ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回はNintendo Switch『オクトパストラベラー』の8人のキャラクターの印象や思い出を振り返ってみようと思います。
紹介する順番は、「OCTOPATH(オクトパス)」順です。
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オフィーリア(神官)
雪深い町で神官として日々を過ごすオフィーリア。
オフィーリアはね…、
思ってしまうくらい、命を慈しむことができる人。
彼女に出会ったら、トゲというトゲが抜け落ちていきそうです。
「人を疑うより、信じていたい
わたしはそう思っています」
そんな風に言い切ってしまえる、美しい心を持っています。
生い立ちに関しては、両親を失っていますが、本当に良い人に巡り会えましたね。
大司教さまも、リアナも、とても温かい。
「家族が一緒に過ごしてきただけなのに
感謝する、なんておかしいでしょう」
プロローグでそんな言葉をかけてもらえるので、プレイヤーであるわたしも大司教さまとリアナがすぐに好きになれました。
オフィーリア自身が迷ったり、立ち止まるのではなく、彼女自身のやさしさと強さで周囲を照らしていくような物語でした。
エピローグでリアナに声をかけるオフィーリアは、自身が受けたやさしさを他に回せる人だなぁと感じましたね。
サイラス(学者)
飽くなき探究心を持ち、失われた書物を探す旅にでる学者サイラス。
サイラスの物語は、マンガの「鋼の錬金術師」っぽいなと感じました。
人の命を元に作られる石によって、強大な力を持つ結晶を生み出す禁断の術式。
まさに賢者の石!
知識を後世へと伝えようとするサイラスと、選ばれた者だけが真理へと到達できると信じる黒幕。
サイラスの物語は芯が1本通っていて、成熟した大人のストーリーでした。
知的でありながら、美醜や色恋にはめっぽう疎く、女性関係でトラブルを起こすという笑える一面もあっていいですね。
キャラクターイメージが福山雅治さんだと知っていると、
「いや、実に面白い!」
というセリフが何か、違うものに聞こえる…。笑
トレサ(商人)
一人前の商人になるため、世界をめぐる商人のトレサ。
他のキャラクターたちが、確固たる目的のために旅しているのに対して、トレサは美しい世界を見て回るような冒険ができるので、一種の観光旅行のようなウキウキと楽しい気持ちになれました。
主人公キャラクターの中では最年少の18歳ということもあって、「自分探しの旅」の一面もあったのかな。
たったひとつの宝物 。
きっとこの旅がトレサの人生の道しるべになっていくんだろう。
そんな風に思いながら彼女を見守っていくような旅でした。
まだまだ未熟ながらも、こうと決めたら頑として譲らず、大胆に行動するトレサ。
商人という立場上、恐喝や盗みに厳しいので、テリオンとどんな会話をするのか見てみたかったですね。
採算度外視のアーフェンとも会話が弾みそう。
オルベリク(剣士)
かつて名を馳せるも、剣を振るう意味を失い、一介の用心棒として村を守るオルベリク。
双璧をなしたエアハルトを追う中で、自身の剣の意味を見出していきます。
オルベリクのストーリーで印象的だったのは武闘大会。
対戦相手の一人一人が、それぞれ異なる理由で剣を振るい、オルベリクの迷いを浮き彫りにさせていきましたね。
そして、この人、エアハルト!
かっこよすぎるでしょ。笑
「ベルサイユのばら」のオスカルっぽい美形剣士で、生き様もかっこよかった。
過去を悔い、今を生きている彼は主人公にもなれたんじゃないか?と思いましたね!
プリムロゼ(踊り子)
父の仇を探すため、踊り子として働くプリムロゼ。
キャラクターもストーリーも大好きでした。
「プリムロゼ」。
もう、名前がいいよね!
第1章で一気に掴まれたのはプリムロゼで、踊子のユースファとの友情と悲劇の幕開け。
「ほんとは、あったかいから プリムロゼって」
他を寄せ付けないプリムロゼにも、理解者がいることにホッとしつつ、そのあとの展開が強烈すぎた。
復讐という業火の中に身を投じるプリムロゼがとても美して、悲しくて、彼女の幸せを願わずにはいられませんでした。
プリムロゼのストーリーは、全キャラクターの中でも力が入っていましたね。
ラストダンジョンが長かったし、ラスボス戦も一筋縄ではいかなかった。
「私は己を信じ、貫く !」
父の言葉を胸に、迷いを振り切ったとき、ゾワゾワ〜!ってなったよ。
プリムロゼの人生はここからがスタートだね。
アーフェン(薬師)
素朴な田舎町で親友とともに薬師として働くアーフェン。
利益を顧みず、苦しんでいる人がいたら助ける。
やさしくて、熱血漢で、酒好き。
誰とでも友達になれそうな明るいキャラクターです。
アーフェンの物語はとても好き。
特に第3章の葛藤が素晴らしいですね。
人を助けるために薬師を目指したアーフェンにとって、想像もしなかった大きな挫折なんじゃないかな。
3章で経験した迷いに、アーフェンがどう立ち向かっていくのか、物語を完結させるのがとても楽しみでした。
薬師オーゲンとの関係もいいですね。
互いに主義主張が違っても、理解し、尊敬しあえる。
異なるものを受け入れられる姿勢って、今の時代にも必要だと思います。
テリオン(盗賊)
一匹狼の盗賊として、各地を転々とするテリオン。
過去に裏切りを経験しているために心を閉ざしたテリオンが、徐々に人間味を取り戻していくストーリー。
人を傷つけるのも人間、だけど、人を救うのもまた人間なんだな。と感じられるあたたかさがあります。
自分が経験した痛みに共感し、手を差し伸べることができるコーデリアも、オフィーリアと同じくやさしさを回していける人ですね。
「そういう生き方は 寂しい生き方…なんだとよ」
かつての相棒に、そう言ってのけたテリオンかっこよかった。
テリオンは常にクールで言葉数も少ないですが、盗賊稼業の時だけは見た目や声色を七色に作り変えるんですよね。
その度にパーティチャットで、ハンイットにツッコミ入れられてたのが面白かったなぁ。
ハンイット(狩人)
狩人として師匠と二人で暮らすハンイット。
キャラクターデザインがとてもかっこいいです。
ハンイットの住むシ・ワルキは、他の町に比べて小さいんですよね。
わたしは主人公にハンイットを選んだので、シ・ワルキを出て新しい町に行ったときはその巨大さに驚きました。
ハンイットの旅は行方知れずの師匠を探すというもの。
子供っぽくていい加減な師匠を反面教師に育ったためか、ハンイットは礼儀正しく、真面目で、凛としたイメージ。
サイラスと同じく、天然で異性を惑わす一面があったり、師匠に茶化されてペースを乱されたり、かわいらしい姿も見られました。
「師匠」という柱を失ったことで、ハンイット自身が強く、そして責任を持って行動しなけばいけない立場となり、狩人として一人前になっていく姿が頼もしかった。
冷静沈着でありながら、心に青い炎を宿しているような、底に眠る熱さも感じられましたね。
オクトパストラベラーのストーリーは、キャラクターそれぞれの1人旅なんですが、ハンイットだけは相棒の雪豹リンデと行動するので楽しい旅でした。
最後の最後、師匠と再会したときの第一声がすごくいい。
クリア後につながるストーリー
まとめ
『オクトパストラベラー』のストーリーは、上品だけど熱さもあって、一人一人がしっかりと自分の人生と向き合っていると思える素晴らしいものでした。
ゲームをプレイした後に、ファミ通に掲載されていたシナリオインタビューを見たのですが、わたしは普津澤画乃新(ふつざわ かくのしん)さんのシナリオが好きみたいですね!
- プリムロゼ
- アーフェン
- トレサ
のシナリオを担当されたそうです。
特にプリムロゼとアーフェンのシナリオは大好きでした。
それぞれテーマがはっきりとしていて、名言もたくさん聞けましたね!
あなたは誰のストーリーが心に残りましたか?
コメント
いつも楽しく拝見させてもらってます。
ストーリーは全体的に面白かったですね!
スクエニの未来も明るい!
次の作品にも期待大です。
※復習→復讐では?
コメントありがとうございます(*^-^)
オクトパストラベラーのストーリー、王道とは一味違いますけど、面白かったですね!
誤字の指摘、感謝です!
修正しました!
本当読みやすい記事でいつも楽しく読ませていただいております!
偶然なのか分からないけど僕もわにやまさんと同じくアーフェン、プリムロゼのシナリオが気に入っています!
キャラデザに関してもハンイットがお気に入りです笑
読みやすいと言っていただけるのは、とても嬉しいです(*^-^)
ありがとうございます♪
アーフェンとプリムロゼ、いいですよねッ!
2人とも応援したくなるストーリーでした。
さらに、ハンイットまで!!
高速でうなずきながらブンブン握手したい気持ちです!笑
自分もプリムロゼ主人公で始めたので、彼女の物語が一番刺さったなぁ。
メインストーリーは完全に各主人公に焦点を絞った分、それぞれのテーマを丁寧に描ききれた印象ですね。
プリムロゼスタートでしたか。
あの1章を最初に見せられたら、忘れられないだろうなぁ…。
1人1人のストーリーがしつこくなく、それでいて最後に終結していく感じはとても好きですね(*^-^)