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モンスターハンターライズ【レビュー・評価】忍者のような飛翔アクションでカジュアルに楽しめる和風ハンティングアクション

レビュー・評価

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

大人気ハンティングアクション、Nintendo Switch『モンスターハンターライズ』の感想を書いていきます。

どんなゲーム?
  • マルチプレイが楽しい高難度ハンティングアクション
  • 桜満開!和の世界が魅力的
  • 忍者のように軽やかな新アクションでカジュアルに遊べる!
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モンスターハンターライズ

プレイ時間 42時間
ジャンル ハンティングアクション
難易度 上級者向け
難易度調整なし

 

モンスターハンターライズ:短評

『モンスターハンターライズ』は、マルチプレイでの狩りが楽しいハンティングアクション!

高難度で有名なシリーズですが、Nintendo Switchで発売された本作は遊びやすい カジュアル志向でサクサク遊べます!


目玉となる「翔虫かけりむし」を使ったワイヤーアクションは、高速移動やウォールランができて、まるで忍者のよう!

翔虫かけりむし」は、敵との距離を一気に詰めたり、緊急回避にも使えるからチャンスを逃しにくく致死率がぐ〜んと下がって、初心者にもやさしく快適です!

他にも、

  • 大量のモンスターから砦を守るタワーディフェンス型の「百竜夜行」
  • モンスターを操作して大ダメージを稼げる「操竜」
  • 「オトモガルク」という犬に搭乗してのフィールド移動

と、新要素満載!

「翔虫」を使った緊急回避は納刀状態になるので、すぐに回復薬を飲んでリカバリーできるから安心!
 
美しい和の世界も魅力的!

Nintendo Switchでは、インターネット通信だけでなく、ローカル通信で気軽にマルチプレイが可能!

シリーズの敷居を下げつつも、従来のハクスラハンティングが気軽に楽しめます!

和の世界観がいい!!


『モンスターハンターライズ』は、和の世界がめちゃくちゃ美しいです!

拠点となるホムラの里は、桜満開の絶景づくしで、初めて見たときは息を呑みました!

和のBGMや新モンスターに、忍者風のかっこいい初期装備、お団子メシと、和風ゲーム好きにはたまらん!
(スタミナ満点のモンハン飯がなくなったのはちょっと寂しいけど!)

モンハンワールドの後だともっと見劣りするかと思いましたが、いやいや、グラフィックも綺麗だし、「 和 」というテーマに絞ったことで輪郭がはっきりしてとても魅力的です!


ロード時間が短いのも驚きで、里からマイハウスや集会所などへの アクセスが一瞬!!

モンハンって繰り返し遊ぶゲームなので、各所へのアクセス時間短縮は最も恩恵を受けるんじゃないでしょうか。

スケールアップではなく、アイデアで攻めた点も好印象!

ワールドと同じく、エリア間をシームレスに移動できるオープンなマップ!

 

快適性を増したカジュアル志向のモンハン!


モンスターハンターシリーズは、ワールドで大幅に快適性が増しましたが、今作のライズでもさらに快適に、初心者から楽しめる施策が多く含まれています。

個人的に一番変化を感じたのは「翔虫」による緊急回避ですね。

モンハンって、武器を持ったままだと回復薬を飲むことができなくて、「ダメージを受ける→納刀→回復」という一連の作業をモンスターの追撃を避けながら行わなくてはならず、初めてプレイした時はこの動作にもっさり感を感じてました。

しかし、今作では、緊急回避でモンスターから瞬時にエスケープできるだけでなく、納刀状態になるのですぐに回復して復帰できるから、モンハンとは思えないくらい動作が軽い!

その他にも、

  • ストーリー進行はいくつかのクエストの中から指定数をこなせばいいので、苦手なモンスターをスルーできる
  • クーラードリンク・ホットドリンクの廃止で煩雑なアイテムが改善
  • 同一エリア内にモンスターが複数体滞在しないので不確定要素が減った

などなど。

ワールドの要素を引き継ぎながらも、細かい部分が変化しています。


また、今作では、ソロプレイの里クエストだけでなく、集会所クエストにもストーリー追加されており、マルチプレイへの自然な誘導がなされているのも特徴ですね。

初心者はまず、里クエストでアクションをマスターしてから、マルチでさらなる強敵に挑む!といった感じ。

モンハンの醍醐味はマルチプレイですが、初心者がいきなりマルチに参戦するのは「迷惑をかけてしまうかも……」とビビってしまいますから、里クエストがうまくチュートリアルとして機能していると思います。

敷居が下がったとはいえ、アクションもシステムも複雑なので経験者に教えてもらいながらやるのがおすすめ!
 
ワールドに比べるとストーリーが薄いので、「相棒」が好きだった人は物足りないかも!

 

発売直後はエンドコンテンツ不足


モンスターハンターシリーズは、本編をクリアしてからが本番!と言っても過言ではないくらい、クリア後要素が豊富ですが、『モンスターハンターライズ』では、やることが皆無と言ってもいいくらいにストーリークリアで終了となっています。

そもそも、ストーリー自体まだ続いているような終わり方なので、未完と言ってもいいのかも?
(ハンターランクの解放もない)

中古対策なのか、アップデートを前提としており、短期で一気に遊びたい人は慌てて購入しなくてもいいと思います。

適正武器に偏りがありすぎるラスボス戦も相まって、クリア時の消化不良感がすごいです。

まとめ

カジュアルながらもいつもどおりに楽しめるハンティングアクションです。

ワールドからの見劣りを一番心配していましたが、そんな心配を吹き飛ばしてくれる アイデアのつまったタイトルでした!

カジュアル志向(とは言っても高難度)や、作業感の強い百竜夜行は好みが分かれそうかな。

エンドコンテンツ不足は、モンハンの醍醐味が未実装の状態になるので、アップデートありきのゲームに嫌悪感がある人はやめておくか、しばらく経ってからの購入がオススメです。