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ファイナルファンタジー9(FF9)【ストーリー感想】名セリフ、名シーンを振り返る。ビビの成長に涙…

ストーリー感想

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

今回は『ファイナルファンタジー9』のストーリー感想。

名セリフと名シーンをピックアップして振り返っていきますが、”わたしが”グッときた場面になるので、「なんであのシーンがないの!?」ってこともあると思います。あしからず。

この記事はネタバレ含みます。閲覧にはご注意ください。

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ファイナルファンタジー9(FF9)名セリフ・名シーン

誘拐させていただきます


主人公ジタンとヒロインガーネットの出会いのシーン。

「それでは 王女さま
今から、わたくしめが あなた様を誘拐させていただきます」

”誘拐”という乱暴な行為に反した紳士的なセリフが美しいです。

なるほど、主人公のジタンかっこいい!と思えたシーンでした。

黒魔道士たちとの出会い


自分が何者か知らないビビが、自分とよく似た黒魔道士が量産されている地下施設に足を踏み入れたときのシーン。

ビビには他の人間と同じように「自我」「自由に動く体」があるのに、機械的に製造されている自分の体を見たら、どんなにショック…、いや、混乱するだろう。

自分という存在が揺らぎ、足元から崩れ去っていくような不安と恐怖。

飛空挺の中で、ビビが黒魔道士たちに話しかけるも返事をしてもらえないシーンは、胸が締め付けられます。


知りたくもない事実が、どんどん迫ってくるような…、そんな感覚。

ビビリのビビが勇気を出して起こした行動の答えがこれだから、余計に救われない気持ちになります。

序盤にビビのストーリーがあってよかった。

いきなり鷲づかまれました。

黒のワルツ3号


ビビたちを襲う「黒のワルツ3号」に、心のないはずの黒魔道士たちが立ちふさがるが、黒のワルツ3号は非情にも彼らを蹴散らし、飛空挺の外へと投げ出されていく…。

ビビにセリフはなく、表情もよくわからない。

「怒り」よりも「かなしみ」。
一瞬だけでも心が通じ合えた気がした仲間たちが、ゴミクズのように扱われ消えていく。


このシーンはやばい…。

投げ出されていく魔導師たちをじっと見つめる瞳と、足がふらつき、ガーネットに支えられるビビの気持ちが痛いほど伝わってくる。

もう、ビビの瞳がせつなくて仕方ない。

そして湧き上がる「怒り」。
黒のワルツ3号との戦闘で、ビビは強制トランス状態に。


彼らに命がないなんて、信じない。

今、誰よりも人間くさく”生きている”のはビビだから。

ボクは…ボクがどんな人間なのかを知りたいんだ

フライヤと合流し、ブルメシアへと向かったときの一幕。

戦いに挑む前に、フライヤがビビに声をかけます。

「おぬしがこれから見る現実は、おぬしの生き方に影を落とすやもしれぬぞ?」

真実を知るということは、幼いビビにとって大きな意味を持つ。


「だけどボクは…… ボクがどんな人間なのかを知りたいんだ
もしかしたら…… 人間じゃないのかもしれないけれど……」

真実を知る覚悟を決めながらも、どこか弱気なビビらしいカッコよくてかわいいセリフ。

そのあとにクイナが言う「何を言ってるアルね?どこからどう見ても人間の子供にみえるアルね!」という言葉も好きです。

クイナはほんと癒し系。

クイナは本気でそう思ってるんだろうなって感じるから、頰がゆるみます。

「霧を止める」ことが持つ意味

霧の正体を突き止めるために、イーファの樹へとやってきたジタンたち。

霧を止めるということは、黒魔道士たちがこれ以上生まれないと言うこと。

ザ・ソウルケージは「答えよ、人形よ おまえは自らの出生を否定するのか?」とビビに問う。

「これ以上人殺しの道具なんてつくらせない!つくらせちゃいけないんだ!」


霧が晴れ、美しくなった世界に佇むビビ。

「ボク……間違わなかった?
これで…… 黒魔道士の仲間は、もう増えないんだ
ボク、みんなに嫌われる気がする」

ビビのセリフはいつもゆらゆら揺れていて、応援したくなります。

「大丈夫だよ」って、寄り添ってあげたくなる。


今回は、エーコがビシッとビビの肩を持ってくれるんですけどね。

「自分の気持ちに ウソついちゃダメなの
だってそんなウソついて欲しいなんて あんたの仲間は思ってないもの!」

弱気なビビと元気一杯のエーコ。二人はいいコンビです。

マダイン・サリとの別れ

いつも元気いっぱいのエーコだけど、天涯孤独でモーグリたちと閉ざされた廃墟で暮らしてきたから、ふとこぼした、

「もう、ひとりはさみしいの」

という本音の言葉が突き刺さります。

いよいよマダイン・サリを旅立つ決意をし、モーグリたちがエーコを見送るシーン。


「マダイン・サリという帰る場所があることを 忘れないでくださいクポ
ですが決して 重荷にはなさらぬよう 全てはエーコ嬢の 心、おもむくままに……
召喚壁の風が いつもあなたと ともにありますように」

エーコがいなくなってしまうのは寂しい。でも、エーコがマダイン・サリに留まり続けることも、きっとつらい。

思いやりに溢れた言葉にウルウル…。

この先エーコがどこへ行こうとも、故郷はたったひとつ、モーグリたちのいるマダイン・サリだよ。

大切な人の大切な人の死

自らが召喚したバハムートによって攻撃を受け、息絶えようとしているブラネ女王。

ブラネ女王にかけよるガーネットを見たときのビビの語り。

「ブラネ女王はほとんど動けない状態だった
……だから、もうすぐ、止まるんだと思う
ボクは、クジャも大キライだけど ブラネ女王も大キライだったから ……こうなることを望んでいたくらいだったから
嬉しいことなのに
泣いているおねえちゃんを見てると わからなくなってくる
ボクもなんだか 泣きたくなってくる……」

死ぬことを「止まる」と表現するのはビビならでは言葉ですね。


とても正直で、複雑な感情がビビの中に生まれているんだなぁと。

大切な人の大切な人の死を悼み、心を痛めることができるビビはとてもやさしいと思うよ。

大切な人の大切な人は、自分にとっても大切な人だと、想像できる人がどれだけいるだろうね。

そばにいたかったから

FF9で一番好きなシーンです。

召喚獣を抜き取るため、連れ去られたエーコ。

エーコの元へと急ぐジタンたちですが、あと一歩というところで間に合いません。

すると、エーコの懐に隠れていたモーグリが、顔を出す。

「クポ〜……
エーコ、いままでありがとう
心配ないクポ いつでもエーコと一緒クポ……」

モグは召喚獣へと姿を変え、身を呈してエーコを守ります。


「エーコのそばにいたかったから モグの姿になってたの
でも心配しないで いつでもエーコを守ってるクポ……」

エーコの手元には、互いにプレゼントしあってモグがつけていた「リボン」が…。

エーコにとっての、たった一人の親友であるモグ。

ううん、天涯孤独のエーコにとっては家族だったはずだから、そのモグが、隣で笑って過ごす日々を諦めてまでエーコを助けてくれたのが、あったかくてせつなくて泣きました。

いつもは、ピンチなエーコをほったらかして、一目散に逃げ出す弱虫なモグだったから。

だからきっと、チビりそうな思いで立ち向かったんだろうな。

大切な想いのつまったアクセサリー「リボン」。ずっとエーコに装備させていました。


そんなエーコを見て、ビビの起こした行動がまたいいんですよ。

「ねぇジタン!こんな時、なんて言ってあげたらいいの!?
ボク……今はいっしょに いてあげるぐらいしかできないから……」

ビビリで自分の問題に精一杯だったビビが、旅をして勇気を持ち、誰かに手を差し伸べてあげることができるまでに成長したんだなと。立派だよ、ビビは。

誘拐の約束


クジャを倒し、崩壊するイーファの樹へとたった一人で飛び込もうとするジタン。

ジタンはガーネットに別れを告げる。

「……あなた様を誘拐するお約束は 残念ながらここまでです
……わたくしめの勝手を どうかお許しくださいませ」

まだ誘拐中やったんかーい!

って、壮大にツッコミました。

てっきり、ブリ王の元へとガーネットを連れて行ったところで、「誘拐」の約束は果たされたと思っていましたからね。


しかし、プロローグのセリフへと回帰するこのシーンはとても美しいです。

2人はもう親密な仲間なのに、あえて改まった口調で話すところがかっこいい。

そして、気を利かせて向こうをむくスタイナーも◎

誰かを助けるのに理由がいるかい?


「誰かを助けるのに理由がいるかい?」

「なぜ助けにきた」と問うクジャに対してのセリフですね。

とても有名なセリフだったので、そっか、この場所で、こんな状況で言った言葉なんだなぁと、ようやく理解できました。

でも…、できることなら、ブラネのときもそう言って助けに行ってあげてほしかったなぁ。

エピローグ


1年後…。

ビビには子供たちができ、フライヤはフラットレイと再会し、エーコはシドの養子となり、クイナは…クイナのままで!笑

みなそれぞれの人生を歩んでいきます。

「ボクが何をするために生まれてきたのか……
ボクがいったい何をしていきたかったのか……
そんなことを考える時間を与えてくれてありがとう」

「ボクの記憶を空へとあずけに行くよ……」

ビビの語りが……、泣かせる…!

ビビぃぃー!!!


わたしにとってFF9はビビが主人公みたいな物語だったから、最後にビビの語りを聞けてうれしいです。

それがどんなにせつない語りだったとしても。

「ボクの記憶を空へとあずけに行くよ……」

「死ぬ」でも「止まる」でもない、これがビビがたどり着いた「生きる」ということなのかな。

命はめぐり、つながっていく   

まとめ

わたしのプレイしたFF9はビビとエーコしか出てこなかったのか!?と思われちゃうような感想になりましたが、それくらいビビというキャクターに心を持って行かれていました。

「ジタン、かっこいい!」はきっと、他の人がたくさん書いてるから、こんな記事もいいかなと!

せつないけれど、あたたかい気持ちになれる物語でした。

おまけ:ビビが強いということ


戦闘中に、ふと涙が出そうになる瞬間があったりします。

それは、ビビが強いから。

ビビは魔導兵器として製造された存在。

だから、ビビが強ければ強いほど「兵器」としての出生を思い知らされるようで、とてもつらかった…。

ビビの強さは、ビビの意思によって大きくなったものだと思っているけど、それでもやっぱり「黒魔法」をバンバン放つビビの姿にはくるものがあります。

でも、きっと。

ビビは人を傷つける魔法の使い方はしないね。

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