ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は『ファイナルファンタジー10』の主要キャラクターの感想を書いていこうかと思います。
FF10は、キャラクターデザイン、衣装デザインがとても素敵ですね!
見た目だけじゃなくて、内面にもスポットを当てて、振り返っていきますよ。
ティーダ

名前:ティーダ
1000年前の世界から来た少年。
故郷ザナルカンドに帰る方法を探しながら、召喚士ユウナとともに旅をする。
ティーダの印象はこの一言で十分ですね。
まっすぐな、まっすぐなキャラクター。
1000年後の世界に突然放り込まれ、頼れる人もおらず、故郷に帰る方法もわからない。
わからないなりに突き進むのがティーダの魅力。
迷ったとしても立ち止まらない。
旅を進める中で、様々な真実を知り、後悔するも曲がらない。
どうすることもできない現実にぶつかったとしても、ティーダの行動はいつも単純です。
絶対に守る。
単純明快だけど、しがらみの多い世界では、そんな単純さを時に見失ってしまいます。
ティーダの行動によって、
と、大切なことに気付かせてくれる。
守るべきものに立ち還らせてくれます。
ティーダは、「誰かのために」強くなれる人。
ユウナに「笑っていてほしい」と言われれば笑顔でいられる。
守るべきもののために、無茶ができる。
自分の運命を受け止め、最後まで笑っているティーダが好きです。
「これがオレの物語だ!」
「オレ……この青さはなくさない」
「そこにユウナがいる だったら助けに行く そんだけッスよ!」
ユウナ

名前:ユウナ
人間の脅威であるシンを倒すべく召喚士になった女性。
究極召喚の力を授かるため、ガードとともに各地を巡る旅をしている。
ユウナはとても美しいと思いました。
綺麗な顔立ちもそうだけど、和装を纏った姿が凛としていて、FF10のファンタジー世界でひと際目を引きます。
聖女と呼びたくなるほど完璧で、自分を犠牲にしても誰かのしあわせを願う人。
でもね、実はユウナはすごく感情移入しやすいキャラクターだったりします。
人の期待を裏切れず、自分を押し込めてしまう。
「永遠のなぎ節」で、人に迷惑をかけることに罪悪感を感じてるユウナを見たとき、
って感じました。
物語終盤には、主人公のティーダよりもユウナに感情移入してしまって、わたしのせつなさの中心はユウナでした。
会いたい人に会うことが叶わず、夜を明かした経験がある人は、ユウナに気持ちを持っていかれてしまうと思う。
「わたし 『シン』を倒します。かならず倒します。」
「キミといっしょにいても…… わたし きっと笑えない」
「素敵だけど……つらいよ」
アーロン
名前:アーロン
ティーダを1000年後の未来へと導いた人物。
かつて、シンを倒した大召喚士ブラスカのガードとして活躍した。
今はユウナのガードとして、旅に同行している。
シブい!
激シブッ!
アーロンもキャラクターデザインが素晴らしいです。
酒引っさげて、片腕を隠している姿は武士のようですよね。
片手で剣をぶん回して、肩で剣を持つ。
アクションの所作に惚れます。
ストーリーをひっぱっていくような役割を担っているので、頼れるおじさんですね。
過去にシンを倒したことがあり、旅の先に待ち受ける出来事を知っているアーロン。
しかし、けっして甘やかさず、自分たちの目で見て考えろと、若い世代を見守る。
ここぞ!という場面で名セリフを吐いてくれるので、アーロンが話すとバシッと決まります。
ただ…、意外と向こう見ずな一面があって、トラブルメーカーだとティーダにいじられるのが面白い…。
「これはお前の物語だ!」
「もう お前たちの時代だ」
「自分の心で感じたままに 物語を動かす時だ!」
ワッカ
名前:ワッカ
ビサイド島に住む男性。
ユウナ、ルールーとともに育ち、ユウナのガードとして旅に出る。
ティーダに亡き弟の姿を重ねている。
それがワッカ。
FF10に出てくるキャラクターは、みんなかっこいいんです。
大切なものを持ち、立ち向かい、守る。
でもね、ワッカは少し違う。
アルベド族に強い偏見を持ち、亡き弟にとらわれ続ける。
弟の死を乗り越えなければ
頭ではわかっていても、そう簡単には割り切れない。
すごくリアルな人間の内面を持つのがワッカ。
周りがカッコマンばっかりなのがかわいそうになるくらい、ワッカだけがダサい。
泥臭い。
いや、けなしているわけじゃないんですよ。
それがワッカというキャラクターの魅力。
「やっぱりおまえは 異界の住人なんだよな……」
「ここで逃げちゃあ…… オレぁ オレを許せねえよ」
ルールー

名前:ルールー
ビサイド島に住む女性。
ユウナ、ワッカとともに育ち、ユウナのガードとして旅に出る。
ユウナのことを妹のように思っている。
黒装束に身を包み、かっこいい雰囲気をビシビシと放ちながら、モーグリを抱える。
「ルールー」という名前もかわいいですね。
ギャップを感じさせてくれるキャラクターです。
ユウナのお姉さんのように頼りになって、弟の死から前に進めないワッカを叱咤する。
アーロンが加入するまでは一番大人で、ティーダにこの世界のことをいろいろ教えてくれました。
ルールーを語る上で、チャップは外せませんね。
大切な人を失った過去を持ちますが、ワッカとは違い、
「乗り越えた」とは言えないけど、前に進もうとしてる。
だから、
と過去にとらわれ続けるワッカには怒りのようなものがあったと思う。
「生きているかも…」と願うことは、ルールーにとって希望ではないんだから。
「痛めつけてやった?」
「あんたは…あれでいいんだよね」
「ガードとしての最後のつとめ 果たさせていただきます」
キマリ
名前:キマリ
幼い頃からユウナを見守ってきたロンゾ族。
召喚士になったユウナの旅にガードとして同行する。
キマリは、最初なんにも話してくれないからつかみどころのないキャラクターでした。
初志貫徹。
まったくぶれない。
それがキマリ。
キャンプや飛空挺で、常にユウナの側にいるのはキマリでした。
あんなに四六時中キマリに守られていたら、ユウナに悪い虫はつかないだろうなぁ〜。
幼馴染としてユウナと共に育ったルールーとワッカと違い、常に守る立場としてユウナと関わってきたキマリ。
父のいないユウナにとって、頼もしい存在だったと思います。
言葉数が少ない分、キマリに褒めてもらったときはうれしかったなぁ。
長身で動物的な美しさがあり、とてもかっこいいです。
アーロンとキマリ。
あの2人が並ぶと迫力がすごい!
「ユウナの前はキマリが守る」
「キマリが死んだら 誰がユウナを守るのだ」
「お前は前だけ見て進め キマリが背中を守る」
リュック

名前:リュック
アルベド族の女性。
ユウナとは幼い頃からの仲で、再会を機にユウナのガードとして旅に同行する。
リュックは、ゲーム後半になるほど光るキャラクターでした。
周りのガードたちが、ユウナの意志を尊重して何も言わないのに対してリュックだけが最後まで諦めない。
自分の身近な人間のしあわせを願う。
みんなが飲み込んでしまった不条理に疑問を投げかけ続ける。
ユウナの旅にリュックがいてよかった。
エボンの教えを崇拝していないアルベド族だからなんでしょう。
ティーダとめちゃくちゃいいコンビでした。
でも、なーんにも案が思い浮かばなくて「イヤダイヤダ」言ってるのがかわいかったです。
あとね、一人だけ「ユウナ」のことを「ユウナん」って言うのが好き。
「もうやだ〜!雷やだ〜!!」
「覚悟ばっかりさせて……ごめんね」
「いやだよ 自分で言いなよ」
まとめ
終始かっこいい主人公ティーダを筆頭に、魅力的なキャラクターばかりでしたね!
一番好きなキャラクターはユウナかな。
物語後半には、ユウナ視点で物語を見ていたので、せつない気持ちでいっぱいでした。
衣装デザインでも、ユウナの和装が特に好きです。
かっこいいとかわいいを併せ持つルールー
も捨てがたい…。
FF10は衣装デザインが素晴らしいですね!
ユウナを中心にした信頼関係の厚い仲間たちでした。