ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、『ニーアオートマタ』の感想をプレイ日記風にまとめていきたいと思います。
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【序盤】世界観とストーリーに面を食らう
ん?もっと変なゲームかと思ってたけど面白いぞ?!|ニーアオートマタ
という記事の中でも書きましたが、序盤は独特の世界観に面を食らいましたね~。
これまで自分が触れてこなかったタイプのゲームなので、軍モノやアンドロイドなど、処理しきれない刺激であふれてました。
特に戸惑ったのは、プロローグの感動シーン。
主人公の女性アンドロイド「2B」と、今回の作戦から相棒になった「9S」が命をかけて巨大兵器と戦うんだけど、
という感動シーンが展開されて、完全に置いてけぼりを食らってましたね。
感情移入できない感動シーンは白けてしまいますから、最初は不安なスタートでした。
【中盤】オープンワールドのサブクエ楽しい~!
もう少し進めると、オープンワールドに出ることができました。
わたしはオープンワールドの冒険も大好きですから、ちょっとクセのあるストーリーを除くと一気に楽しめるようになりましたね。
オープンワールドの密度はあんまり濃くないですが、マップ上にサブクエストが表示されると履行したくなるのが性ってもんですよ!
またねー、サブクエのストーリーが良いの!
- 思い出の場所を探してほしい
- 迷子のこども(機械)を連れ戻してほしい
とか、ただのお使いでも「動機」が変わるとこんなにやる気が出るのか!ってびっくりするくらい。
助けてあげたくなるクエストが多くて好きですね。
【終盤】え?もうクリアなの?!
終盤の「水没都市」での海戦は迫力があって燃えましたー!!
わたしはメカやロボのゲームをプレイしたことがないのですが(スターフォックスくらい?)、このスケールの大きさは興奮しちゃいますよ!
「水没都市」をクリアすると、ストーリーは一気に加速し、
そう、まさかの高速クリアに戸惑いました。
たしかにラストっぽい終わり方はしてたよ?してたけど、
そんなこんなで、戸惑っていると、エンドロールのあとにメッセージが。
まぁ、ざっくり言うと、
周回するとストーリーが進むぞ!
ってことらしい。
ほほぅ、なるほどのぉ~。
(実際には「周回」というよりも「3部作」という感じ)
心配しちゃったじゃん!
ということで、まだまだゲームは続きます。
【2周目】主人公が変わって物語の裏側へ
さっそく2周目を開始すると、先ほどまで女性主人公「2B」の相棒として活躍していた「9S」が新たな主人公としてスタートしました。
基本的には同じストーリーを追っていくことになりますが、戦闘特化の「2B」とは違い、ハッキングを使った攻略や、別行動していた時の物語が紡がれました。
1周目では「 ? 」だった宝箱がハッキングで開けられるようになっていたのにはスッキリしましたね。
このハッキングを駆使して、1周目になかったサブクエストもいろいろ出てきて、周回感は強いものの、楽しんで進められたと思います。
【3周目】一番面白かった3周目!驚きの展開も
2周目は1周目とほぼ同じストーリーが展開されたので、さっさと進めました。
3周目になると、物語は大きく進み新しい主人公が登場。
冷めた意見で悪いなーとは思うのですが、1周目2周目の主人公「2B」と「9S」がなんでそこまで信頼関係を築いているのか理解できていなかったので、全然感情移入していなかったんですよね。
ところが3周目の主人公は、アンドロイドという設定と冷たい人格がハマっていて、自然と入り込むことができました。
その中で、プレイヤーがサブクエストをこなして誰かを助けていくことで、主人公に血が通っていく感じがとてもよかった!
ストーリーメインの3周目
これまであったサブクエストはいろいろ消えてしまっていて、新しいサブクエストも以前ほど多くなかったので、3周目はメインストーリーがどんどん進んでいきました。
3周目序盤に画面がバグっちゃうのは焦りましたねー!
回避もできないし、照準もきかない。
アンドロイドの機能を奪ってくる敵は、RPGでいう「状態異常」って感じで、すごく苦戦しました。
嫌らしい攻撃に手痛い歓迎を受けましたが、敵のレベル上昇が激しく念入りにザコ戦をこなしていたので、通常の敵はずいぶん弱くなっていた印象です。
(周回してもレベルは引継ぎ 敵のレベルも上昇)
ストーリーがひっくり返る驚きの展開
ラストダンジョンは戦闘ラッシュ。
最後のラスボス戦はまさかの…。
意表を突かれましたね。
そして、ラスト10分というところで、驚きの真実が明かされました。
これがねー、
という衝撃よ…。
この真実を知ってからだと、わたしがいまいち納得いってなかった「2B」と「9S」の絆の強さにも合点がいきます。

無事に「真エンド」にたどり着けて、曇りのないラストを迎えることができました。
まとめ
迫力の巨大ボスとの戦闘や驚きのあるストーリーがとっても気に入りました!
この中ではあまり触れていませんが(画像が使えないので)、狂った描写やムービーの出血表現はかなりあるので、結構ショッキングだったなぁ。
コメント
終始変なゲームですが、ストーリーはネタバレしたくない内容ですよね(笑)
相変わらずプラチナゲームズっぽくて『ムービー多いな・・・』と思ってみてました。
2周目以降ハッキングとジャスト回避(連打でも発動できてしまう)が強すぎてしまい戦闘のリスクが少ないと思いました。(回復も使い放題ですし)
私も『2Bと9Sは毎度イチャイチャしてんな~』と思って蚊帳の外感がありましたw
機械生命体の皆様がなんだかんだ一番可愛いです。
ストーリーの真相はトップシークレットですね。
こういう時は、自分の鈍さがありがたいです。
騙されていた方が楽しめますから^^*
戦闘に関してはレビューで触れようと思っていますが、やっぱり一番のネックですね。
いやー、つぐみさんの機械生命体への愛がすごい!笑
パスカル大好きつぐみさんは、「あの選択肢」どうされたのか気になるなぁ。
パスカルさんは言う通りにしました。立ち去れはしませんでした。
あれは胸の痛くなるシーンでしたねぇ
なるほど~。
あのシーンはつらいですよね。
ありがとうございます^^*
わたしはかなり悩みました。
最終的には、操作キャラクターの人柄で判断しました。
その後会ったパスカルがまた、なんともいえないんですよね。
2Bと9Sの関係性はかなり特殊ですよね。
二人の内面や機械生命体のアダムとイヴについて掘り下げた小説版が出てるのでそちらを読んでみるといいかもしれませんね。
内容は本編のストーリーをなぞるだけなんですが登場人物の内面や行動原理が分かりやすく描写してあってオススメです。
私はニーアシリーズ初でDODもやってませんがこのゲームはかなり気に入りました。
ただゲームプレイに関しては冗長な部分が多くて万人向けとは言いづらい面もありますね。
総合的には退廃的な世界観や人とは異なる倫理観、人間に憧れる二つの種族のドラマやSF的な造形のメカやガジェット、ゴシック風の衣装との組み合わせと私の琴線に触れる要素が多いゲームでした。
これらの要素に少しでも興味があればやってみる価値のあるゲームだと思います。
小説も出ているんですね。
2Bと9Sの、理解が追い付かなかった部分は気になりますが、ゲームという性質ならではの「プレイヤーの独自解釈」のままでいたいという気持ちもあります。
読みたいような、読みたくないような…、悩ましいですね。
教えていただきありがとうございます^^*
わたしは「退廃的な世界観」くらいしか入り口としての興味はありませんでしたが、他のゲームにはない尖りは魅力でもありますもんね。