ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
PS4/Nintendo Switch『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』の感想を書いていきます。
大人気RPG『ペルソナ5』の後日譚がアクションRPGになって登場!
そんな不安もありつつプレイしましたが、ペルソナ5の続編的な位置付けで楽しめるアクションRPGでした!
- ペルソナ5のキャラクターたちが東京を飛び出して日本全国をめぐる観光旅!
- ペルソナ5風の弱点をついて戦う無双系爽快アクションが楽しめる!
- 日本各地で起こる事件を心の異世界で解決!
このゲームの記事 | |
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ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
プレイ時間 | 40時間 |
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ジャンル | アクションRPG |
難易度 | 初心者から楽しめる 難易度調整あり(ベリーイージーまで) |
ストーリー | 『ペルソナ5』の後日譚だが未プレイでも楽しめる |
ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ:短評
『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』はペルソナ5のキャラクターたちが全国を飛び回って異世界で起こる事件を解決して行くアクションRPG。
夏休みの1ヶ月を使って札幌から沖縄までの観光名所を巡りながら、海に花火に温泉にと、高校生たちのキラキラな青春を満喫できます!
アクションは無双系ですが、ペルソナ5風にアレンジされているので一味も二味も違います。
敵の弱点属性をつくことが重要になるため、弱点を突けるキャラクターにどんどんバトンタッチしてダウンを奪い一斉攻撃で敵をボッコボコ!!
弱点をついたり、必殺技を使うと、かっこいいカットインとともに大ダメージを与えらるから痛快!爽快!!
仲間たちとの共闘感を味わえる戦闘になっています。

本作だけでも十分に楽しめる濃厚なストーリーは、もはや続編!と呼べるハイクオリティなので、シリーズ初心者にもおすすめ。
生きづらい現代日本の中で、歪んだ欲に溺れてしまった著名人たちの罪を暴いていきます。
無双風アクションという新風を吹かせつつも、しっかりとペルソナ5らしさを打ち出したをことで、ファンアイテム以上の遊びごたえを感じられる一作!
もちろん、ファンはマストバイです!
想像以上にペルソナ5!
本作は、無双な見た目が先行してしまいがちなのですが、ゲームの中身は驚くほどにペルソナ5を踏襲しています。
- ストーリー主導のゲームプレイ
- 日数経過
- ペルソナ合体システム
- 仕掛け多数のダンジョン
- 予告状を出して挑むボス戦
などなど。
おしゃれUIやBGMなどの、ガワだけがペルソナ5風味のゲームじゃありません!
むしろ無双なのはアクション部分だけで、その他多くの部分が簡略化されていはいるものの、完全にペルソナ5でした!
本作は、ペルソナ5の大団円を迎えたあとのストーリーということで、仲間たちの結束が固く、本編以上にさわやかな青春になっているので、最初から最後までずっと楽しい雰囲気なのがわたしはお気に入り。
海行ったり温泉行ったり、あの騒がしいキャラクターたちがワイワイしているのを見られるだけで買う価値ありますね!
ファンアイテムの枠に収めてしまうのはもったいないんだけど、ファンアイテムとしての価値も非常に高かったなと思います。
残念ながら恋愛要素はありませんが、観覧車に誰と乗るか選べたりするので、それで我慢……!
属性攻撃を快適に使えるアクション
わたしは本作を実際にプレイするまで、
と懐疑的だったのですが、見事に杞憂に終わりました。
ペルソナのスキルを使用するときにはコマンドウィンドウが開き、戦闘画面が静止状態になるため、じっくりと技を選んだり相手の属性を確かめられるんです。
スキル選択画面を静止させることで、スピード感を保ちつつ戦略的な戦闘が可能になっていて、ペルソナ5の弱点をつく戦闘がよく活きていたと思います。
仲間キャラクターと絡めたストーリーがいい!
これまでペルソナ5では、仲間になるキャラクターが抱える問題を解決することで、深い感情移入を持ってストーリーを体験できていましたが、後日譚となる本作ではまったく新しいストーリーが展開されます。
新しいストーリーを紡ぐうえで「うまいなぁ!」と思ったのが、エピソードごとに特定の仲間キャラクターにスポットを当てていること。
例えば、誰かの光になりたいと願ってタレントになった少女の回では高巻杏が。苦しい創作の道を進んだ小説家の回では喜多川祐介が。
それぞれの仲間キャラクターがストーリーのキモを握っているので、自然と前のめりになって物語を追ってしまうんです!
ゲームプレイの緊張感のなさはらしくない
無双アクションとペルソナ5を華麗に合体させた本作ですが、ゲームプレイに緊張感がない点に関しては“らしくない”と感じました。
例えば、「日数経過」という概念がありますが、プレイヤーの行動によって時間が経過することはありません。
1ヶ月というタイトな時間の中で多くの事件を解決しなければいけないので、あらかじめタイムスケジュールが決まっています。
異世界ダンジョンと現実世界の行き来は自由で、SPが枯渇したら一度脱出して体力全快!なんてことができてしまうので、ペルソナ5の面白みのひとつだったリスクと隣り合わせの「緊張感のあるプレイ」は本作にはありません。
また、クリア済みのダンジョンを再訪できるのも本編とは違う点で、「○○を△体討伐」などの単調なサブクエストは水増し感があります。
まとめ
アクションRPGという新しい切り口でペルソナ5の世界を堪能できる一作です。
『ペルソナ5』をプレイしたファンはもちろんのこと、シリーズ初プレイの方でも楽しめる、爽やかだけど濃ゆい青春ストーリーになっています。
本編は100時間ほどかかる大ボリュームのRPGなので、『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』でシリーズの雰囲気を感じてみる。なんて遊び方も面白いのでは?
ペルソナ5をプレイ済みだったわたしは、当然本作もめちゃくちゃ楽しめました!
本編とは違い、仲間キャラクターたちが確固とした自分らしさを持っているので、爽やか力強いストーリーで、全体の雰囲気だけで言ったらわたしはこちらの方が好きかも!というほど!
それくらい、すごく楽しそうな雰囲気が伝わってきました♪
本編で好きになった主人公以外のキャラクターたちを自分で操作できるというだけでもワクワクしてしまうので、もはやつまらなくなりようがないですね。笑
恋愛要素がなくて、本編で恋人だったキャラクターに塩対応されるのがちょっと切なかったくらい?