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ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ【レビュー・評価】なにげない日常を輝かせてくれるLiSマジックは健在!心を読める主人公が田舎町で起こる事件を紐解くアドベンチャー

レビュー・評価

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

2022年2月25日発売、Dontnodの人気アドベンチャー「ライフイズストレンジ」シリーズ第3作、PS5/PS4/Nintendo Switch『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』の感想をお届けします。

ライフイズストレンジシリーズは、選択肢によるストーリーの変化はありつつも、バッドエンドがなく最後までプレイできる遊びやすいアドベンチャーシリーズです。

どんなゲーム?
  • 選択肢を選んでストーリーを進めていくアドベンチャーゲーム
  • 田舎町で起こる事件の真相に迫るミステリー
  • 人の心の声が聞こえる超能力を持つ主人公が活躍
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ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ

プレイ時間 10時間
ジャンル アドベンチャー
難易度 誰でも楽しめる
最後まで自力攻略可能

 

ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ:短評

『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』は、ある超能力を持った主人公が田舎町で起こる事件の真相に迫るアドベンチャーゲームです。

繊細なキャラクター描写と演出に定評のあるシリーズだけあって、おしゃれな雰囲気がとっても素敵!


キャンバス風のアートワークとエモい音楽、それだけで、なんでもない日常が 映画のワンシーンのように輝き出します!

どこをとってもエモくて最高!

主人公は「心の声を聞くことができる超能力」を持っていて、人が抱えている悩みや怒りを知ったうえでどう行動していくのか?というのがメインテーマ!

ミステリーではありますがシリアスには寄りすぎず、人々の心の傷にフォーカスしていてしっとりと楽しめます!

自分の選んだ選択肢によって犯人をとり逃がすなどのミスはありませんが、人間関係の変化、ロマンスに発展するか否かなど、ちょっとした選択が徐々に物語に影響するので、後悔したりもするけど、それが面白い!

ロマンスの相手は複数人いるので、好きなキャラクターとの思い出を残せる
 
主人公は人の強い感情を読み取ることができる

複雑な家庭環境で育った主人公が、兄との再会を経てたどり着く結末とは   

“感情”をキーワードに紡がれる事件とちょっとしたサスペンス、そして、宝物みたいな日常描写を味わえるアドベンチャーゲームです!

ライフイズストレンジの空気感が好きなら楽しめる!


『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』は、シリーズの強みである「心地よさ」「エモさ」に関しては安定のクオリティを保っているため、このシリーズの空気感が好きな方なら楽しめると思います!

音楽やアートを愛する人々が多数登場しますし、インテリアはどこもおしゃれで小物の作り込みも丁寧で、プレイしていて 幸せな気分になれるアドベンチャーゲームなんですよ!

やっぱりこのシリーズに流れる空気は特別!

主人公のアレックスは、良きも悪きも内包した等身大の女性キャラクターなのが好印象ですし、LiS2とは違って自身が能力者なので「自分で物語を作っている」感じがより強く出ているのがいいですね!

現実世界でRPGを楽しむ「LARP」のパートが楽しい!
 
エピソード毎に主人公のファッションが変わるの、地味だけど気に入ってます!
 
エピソードクリア毎に世界のプレイヤーが選んだ選択肢を見られる!

 

善or悪の選択肢じゃないから悩むのが楽しい!


アドベンチャーゲームの選択肢っていろんなタイプの選択肢があるのですが、わたしは「善or悪」で分岐しない選択肢が好き!

『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』は、過去作(LisBtS/LiS2)で不満だった善悪分岐から脱却することで 悩みがいのある選択肢に回帰していました!

例えば、

子どもとした「他の人には内緒」の約束を守るのか、誰かに話すのか
自分の能力のことを打ち明けるのか、打ち明けないのか

のちにストーリーにどんな影響があるのかわからない選択肢だからこそ、毎回悩んで後悔もしながら進められるから めっちゃ楽しい〜!


ただ……、ひとつ気になったことがあって、善悪の選択肢がなくなったことは良かったのですが、選択肢に「正答と誤答」が存在するのがちょっと微妙かなと。

選んだ選択肢によって、良い結果と悪い結果が起こるので、この二極化はあんまり好きじゃない……かも。

どちらが正解とも言えない、苦味も甘みも両方感じられるそんな選択肢が理想かなと思います。

ミステリー/シナリオの魅力は?


アドベンチャーゲームの肝はストーリーですよね!

『ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ』のミステリー/シナリオの魅力はというと……、これは微妙です!

ミステリーと言っても、猟奇性の高い刺激的なものではないので、ハラハラドキドキ!といったタイプではありません!

あくまで日常描写に重きを置いているためがっつりミステリーじゃないんですね。

個人的な感想としては、エピソード4までは引きも良くって楽しく進められたのですが、すべてが集約するクライマックスのエピソード5が微妙すぎてショック!(犯人へのお説教回になっている)

選択肢の影響もこんな形でか〜って感じだった!

初代ライフイズストレンジのような心をエグってくる名作を求めて購入するのはおすすめしません!


そしてわたしが一番気になったのは”最後の選択肢”です!

ライフイズストレンジシリーズは「究極の二択」と呼ばれる最後の選択肢が突きつけられ、プレイヤーを大いに悩ませてくれるのが名物なのですが、今作では、シナリオのクライマックスに重要な選択肢はなく、エピローグでちょろっと二択が提示されるだけで、これは本当にがっかり!

毎回、「選ばなかった方の選択肢も見てみたい!」と感じさせてくれるのですが、今回は、そんな感情すら湧いてこなかったんですよ!

最後の選択肢楽しみにしてたのに!
事件によって主人公も悲しんでいるはずなのに、他人の心のケアをしていくストーリーも少し違和感がある。

 

つのるシリーズへの危機感


わたしはライフイズストレンジシリーズが大好きだからこそ今作をプレイしてシリーズへの危機感を覚えました。

初代はプレイヤーの心をエグる名作として愛され続けていますが、BtS,LiS2,トゥルーカラーズと、爆発的なものを生み出せていません

ただでさえローカライズがかなり遅れての日本発売の現状なので、このあたりで一発すごいのが来てくれないと、いつかローカライズされなくなってしまうのではないかと心配なんです!

日常描写に関してはもはや職人技の域に達していて 凄い!の一言ですが、もっと泣かせに来てほしいし、「なんでこんなことを選ばせるんだ!」って嘆きたくなるような感情揺さぶる選択肢とシナリオを見せてほしい!

ローカライズは日本語フルボイスで小物類まで丁寧に日本語化されています

 

まとめ

ライフイズストレンジの心地よい空気感とおしゃれな雰囲気を楽しみたいという方におすすめのアドベンチャーゲームです。

悩みがいのある選択肢へと回帰したことは喜ばしいですが、ミステリーとしての魅力は薄いので、あくまでシリーズのファン向けという印象かな!

この特別な空気感が好きなら 買って損はしません!

巧みなシナリオや泣きゲーとして、初代に匹敵するものを求めてしまうとがっかりしてしまうと思うのでご注意を!