しい気持ちもあるから葛藤しますよね(笑)。
というわけで、V3も間違いなくおススメとしか語れませんが、感想記事を楽しみに待ったます!
ダンガンロンパは、ゲーム体験や演出よりもシナリオによる面白さが大きいので、なにも言えないですよね!笑
V3はもう、なにも聞かずに飛び込んじゃります!(`´)ゞ
あ、絶対絶望少女が先だし、オクトパストラベラーも楽しみな新作だし…。
ダンガンロンパシリーズに手を出したことによって、遊びたいゲームが山積みだぁぁ…(×_×)
絶女のネタバレがあるとわにやまさんが言ってたの聞いてよくわかってなかったんですが
PS4版独自っぽいですね。
vita版当時はまだ絶女出てなかったんでそういう危惧すらなかったんでw
これは逆に絶対に絶女やらなきゃね笑
一章は犯人簡単すぎるけど被害者にびっくりだよねw
ただV3ではこの1章以上に衝撃受ける展開があります
さてわにやまさんがリアルタイムでどんなツイートくるかが今から楽しみ
全然本編知らないけどプロテイン知らなかったのはクスってきましたw
液体っぽくなるのは粉末をシャカシャカ振って牛乳とかで溶かして飲む状態です笑
エンディングに関しては3作の中で1が一番好きやなー
ミステリとしては簡単だったけどこの演出のおかげで個人的に初代の評価高いんだよね。
賛否両論のV3のエンディングでの感想今から待ってます!笑
あのネタバレは驚いたよ~(  ̄▽ ̄)
しれっと宣伝してくるから、ある意味、一番悪魔的でモノクマらしい!
結構、6章の驚きが減りましたよ?笑
そう!プロテインは「飲んでる」イメージあったから、粉末だなんて思わなかったんだよね!
なるほど、あれは溶かして飲んでるのか…
これで、プロテインのトリック来ても安心やな!(もうこない)
1はほんと、綺麗に終わりすぎてて「これ、2どうすんの!?」って、思ってたんですよ。
だから、しれっと始まった2にめっちゃ戸惑ったし、ちゃんと1を絡めてくるシナリオにビビりました。笑
わぁ~、ウユニさんの話聞いてたら、V3めっちゃ気になるー!!!
1章と賛否両論のラスト?早く遊びたい!