7/13 22:00-コメントに返信しました。
おすすめ記事

【レビュー】徹底的に正統進化したソロプレイも楽しめるモンスター狩りゲー|モンスターハンターワールド

レビュー・評価

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

今回は、PS4『モンスターハンターワールド』の感想・評価です。

強力なモンスターにクエスト受注で挑む狩りゲーです。

このゲームの記事

 

スポンサーリンク

モンスターハンターワールド

プレイ時間 150時間
ジャンル ハンティングアクション
難易度調整 なし(高難度)

 

良いところ

据え置き機であそぶ大迫力の狩り

強大なモンスターたちを相手に、狩りを繰り広げるモンスターハンター。

しばらく3DSで展開していたシリーズが、満を持してPS4に登場しましたが、

携帯機 → 据置機

にジャンプアップしたモンハンの衝撃は想像以上でした!


なにせモンスターの迫力が規格外。

無理無理無理ーッ!
でかい!おっかない!こわい!

硬そうな筋肉の質感やどう猛な表情、細部まで描写されたモンスターが目の前に迫ってくることに、最初は恐怖すら覚えたくらいです。


モンハンは描写力の向上によって、討伐時に得られる達成感とクエスト中の緊張感が飛躍的に上がりますね。

あのバケモノみたいに強いモンスターを討伐できたぞー!

っていう喜びは、大画面と大迫力の恩恵だと思います。

縄張り争いもみられる生態系の表現

「生態系」にこだわって作られたというだけあって、マップ上でのモンスターたちが生きているように感じられる描写が随所にあります。


一番感動したのは、モンスター同士の縄張り争いでしょうか。

巨大なモンスター同士がにらみ合い、お互いに攻撃しあっている様子は、もう恐竜映画を間近でみているかのようで興奮しますねぇ!


特に、大きなツノを持つディアブロス同士の戦いは必見。

互いにツノを付き合わせ、まるで相撲のように相手をぶん投げるので、ハンターという立ち位置ながら、縄張り争いがはじまるとオーディエンスとして応援してしまうんですよw

シームレスにつながるマップ

これまでのエリア制を廃止し、ひとつながりの大きなマップになったモンハンワールド。

逃げるモンスターを追いかけていけば そのまま追いつくことができる

という、一見当たり前のようなことでも進化を感じます。

シームレスになったマップは、単純に見栄えがいいですね。


高い場所に登れば遠くまで一望できるし、グラフィックの向上によって、多くの絶景を目にすることができます。

モンスターのフィールド破壊によって地形が変化して新しい道が開けたり、自然の落とし穴にはめる・大岩を落としてダメージを与えるなど、フィールドギミックも豊富です。

シリーズのお決まりをことごとく打破

モンハンの核となる面白さはそのままながらも、シリーズのお決まりと化していた部分にことごとく手が加えられ、便利な機能が多数追加されています。

  • モンスターの場所まで誘導してくれる「しるべ虫」
  • クエスト開始後でも武器変更が可能
  • クエスト中にアイテムの補充・食事が可能
  • 走りながら採取が可能
  • 戦闘時以外はスタミナ無限
  • アイテム合成に必要な素材の簡略化
  • 素材取得時にアイテムの自動調合
  • 各キャンプ地にワープが可能
  • ショートカットでアイテムの使い勝手が向上
  • ウィッシュリストで装備生成の必要素材がわかる
  • ○ボタン長押しで高速採取
  • 「装衣」による特殊効果の付与
  • スリンガーで特殊弾の使用
  • フィールドに罠や回復ができる虫が配置
  • 武器の強化段階を戻せる
  • ガンナー装備の廃止
  • 時間制限や参加人数の変わる配信クエスト
  • 防具のスキル発動が簡単

全部は書ききれないので、一部ですが、かゆいところに手が届く改善が無数にほどこされています。


こういった細かい部分が一番、プレイヤーと密接に関わってくるだけに、快適性のの大幅向上は何よりうれしい変化です。

配信クエストや、ログインボーナスで、

長く遊べる工夫もいいよね!

 

装備品づくりのハクスラがやめられない

モンハンワールドは、クエスト方式でモンスターを討伐し、モンスターから得た素材で装備品を作ってさらなる強敵に挑むというハクスラ要素の強い作品。


「上位」や「亜種」という、さらなる強個体に挑んでいく繰り返しにクエスト方式は相性がよく、必要素材を求めて

もう一回!もう一回!

とやめられなくなります。

モンスターと戦えば戦うほど、モンスターの行動パターンが頭の中に経験値として溜まっていきます。

攻撃のタイミングやダメージを受ける範囲が手に取るようにわかっていくので、ハクスラによって面白さが昇華していますね。

最初はやられにやられまくったモンスターも、

その攻撃はすでに見切ったぜぃ…

と、うまく立ち回れた時が一番楽しい。

自分だけの狩猟スタイル

武器は全部で14種。

  • 大剣
  • ハンマー
  • ランス
  • 片手剣

などなど。

  • 遠距離・近距離
  • 一撃の軽さ・重さ

わかりやすい違いだけでなく、操作感がまったく異なるので、プレイヤーごとにいろんなスタイルの狩猟を楽しめます。

このモンスターにはこの武器かな

と、武器を持ち替えるのもいいし、

マルチでのバランス考えてサポートに回ろう

と、状態異常系の武器も用意したいところ。

そうなると、武器を作るためのハクスラにさらなる拍車がかかって、どんどんやめられなくなっていくんですね。

オトモが優秀でソロプレイも可能

「モンハン」というと、マルチプレイのイメージが強いと思いますが、今回のモンハンはソロプレイも楽しい!と感じました。


「ソロクエスト」と「集会所クエスト」は分かれていませんし、一人でプレイしても十分に戦えます。

友達がいなくても「救難信号」によって、気軽にマルチに助けを求めることもできますしね!

そしてソロプレイの楽しさを支えてくれているのは、「オトモアイルー」というネコの存在です。


アイルーは、持たせる特殊装備によって役割を変えることができるのですが、

  • 回復ミツムシを運んでくれる「回復系」
  • 罠設置でモンスターを拘束する「罠系」
  • ヘイトを集めてくれる「盾系」
  • 特殊効果をつけてくれる「サポート系」
ねこちゃん めちゃくちゃ優秀やん!

回復も、罠も、効果付与も、バンバン発動してくれるので、文句なしの狩りオトモです。

とってもかわいいので、おっかな〜いモンスターたちと戦う中での貴重な癒し要員でもありますね。

気になったところ

「ワールド」になにを求めるか?によって変わる評価

モンハンワールドの評価の分かれ目は、

「ワールド」になにを求めるか?

これに尽きるんじゃないかなーと思っています。


「いつも通りのモンハン」を求めていた人には素晴らしい作品だろうし、「いつもと全く違うモンハン」を求めていた人は進化不足に見える。

わたし個人的には、「冒険できるモンハン」に期待していたので、

なんだぁ いつものモンハンかぁ…

と思ったのも事実ですね。


しかし、この部分はプロモーションで口すっぱく公言されていたので、いざ買ってプレイしてみて、

思ってたのとちがう!

っていう人は、少ないんじゃないかな。

わたしも「いつも通りのモンハン」だと知っていて購入して、その枠の中で驚きや楽しさを感じることができましたからね。

初心者は経験者に頼るべし

今作のモンハンは、初心者も入りやすいようにとても丁寧に作られています。


複雑だった部分を極力そぎおとし、武器の使い方や特殊クエストのガイドなど、勘のいい人はちゃんと理解できると思います。

ただ、ゲームのシステム理解が超苦手なわたしから見ると、それでも意味不明な部分ってまだまだあって、序盤はかなり苦労したので、可能であればモンハン経験者に指南してもらうのがいいですね。

経験者が初心者を引っ張るというのも、モンハンコミュニケーションの強みですから。

救済はありつつも高難度

モンハンは高難度でも有名です。

今作では、クエスト中でもアイテムの補充ができたり、フィールドに回復できるギミックがあったりと、これまでよりも救済が多いです。


ですが、一撃の攻撃力が恐ろしく高いモンスターたちが次々に登場してくるので、人気タイトルだからといって安易に挑戦すると痛い目にあうかも。

自分のゲームスキルや、マルチで助けてくれる友人の有無も考慮するといいですね。

痕跡さがしと採取クエストが退屈

「痕跡さがし」と「採取クエスト」は退屈かなー。と思いました。


痕跡さがしは、マップに散らばるモンスターの足跡や爪痕を調べて調査ポイントを貯めるというもの。

ポイントを貯めることで、モンスターの詳細(弱点やドロップアイテム)がわかるようになったり、モンスターへの誘導がすぐに始まったりと、

どんどん便利になるのが楽しいよね!

 

しかし、ストーリーを進めるために「痕跡あつめ」を強制された途端に面倒に感じちゃったんですよね。

手順の決まったイベント戦なども、もう少し進化しても良い部分だと感じたかな。

モンスター探しはプチストレス

クエスト開始直後は、討伐目標のモンスターを探すところから始まりますが、回数を重ねるごとにストレスに感じるようになってきました。


「しるべ虫」によってモンスターへ誘導してもらえますが、時には痕跡すら見つからないこともあります。

発見する前のモンスターはあちこち歩き回っていますから、やっと追いついてもそのエリアから逃走していたり、討伐中でもえらく遠くのエリアまで飛んでいかれたりすると、

あぁ〜、もうじっとしてて〜

と思ってしまいます。

もっと自由に翼竜を使えると思っていたので、遠くのエリアまでビューン!と飛べたりしたら気持ちよかったですね!

まとめ

これまで通り、ハクスラの楽しいクエスト方式のモンハンだと知っていれば、徹底的に正統進化した内容をたのしめると思います。

親しい友人同士でプレイした時のモンハンは、爆発的に面白いですから、ふざけて悪態つけるお友達と遊ぶのが良いですね。

大量に改良が加えられているので、シリーズファンほどうれしい裏切りに出会えるはず!

MY POINT
「モンハン」という型を突き破るような内容ではなかったので、個人的にはもっと違う景色をみたい感じもあります。

とはいえ、プレイするほどにハマっていき、クリア後のハクスラが未だに楽しめているので、モンハンやっぱり面白いな!と。

今作はソロプレイが拡充されているので、一人でも十分に楽しめるのも魅力ですね。

良いところ
  • PS4で生まれ変わった大迫力の狩り
  • モンスターの生き生きとした描写
  • モンスター同士の争いはまるで恐竜映画
  • エリア制を廃止した美麗フィールド
  • クエスト受注式のいつも通りのモンハン
  • 無数の細かい改善点
  • 装備品作りにハマるハクスラ要素
  • オトモアイルーが優秀でソロプレイも楽しめる
  • 14種ものスタイルの異なる武器種
  • 細かい調整のできるキャラメイク
  • 配信クエストやログインボーナスで長く遊べる
気になったところ
  • 「ワールド」になにを求めるか?で変わる評価
  • 文字表示が小さく 画面の情報量が多い
  • 拠点がでかくて使い勝手が悪い
  • 迷子になる複雑なマップ
  • 強制的な痕跡さがしが面倒
  • モンスター探しが少しストレス
  • 受付嬢の相棒感のなさ
  • 初期はモンスターの種類が少ない

コメント

  1. 歴戦の〜というわりには攻撃力と防御力くらいしか変わらないのが気になりましたし根気が続きませんでした。

    次回のモンハンはワンダの巨像くらいモンスターにしがみついて乗れたり、環境罠みたいのを自分で作れたり、MAPをくまなく探索したりしたいです。

    楽しいんですが、既存のモンハンの枠は逸脱していないので飽きるのも早かった(いうても100時間超えましたが)気分です。

    • 初期はモンスターも少なめなので、クリア後しばらくすると目的をなくしますね。
      せっかくだからと、もう少し遊び続けたら、それはそれで楽しくなって、未だに遊び続けているわけですがw

      ハクスラやマルチ主軸を考えると、ギミック難しそうなんで、マグダラオス的なイベント戦で、もっととんでもないことできるとよかったですね!^ – ^

      あとは、まったく方向性の異なる外伝とかプレイしてみたいです。

  2. プレイ時間負けててわろた笑
    流石っすねぇw

    モンハンは高性能が活きるとずっと思ってたんで期待通りの進化してくれて何よりです!
    生態系まで含めたマップの作り込みやモンスター同士の争いなどまさに「ワールド」を作ってましたよね。
    シームレスになったのもゲーム的な感薄くなって良かったです!
    ソロでもマルチでもどっちも楽しいというのが凄い。
    あえてどちらかと言えばやっぱワイガヤしながらのマルチに軍配が上がりますけどね笑

    高画質化とかよりも今回一番良かったと思うのがあらゆる面倒くさい要素を極力排除したことですね。
    スキルポイントをわかりやすく、砥石無限化、ピッケル類削除などなど。
    お守り掘りとか無駄にプレイ時間引き伸ばした感ないのが素晴らしい。
    まぁ痕跡集めとか龍脈石ガチャとか皆無ではないですが(^_^;)
    今後もアプデ頑張って欲しいです!

    • 数えきれないくらい細かい改善がありましたね!
      何回も何回もプレイすることになるので、この変化は大きいとわたしも感じました。
      ワールドをプレイしてしまったら、過去作には戻れないですw

      野良でも救難信号でサクッとマルチを楽しめますし、ソロでも全クエストプレイ可能で、マルチより早かったりしますから、どちらも楽しめるというのは素晴らしいですよね♪

      わたしは「ワールド」第一報時に、ホライゾン的な冒険ゲームを期待してしまったので、外伝などで型破りなモンスターゲームもプレイしてみたいです!(๑•ω•́ฅ✧