ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、3DS『なげなわアクション!ぐるぐる!ちびロボ!』の感想・評価です。
家庭用お手伝いロボット「ちびロボ」が2Dアクションになって登場です。
なげなわアクション!ぐるぐる!ちびロボ!
プレイ時間 | 12時間 |
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ジャンル | ちびアクション |
難易度調整 | なし |
良いところ
伸びる!はね返る!なげなわアクション
2Dアクションになったちびロボは、おしりのコード「ヒップラグ」を活かしたゲーム性になっています。
- 投げつけて敵を倒す
- 向こう岸にコードを差して渡る
- ターザンのようなロープアクション
- 届かない場所のアイテムを取る
- 届かない場所の仕掛けを動かす
などなど。
「ヒップラグ」は、ステージ内のアイテムを取ることで伸びる距離が長くなります。(ステージ毎に長さはリセット)
投げたコードは壁に当たると跳ね返るので、コードがどんな動き方をするか考えるのも楽しいですね。
多くの場所は、
という目印がついていますし、コードを飛ばす時の軌道も表示されているので、そんなに難しく考えることはありません。
コードの動きに新鮮味があって、2Dアクションのスパイスになっているという感じですね。
燃える!凍る!特殊能力も
特定の充電プラグでは、少しの間ちびロボが特殊効果をもつことがあります。
さしづめ「ファイアーちびロボ」と「アイスちびロボ」といったところでしょうか。

氷を溶かしたり、マグマを固めたり…。
効果には時間制限があるので、得た能力で「なにをしなければいけないのか?」を瞬間的に考えるのが楽しいです。
スピード感が魅力ののりものコース
2ワールドに1ステージの割合で、のりものだけでクリアするコースが用意されています。
通常のステージとは異なり、全編のりものだけでクリアするので、気分転換にちょうど良いんです♪
わたしが好きな乗り物は、
- スケボー
- 水上スキー
スピードに乗って、障害物をよけたり、ジャンプ台でタイミングよくジャンプするなど、反射神経と、リプレイでのステージ記憶が求められ、2Dアクションとはまた違った魅力ですね~。
スピード感あるのりものだけじゃなく、ゆっくり水中を進む「潜水艦」や、「風船」で空を飛んで風船が割られないように進むステージもあります。
お腹の空くおいしい収集アイテム
ステージ内にはいくつかの収集要素があるのですが、中でも特筆したいのが「実在するお菓子」の収集アイテムです。
お菓子ゲット時には、でかでかとパッケージが表示されるので、深夜のプレイはかなり危険!
メジャーなお菓子から、昔懐かしいお菓子、海外のお菓子まで、なんと100種類。
実際に思い入れのあるお菓子が収集アイテムになっていると、ゲットしたときの嬉しさってはねあがります。
ゲットしたお菓子は、特定のキャラクターにプレゼントすることで、ちょっとわざとらしいくらいのお菓子の説明(宣伝)が聞くことができ、これが面白い!
ちびロボらしい要素も
ちびロボの「ヒップラグ」を活かしたアクションとはいえ、本編では「ヒップラグ」をそんな使い方をしていなかったので、はっきり言って「別物」ではあります。
ですが、細かいところで『ちびロボ』っぽい要素が残っているのはうれしいですね。
- ステージ内のごみを拾って電力にする
- 体力は「ワット」でコンセントで充電(回復)
- 濃いサブキャラクターたちの登場
- 相棒の「トンピー」
など。
効果音や、キャラクターたちの会話の「ノリ」もらしさが残っています。
気になったところ
ルーレット式のコース選択
『ぐるぐる!ちびロボ!』最大のネックは、コース選択がルーレット式になっていること。
すごろくのように出た目の数だけ進むので、「 2 や「 3 」の大きな数が出ると、ステージを飛ばして進んでいってしまいます。

ワールドをクリアするにはすべてのステージをクリアしないといけないので、
ステージクリア時のミニゲームで、ルーレットを複数回まわせたり、お金でルーレットの目を変えることもできますが、そもそもルーレットにした意味がよくわからないかな。
ルーティン化するスタート地点の探索
このゲームでは、スタート地点の後ろに空白のスペースがあって、時々コインや宝箱が隠されています。
というのは、2Dアクションではよくあるギミックで好きなのですが、さすがに全ステージにあるのはどうだろう?と思いました。
こういうのってたまにあるから見つけた時に嬉しくなれるのであって、ルーティン化してしまっては驚きもないです。
高すぎるリプレイ性
ルーレット式のステージ進行を採用しているためか、リプレイ性が高すぎる作りになっているのは気になりました。

集めたお菓子をプレゼントするキャラクターはステージ内に会いに行かなきゃいけないし、そもそも1周目のプレイでは登場しない宇宙人の救出なんかもあります。
まぁ、周回する気がないならスルーすれば良いだけなのですが、ちょっと気になったかな。
無機質なコース
『ちびロボ!』といえば、小さなちびロボの視点で、わたしたちが普段目にしている雑貨や家具がギミック化されているゲームデザインも魅力だったんですよね。
しかし、2Dアクションになった『ちびロボ』のステージは、背景こそリアル世界をモチーフにしているものの、ギミックやステージはそのものは無機質で、これまで感じていたワクワクが失われてしまいました。
見た目や雰囲気はたしかに『ちびロボ』なんですが、「ちびロボである意味」はあまりないように思います。
まとめ
「なげなわアクション」が特徴の2Dアクションです。
システム的な不満(ルーレットとか)はあるものの、ステージギミックや動作は気持ち良いですね。
とがった面白さがあるわけではないですが、「ちびロボ」というかわいさに興味があるなら楽しめると思います。
ちびロボはかわいいですが、ちびロボである意味は薄いかなぁ~というのが印象です。
2Dアクションとしては、良くも悪くも「普通に面白く」、楽しめました。
特に、ラスボス戦がお気に入り!
コメント
確かにちびロボである必要は感じないゲームでしたね。
ルーレットはルーレットである必要とお得感が皆無でした。
ラストバトルのパンチアウトは面白かったです。
次回作があるなら、スイッチあたりで原点回帰して欲しいですね。
ちびロボというキャラクターは好きなんですけどね((^^;)
ルーレットは必然性が薄くてびっくりしましたw
目押しできたので、そこまで苦しまなかったのが救いです。
ラスボス戦で変身したときは「えー!どうなってしまうんや?!」と思いましたが面白かったですね!
ボコスカ痛快でお気に入りです^ – ^
原点回帰してほしいなぁ…。
あぁ、ほんとに復活してほしいです!
でも、ルーレットも、ドキドキするし、ワッツも多いから、便利だし 悪いとこもよく見るといいとこだから、いいと思う。
<完>
そうですね!好みによって見方はいろいろあると思います!
わたしは、プレイを強制されるのが好みじゃなかったので^ – ^