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【ストーリー感想:コナー編】人間かアンドロイドか…コナーが最後に下した決断は|Detroit: Become Human(デトロイトビカムヒューマン)

ストーリー感想

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

PS4『Detroit: Become Human(デトロイトビカムヒューマン)』のストーリー感想。

アンドロイドが普及した世界を舞台に、プレイヤーは感情を持ってしまったアンドロイドとして3人の物語を体験していくことになります。

今回は、アンドロイドの刑事として活躍するコナー編。

ストーリー分岐が膨大なゲームの性質上、ネタバレ回避ができません。

読まれる際はご注意ください。

このゲームの記事
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交渉人

コナー最初のチャプターは、人間の子供を人質に取ったアンドロイドとの交渉。

チュートリアルも兼ねているので、人質を助ける難易度はかなり低いのですが、多く人がこのスケール感に圧倒されたはず。


家族一人一人の膨大な情報や、アンドロイドの機能を駆使した現場探索を行うなかで、

なぜ アンドロイドが人質をとったのか?

が見えてくる。

家族だと思っていたのに、自分が買い替えられると知ったアンドロイド。

事件現場で得た情報をもとに交渉し、人質を解放するも、アンドロイドは狙撃班によって破壊されてしまう


「嘘をついたな、コナー 俺に嘘を…」

破壊されたアンドロイドはコナーにそんな言葉を残していく。

まぁ…、そうなるか…。

というのが率直な感想。
ショックは受けたけど、しでかしたことの大きさを考えると止むを得ない感じも少し。


ただ   
アンドロイドという身でありながら、アンドロイドが破壊されるために仕事をしているんだ。という苦しさは十分に伝わってきました。

これがソフトウェアの異常なのでしょう。

尋問

相棒のハンクとともに、殺人を犯したアンドロイドを捕まえ尋問することになったコナー。

尋問では、選択肢によって対象のストレスレベルを「適正」まで上げる必要があるんですが、完全に勘違いしてました。


ストレスレベルを上げ続ければいいのだと思って怒鳴り続け、結果、変異体(感情を持ったアンドロイド)は自己破壊。

自己破壊を止めようと「介入する」を選んでしまったので、コナーまで破壊されるという悲惨な分岐に。

「尋問」チャプターでのグッドエンドはもちろん、ストレスレベルを適正まで上げて、自己破壊されずに事件の詳細を自白させること。


うまくいくと、ハンクがコナーの味方をしてくれるなど、大きな達成感を得られるものになっています。

わたしは自己破壊&死亡エンドのまま、ストーリーを進めることに。

鳥の巣

死んだはずのコナーだが、コナーは新しい機体にメモリーを移して捜査を続行することができる。
それだけ危機的状況の多いキャラクターになっています。

不審な物音の通報を受けて住居を捜索することになる「鳥の巣」。

変異体が共通して崇拝?している「 rA9 」という単語に、大きな意味を感じ始める。

変異体を発見し、追跡劇を繰り広げるシーンは熱くなりましたね。

映画みたい!
映画みたい!

 
「鳥の巣」チャプターでの重要な二択。

相棒の”ハンク”が変異体に突き落とされそうになり、

  • ハンクを救う
  • 変異体を追う

のどちらかを選ぶことに。

わたし、ここでもやっちまいまして…。

もちろん、ハンクは助けたいんですが、まだまだ物語の序盤だったので、

ここでハンクは死なんやろ

と、メタ視点で物語を見てしまったんですね。


そして「変異体を追う」を選択

予想通りハンクは自力で助かったけど、めっちゃ怒られて平手打ちされ、友好度がだだ下がり。


「この野郎!
任務を失敗するくらいなら俺が死んだ方がマシだってのか!
俺は何なんだ?データか?
お前にとっちゃ人間はその程度か?」

結局、変異体も飛び降りちゃうしで、ほんと、コナー編はうまくいかないことだらけです。

エデンクラブ

アンドロイドによって快楽が提供されているクラブでの殺人事件を追う「エデンクラブ」。

客からの暴力に対抗して人間を殺してしまったアンドロイドを発見し、激しいQTEの戦闘に。


2人のアンドロイドが襲いかかってくるのですが、どうやらこの2人は愛し合っている様子。

戦闘の末に、コナーが銃を拾い、

  • 撃つ
  • 見逃す

の分岐が提示される。


わたし、自分は”やさしい選択肢を選ぶ人間”だと思ってたんですよ。
これまでプレイしてきた多くのゲームでも甘ちゃんな選択ばかりしてきた。

だから、自分のとった行動に自分で驚きました。

わたし、「撃つ」を選んだんです。

ここに来て、ようやく気付きました。

わたし、もしかしてアンドロイドを人間として見てないんじゃないか…?

って。

だから撃てるんじゃないか?って。

自分の非情な一面に驚きつつ、実は、さらに先のチャプターで新たな気づきに到達するんだけど、それはまだ少し先の話ということで。


ハンクとの関係は「敵対」にまで落ち、もう手をつけられない状態に…。

次に展開する「ブリッジ」チャプターでは、ハンクに銃を向けられ、めでたく敵対ルートが解除

ハンクに撃たれ、わたしのメンタルはさらに落ちていく…。

天敵

アンドロイドの権利を主張するマーカスによって引き起こされた電波ジャックを調査するため、ストラトフォードタワーに。

ここでは、重要な事実が明かされます。

革命者マーカスの個体は、アンドロイドの生みの親である”カムスキー”から、画家であるカールに贈答されたものだったんですね。

テロ集団の足取りを追ううちに、計画を後押しした変異体を発見する。

追い詰められた変異体が銃を乱射しようとするので、プレイヤーは、

  • 銃を手に取る
  • ハンクを救う
  • 攻撃する

の3つの選択ができる。

「エデンクラブ」でのことがあったので、ここでも「銃を手に取る」の選択をした自分に、今回は驚かなかった。

前回とは違い、犠牲者を出さないための英断と解釈されたようで、ハンクに感謝される。


「お見事だな、コナー
人間を…救ったんだ 俺の命もな」

ハンクの友好度が上がり、ほのかに期待が生まれました。

ハンクとのグッドエンド、到達できるか…?

カムスキー

アンドロイドの生みの親である”カムスキー”に会いに行くチャプター。

どうやら、カムスキーは感情を持つアンドロイドを製造したいという意図があったようですね。

だから、どちらかというと、変異体が出現しているのは想定内。
むしろ、喜びすら感じているような風です。

ここで、コナーは「カムスキーテスト」なるものを受けることに。

コナーの前にクロエというアンドロイドがひざまずき、銃を渡される。


銃を撃てば、捜査に必要な情報を与えられる。

撃たなくてもいいが、その場合は情報を得られない。

さぁ、どうする。

ここまで来たら、なんとなく予想はつくだろう。

わたしはきっと撃つ。そう思ってました。

だけど、どうだろう、
わたしは「撃たない」を選んだ

もう、自分のことがよくわからなくなってしまった。

なんでクロエのことは撃てないのか。

わたしはずっと、アンドロイドを機械としてしか見ていないから、過去2度にわたり発砲したのだと思ってました。


だけど、気付いたんです。
そうじゃない。

わたしがクロエを撃てなかったのは、”撃つ理由がない”からだった

これまでの容疑者は、それぞれ人間からの抑圧と攻撃によって事件を引き起こして来たが、そもそも多くの犯罪には怨恨やトラブルがつきものだ。

理由はどうあれ警察は犯人を捕まえてさばきにかける。


アンドロイドだからと言って、罪が許されるべきだとは思ってない。
たとえ、アンドロイドに対する公平な裁きがまだ行われていなかったとしても。

アンドロイドだから。人間だから。じゃなくて、もっとフェアな視点で物語を見ていたんだと気付きました。

だからって、発砲していいのかと言われると、多少の飛躍はあるのですが…。

選択肢の副産物として、ハンクの友好度はさらに上がり、一時は「敵対」まで落ちていたものの、「中立」にまで持ち直すことに成功。

少しずつ、コナーの未来にも陽が差してきます。

最後の切り札

ハンクとコナーは、アンドロイド絡みの事件から外され、苛立ちをあらわにする。

もう少しで解決できたはずだ、と   

ハンクに協力を申し出るが、友好度が「中立」だったので、ハンクは手伝ってくれませんでした。
残念。

仕方がないので、一人でアンドロイドたちのアジト”ジェリコ”を探ることに。

これまでの証拠品がズラリと並びますが、全ての容疑者を破壊してきたので、証拠品は過剰なくらい揃ってます。

うれしいような、悲しいような…

 

攻略上では、「交渉人」と「鳥の巣」の2体のアンドロイドだけでジェリコに辿り着けるようになってるんですね。

多くの犠牲を出しすぎた…。

交わる運命

ジェリコにたどり着いたコナーは、革命の先導者マーカスと対峙。

アンドロイドでありながら、アンドロイドの革命を邪魔するコナー。


マーカスはコナーを説得しようと、人間の不条理を訴える。

ついに、コナー編最大の分岐が提示される

  • 変異体になる
  • 機械のままでいる

これは、迷った…。

いや、迷ったというよりも、この二択しかないことに複雑な気持ちを抱いた。


なぜ、人間をヘイトすることが真シナリオのように描かれるのか。

ぶっちゃけてしまうと、わたしの中で、コナーは最初っから変異体だ。
アンドロイドの主人公を、人間のプレイヤーが操作している時点で全員が変異体。

だけど、人間側でもなく、アンドロイド側でもなく、いち刑事としてコナーというキャラクターを操作してきたから、ここでアンドロイド側に寝返るというのは、わたしのコナーではない。

実際、この時点ではマーカスがどんな革命を起こすのかが選択されていない


平和的に解決されるのか、それとも戦争を引き起こすのか。

戦争を引き起こすなら、コナーはマーカスを止める。
それがわたしがプレイしてきて作り上げたコナーという人格だからだ。

変異した上でマーカスと衝突する。なんでその選択肢がないんだ、と。

なんで「アンドロイド or 人間」に二分してしまうんだ。

アンドロイド側につかないと変異体じゃない

って言われてるみたいですごく嫌だ。


追う者と追われる者がいるだけ。種族の違いじゃない。

コナーは戦争を引き起こそうとする主犯格を捕まえにきているだけなんだよ。

コナーは革命には参加しない変異体。
人間の中にもアンドロイドに友好的な者がいるように、アンドロイドの中にも人間に友好的な者がいたっていいじゃないか。

…。

結局、1周目で選んだのは「機械のままでいる」

やっぱりマーカス側につく未来は想像できなかった!


「目的を果たせるのは どちらか1人」

コナーはマーカスに撃たれ、破壊されてしまう。

運命の分かれ道-機械編-

思い通りのストーリーが紡がれない苦しいコナー編。

機械として生きることを選んだコナーは、革命の主犯格マーカスを狙撃するためにビルの屋上に。


先にも嘆いたが、わたしは平和的な解決には手出しをしたくない。

だから、マーカス編で平和デモを決行したのに、狙撃しようとするコナーには悲しみしか芽生えなかった。

ちがう、コナーはそんなんじゃないんだ…

 

自由を勝ち取るために戦うアンドロイドを支持するハンクが、コナーの狙撃を阻むために立ちはだかる。

中立だった関係は一気に「緊張」、そして「敵対」へと変わっていく。


「お前に感情なんてない それはただのフリだ!
そうやって友人ぶってるが その言葉の意味もわかっちゃないんだろ!」

あぁ、ハンクにも理解されないのか…。

その後、コナーはハンクとQTEの戦闘に。
ここではいくつかの分岐を見たので、振り返ってみる。
(友好度が高いと戦わない選択もできるが、あっさりした感じになる)

1回目:QTEにわざと負ける

1回目。
わざと負けた。

マーカスが平和デモを行った時点で、ハンクと戦う意味など、コナーにはないのだから。

追い詰められたコナーは、ハンクに問う。


コ「あなたが決める番だ
わたしは生き物か ただの機械か…」

ハ「お前は機械だよ」

ハンクに突き落とされるエンド。
苦しい。けど、悪くない。

とてもかっこいいビターなシナリオだ。

2回目:コナーの勝利とハンクの消失

2回目。
戦闘でコナーを勝たせると、ハンクを追い詰め、選択肢が提示される。

  • ハンクを救う
  • ハンクを殺す

もちろん、「ハンクを救う」を選択。

ハンクを助けるが、今度は隙をつかれコナーが突き落とされそうになる。


QTEに成功すると、コナーは攻撃を避け、ハンクがビルから転落。
ハンク死亡エンドとなる。

反射的に攻撃を避けてしまい、ハンクを失う悲しいエンドに。

3回目:コナー勝利ハンク生存

3回目。
わたしの中では、これがコナー編最高のエンディング。

  • コナーが戦闘に勝つ
  • ハンクを助ける
  • ハンクの攻撃を敢えて避けない

 

わたしのコナーは、残念ながら誰にも理解されることがない
だけど、ハンクには生きていてほしい。

コナーは破壊されても、再び戻ってこれる。
しかし人間であるハンクはそうはいかない。

ハンクを助けるために、敢えて自分を犠牲にするというエンディングだ。

最後、ハンクに突き落とされる際のQTEは余裕があり、意図しない限りは成功するものになっている。

だから、これを敢えて避けないというのは、とても苦しい。心では信頼している相棒のハンクに殺されるのだから。

この短いようで長く感じるQTEの瞬間こそ至高だった。


ハンクに理解されなかった悲しみと、ハンクに生きていてほしいという想いが巡る時間。

理解されなくてもいい
ハンクが生きていてくれれば

この分岐を見た人は、わたしがプレイした時点では0%だった。

おそらく、本来の解釈とはかなり違っているのだけど、すごく余韻の残る分岐なので、興味があればぜひ体験してみてほしい。

運命の分かれ道 続き

機械コナーの最終エンディングは、自由を勝ち取ったマーカスの演説中に「銃を撃つ」「撃たない」を選べる。


「撃たない」を選ぶと、変異体になるという終わり方。

「マーカスを破壊する」というプログラムで動いている設定なので仕方ないけれど、いわゆる「アンドロイドに肩入れする」存在にはなってほしくなかったなぁ。というのがわたしの想いです。

運命の分かれ道-変異体編-

「機械のままでいる」は、真エンドではなさそうなので、次は「変異体になる」の選択肢でゲームをプレイ。

ハンクとの友情が欲しかったので、エデンクラブで「見逃す」を選択し直してプレイしました。

変異体となったコナーは、マーカスの計画をバックアップするため、倉庫に眠るアンドロイドたちを覚醒させるべく、サイバーライフ(アンドロイドを作っている会社)に乗り込む。

倉庫にたどり着くが、プレイヤーとは別のコナー機体にハンクが人質に取られてしまう。


「俺の命なんざ気にせず すべきことをしろ」

変異体にならないと、ハンクには理解してもらえないっていうのが悲しいけれど、ハンク、かっこいいです…。

顔が瓜ふたつのコナー機体と乱闘していると、ハンクが銃を奪い、コナーに銃を向ける。

しかし、同じ顔だ、ハンクにはどちらが本当の”相棒コナー”なのかわからない


あぁ、これはアンドロイドの特徴を生かした素晴らしい演出ですね。

相棒にしかわからないようなハンクに関する情報を言い合っていくが、情報がアップロードされているので、偽物も応酬する。

ハンク〜!本物はこっちだよー!

 

決め手となるのは、ハンクの息子。

本編プレイ中には写真くらいしか情報がなかったのだが、コナーが機械のままでいる分岐を選んだ時に息子に関する真実が明かされていたので、名前はすんなりと答えられた。


ハンクは偽物を撃ち、微笑みかけてくれる。

この笑顔が最高。

倉庫に眠るアンドロイドたちが次々と覚醒していき、最後には互いに目的を果たし合ったマーカスと合流。

素晴らしい大団円。

エンドロールでは、ハンクとコナーが再開する様子が描かれる。

言葉はないが、何も言わずとも通じているのがわかる。

コナーの笑顔は初めて見たが、とてもキュート。
その顔はもう、人間にしか見えない。

アンドロイド捜査官:コナー編

アンドロイドという立場でありながら、アンドロイドが引き起こした犯罪を解明するべく派遣された捜査官「コナー」の物語。

個人的には、コナー編が一番むずかしかったし、やり直したなぁ。
攻略が難しいというよりは、自分の思い通りにはストーリーが進まないもどかしさを随所で感じました。

犯罪捜査なので、起承転結がはっきりとした1話完結のチャプターが多く、序盤に一番入り込めたのはコナー。

わたしの中のコナーお気に入りエンドはほとんどの人が見ていないものだったので、ぜひ見てほしい!

ハンクの相棒になれる真エンドも壮大で素晴らしかったです!

コメント

  1. ストーリー編だけで三部作ですか!笑
    のめり込んだが故に一旦放置からの噛みしめるようにプレイした様が目に浮かびますw

    正直コナーの選択肢が一番悩みましたね〜
    立ち位置が一番難しかったからかな。
    俺の初見での選択と理由も簡単に書いてみます。

    鳥の巣→ハンク救出
    変異体が特に悪いことしてるように思えなかったのが理由ですね。
    絶対捕まえなきゃいけないというふうに思わなかったんで。

    エデンクラブ→撃つ
    理由はどうあれ人殺しましたからね。
    逃がすのだけはいかんと思いました。
    足撃つくらいで足止めしてくれればよかったんですけどね。
    ハンクの好感度高かったからかブリッジでは撃たれず。

    天敵→ハンクを守る
    これは迷わずでしたね〜
    名コンビに感じ始めてた矢先でしたし。
    実はコナー死亡ここが初めてで復活することにビックリしました笑

    カムスキー→クロエ撃つ
    クロエがあまりにも機械的だったから悩んだ末にコナーは任務選ぶかなと。
    結局選択肢ミスってろくな情報得られませんでしたがw

    交わる運命→機械のまま
    これはわにやまさんと同じですね笑
    コナーに意思があっても人間と争うこと選ばんだろうなという気がして。
    ちなみに初見ではマーカス死んでたんでノースに共感できなかったのもある笑

    運命の分かれ道→勝利からのハンク消失
    この展開は望んでなかったんだよなぁ…
    ハンクと戦いたくなかったよ。
    その後ノース殺したら”忠実な犬”ってトロフィー貰っちゃいました(^^;)

    真エンドのサイバーライフでのハンクとの邂逅良かったですよね!
    エンディングでのハンバーガー屋の前の抱擁には泣きました笑
    この2人の関係性が変わって行くのがとても好きでした。
    マーカス編とカーラ編も待ってます!笑

    • 本当は1つの記事にまとめるつもりだったんですが、書いてるうちに2万字を越える未来が見えたので、さすがに分けることにしました!笑

      おー!
      ウユニさんの分岐見れるのうれしい!
      このゲーム、人の分岐を聞くのが異常に楽しいです。笑

      天敵で初の死亡ですか!すごいなー!
      わたしのコナーは全部で4回も破壊されてますよー(  ̄▽ ̄)

      ウユニさんも1周目は「機械のままでいる」だったんだ!
      そうか、マーカスがいないと、ノースがリーダーになるんですね。
      過激派だから、ノースについていきたくないのはわかる気がします。
      ノースが革命を起こして勝利を勝ち取る描写、見てみたかったです。
      きっと、暴力的な革命を起こしてるんだろうなぁ。笑

      ほんと、コナー編は迷える選択肢が多いです!
      「人間or機械」の選択肢に向けて、プレイヤーがどんなコナーとして生きるかを作っていくことになるんだろうけど、結果、二択では割りきれない繊細なコナーが出来上がっちゃった感じですね。笑

      真エンドのハンクは素晴らしかった…
      物語の先でも、コレステロールやお酒に口出しするコナーと、うとましくあしらうハンクの様子が浮かぶようでした。
      名コンビでしたね!^ – ^

  2. 変異体になるかどうかのシーンは、「人間にとって都合のいい道具のままでいる」と読み替えてはいかがでしょうか?
    人間にとっては、「友好的な変異体」などいらない、自分たちに従順な意志のない奴隷のままでいて欲しい、ということなので。

    • そうですねぇ、アマンダがプログラムである以上、変異体にならなければ、プログラムを執行するだけの従順な機械ですから、解釈としては理解しているつもりなんですが、どうも腑に落ちない選択肢だったので((^^;)
      平和デモをしているマーカスを撃ち殺せとか命じられてたら、ソッコーで変異体になってましたね!(๑•̀ㅂ•́)b

      •  コナーが機械ルートを選べば、人間からは利用され、アンドロイドからは疎まれる存在になります。ハンクはアンドロイド寄りですし、コナーは誰からも受け入れられない存在になってしまうのではないでしょうか。それはコナーに不幸を強いることになるかと。わにやまさんに対してやや批判的な言い方になりますが、残酷ともいえます…。

        • いえいえ!りーさんが「わたしはこう思う」と考えられるのと同じ熱量で、わたしにも「わたしはこう思う」っていうのがあるので、意見が合わないのは自然なことだと思います。
          ゲームをプレイした人がみな同じ解釈になるわけないですからね。
          異なる思いや解釈があって、それをぶつけ合うのもゲームの楽しみのひとつだと思います。
          ただ、同じ意見を持てない相手に、自分の考えを強要する必要はないかと。
          わたしはりーさんとのやりとりで「こういう考え方もあるんだな」と思えたので、それで十分満足させてもらっています。
          ありがとうございます。

          • お早いご返信ありがとうございます。
            私はコナーとマーカスの対決シーンで、「機械ルートではコナーの味方などいなくなってしまうのでは?」と考えました。(マーカスやカーラよりコナーを贔屓していることもありますが)勿論、わにやまさんはわにやまさんの意見をお持ちだと思うので、強要しているつもりはなかったのですが、言葉が足りず、申し訳ありません。
            これも解釈の、あるいは思想の差異になりますが、私はそれぞれのコナーは替えがきかない固有の存在と考えています。例えるなら、ペットを亡くした飼い主が、亡くしたペットと同じ種類の動物を見せられても、亡くしたペットと同じと見ることは出来ない(難しい)のと似ているでしょうか。

          • ゲームという性質上、世界の外側が”無”なので、「マーカスの仲間にはならないけど、変異体であってほしい」というわたしの思いはただの空想ですから、りーさんのおっしゃることはもっともだと思います。
            対決シーンに至るまでに、プレイヤーそれぞれに異なる「コナー」が作り上げられるので、わたしは刑事としてのコナーの信念(勝手に創造したもの)を裏切りたくなかった。たとえ味方がいなくなっても。
            そもそも、変異体になったら全員が人間に反旗を翻さなければいけないというのが納得いってないので…。
            だからわたしは、ハンクに殺されるシーンが好きなんです。
            「ゲーム」という敷かれたレールの外に、自分の想像力でコナーという”人間”を作り出せる。
            マーカスが勝利を掴めば、最終的にコナーも変異体になれますしね。
            りーさんの言う「替えのきかない」は叶いませんが…。

  3. ゲームをクリアしたものの、一番好きなキャラだったコナーの立ち位置に納得がいかずモヤモヤしていた所でこちらの記事に出会いました。

    私もわにやまさんと同じく、あの最大の二択を納得して選べませんでした。刑事として人間にも機械にも友好的ながらも、中立を保つ存在、私が作り上げたコナーの人格もまさにそれでした。悩んだ末、変異を選びましたが、その後はマーカスの右腕としてデモを率先して率いる存在となるわ、挙句にはジェリコ2代目になったりと、気持ちが全然ついていかなかったです…笑

    もうプレイするのはやめようかなと思っていましたが、わにやまさんのオススメのルートなら自分も納得できそうな展開で、もう一度やってみようという気持ちになりました!紹介いただいてありがとうございます。

    せっかく分岐が多いゲームなのだから、善 対 悪、人 対 アンドロイド、だけの二元論に留まらない構図をもっと用意してくれたら、(自分にとっては、ですが…)味わいのある良いゲームになったと思います。

    • omarさん、こんにちは!
      あの選択肢で同じくモヤモヤされた方に出会えるとは感激です!
      コナーは変異体になるのが遅いですから、それまでの長い期間のなかで、刑事としての矜持だったり、コナーとはかくあるべきだと人物像を作り上げてしまっているとマーカス側につくのは不自然に感じてしまいますよね。
      マーカスの下についたときに、「今までの私はどうかしてた」みたいなこと言うの、ひとつひとつの事件に真摯に向き合ってきた時間を否定されたみたいで悲しかったです。

      わたしの感想もまったく同じで、あまりにもアンドロイド対人間に二分されてしまっているなと。
      アンドロイドに友好的な人間はいるのに、人間に友好的なアンドロイドの存在は許されなかったり。

      記事でも書いてますが、ハンクと対峙するシーンはビターではあるものの最後までコナーらしくいられるのでぜひプレイしてみてくださいね!

      • 一年も前の記事にお返事を貰えると思わず、(それもこんな熱量のある!)嬉しいです。

        わにやまさんのコメントにいちいち共感してました 笑

        私も、メインキャストはプレイヤーが操作してる時点で、最初から全て変異体(あるいは変異ギリギリの存在)だとメタ的に解釈していたクチでした。

        だから余計に、コナーが命令だけでなく、刑事として信条を持って動いているとキャラ付けしていて、やってきた事を「間違いだった」と否定する姿にやりきれなさを覚えたんだなぁと、お返事を読んで気付かされました。

        ですが今日早速、例のおすすめのエンドを見まして、とてもスッキリできました!教えていただいて感謝です。

        • 返信遅くなってすみません!
          たしかに、もう1年以上前にプレイしたゲームになるんですねぇ。笑
          キャラクターとの一体感が強かったから、今でもストーリーをすぐに思い出せるんだと思います。すごいゲームです^ – ^

          あのエンド見られましたか!スッキリされたようでよかったです!
          ハンクに襲われるのは胸が締め付けられるようですよね。
          わざとハンクを生かす分岐も好きですし、ハンクに生死を委ねたときのセリフもかっこよくて個人的にはデトロイト屈指の名シーンだと思ってます♪
          こちらこそ、久しぶりにデトロイトのお話ができて楽しかったです。ありがとうございました^ – ^

  4. 最近デトロイトに出会いクリアしました。
    気づいたら徹夜していたほど圧倒的なクオリティとストーリーに引き込まれていました…凄い作品ですね。

    主人公それぞれに思い入れがありますが、特にコナーの物語は”変異するか否か”で大きく展開が変わるので一番悩ましかったです(^^;)

    元々コナーに抱いていた人物像が、
    「自分の責務を果たす人物」 なので、
    捜査の末に特定した『ジェリコ』という現場で、そこにいる革命家のリーダーに説得されて仲間になるという判断はコナーの信条的にらしくないのでは?
    と思い、変異するか否かの選択ではコントローラーを握りしめたまま時間切れまで動けず。
    (そして機械ルートへ…)

    アンドロイドと人間の狭間で生きているコナーが魅力的だったので、
    種族関係なく「コナーとして」のアイデンティティを汲んだ選択肢がもっとあればよかった、それならきっと納得してコナーを変異体だと認めることが出来たんだろうなと思います。

    …とクリアしてから考え込んでしまい
    色んな方の感想を見ていたのですが、
    わにやまさんの感想や視点にハッとしたり共感できるところが多々あり、コメントさせていただきました。

    周回を重ねて自分なりの考えを出して行こうと思います(^^)

    • コメントありがとうございます。返信遅くなってすみません!
      気付いたら徹夜しちゃうほど、あの世界に没頭してしまうのすごくよくわかります!
      わたしも「交わる運命」のチャプターに入って、3人のストーリーが絡み合ってくるともうやめられなくなって最後まで勢いでプレイしてしまいました!

      コナーは一番、プレイヤーによって人物像が変わってくるキャラクターなんじゃないかと思います。
      マーカスは平和か暴力かの2択ですし、カーラは生存が目的ですが、コナーは変異体になるか否かの選択肢までにプレイヤーの数だけ人物像が作り上げられていくんだろうなと。
      その多様なコナー像は、アンドロイド側につくか、機械のまま任務を遂行するかの二択では表現しきれなかったのかもしれませんね。

      「アンドロイドと人間の狭間で生きている」コナーを表す素敵な表現ですね。
      周回でまだ見ぬいろんなコナーを見られると思いますので、まだまだ楽しんでください!

  5. 最近デトロイトをクリアした者です。
    コナーに関する感想や考察を探していてこちらのブログに辿り着きました。

    全編とても楽しめたものの、最推しキャラであるコナーの話の展開がどうも消化しきれなくて……
    特に、「機械ルートで進めるとグッドエンド的なものにはならないこと」
    「変異したら問答無用でマーカス達の仲間になること」
    あたりが腑に落ちなかったので、この記事を読んでとても共感いたしました。
    私は序盤~中盤の中立的立場であるコナーが好きなのですが、
    物語のテーマ的にもシステム的にも、それを貫かせるのは難しかったのかもしれませんね。

    わにやまさんのおすすめエンド、次の周回で見てみようと思います。
    素敵な記事をありがとうございます。

    • 返信遅くなってしまい申し訳ありません!
      こちらこそ、素敵なコメントありがとうございます。

      つくづくコナーは人気者だなぁと思い知りますね!
      わたしも「どちら側」という概念でコナーを見ていなかったので、刑事の職を捨てアンドロイド側につくことでしかハンクと分かり合えないことにモヤモヤ〜っとしていました。

      コナーが刑事時代に扱う事件がアンドロイドを一方的に虐げるものばかりだったら人間という存在に疑問を持ったかもしれませんが、コナーはアンドロイドの加害事件担当なので、人間への暴力も看過できないんですよね。
      むしろ、同じアンドロイドでありながら、どんな理由があってもアンドロイドが人を傷つけることを良しとしないコナーに惹かれていたのかもしれません。
      マーカスが人間からアンドロイドへの犯罪の裁きを望むなら、逆もまた必要だなと。

      ぜひぜひ!
      あのエンディングはハンクに判断を委ねて突き落とされるのも、あえて抵抗せずにハンクを生かすのも、最高にビターで染みるので見てみてくださいー♪