ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
Nintendo Switch『ペーパーマリオオリガミキング』の感想を書いていきます。
- ペーパクラフトの世界は”触って楽しい”の仕掛けがいっぱい!
- 敵をまとめて一網打尽!パズルを揃えて遊ぶ新しいバトル!
- マリオのキャラクターたちが面白すぎ!?悪役も参加するわちゃわちゃ楽しいストーリー!
このゲームの記事 | |
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ペーパーマリオオリガミキング
プレイ時間 | 26時間 |
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ジャンル | パズルアクション |
難易度 | 中級者〜上級者向け 難易度調整なし |
ペーパーマリオオリガミキング:短評
『ペーパーマリオオリガミキング』は、世界をオリガミにしようと企むオリガミ軍団とマリオたちペラペラ軍団が戦うパズルアクション。
仕掛けだらけのペーパークラフトの世界が 賑やか楽し〜い一作です!
和風テーマパークや豪華客船、ジャングルなど、ペーパークラフトならではの、カラフルでやさしい世界に癒されます。
任天堂お得意の“触って楽しい”が詰まったゲームで、マリオの持っているハンマーであちこち叩くと反応が返ってくるから、楽しい!楽しい!
戦闘は、サークルの上にバラバラに配置されている敵を、回転させたりスライドさせて一箇所に集めるパズルアクション。
マリオの範囲攻撃が当たるようにうまく移動させられると、攻撃力がアップして、ほぼ一発で敵を倒せるようになるので、パズルさえ成功させていれば、
「ずっと俺のターン!!」状態!
ただし、パズルを解くには時間制限があり、サークルを動かせる手数も決められているから悩ましい!
ダンジョンにもパズルギミックが豊富に盛り込まれており、クイズ大会が開催されたりと、とことん頭を使う遊びに振り切ったパズルが大好きな人に贈るペーパークラフトアクションです!
マリオ世界の”笑いが”楽しい!
今作のペーパーマリオは、マリオ世界のキャラクターたちが、まぁ〜面白い!
キノピオたちはミニオンズ並みにわちゃわちゃとうるさいし、普段は敵キャラとして登場するクッパ軍団の苦労話を聞かされたりと、可笑しくてお腹痛い……。
ペーパクラフト世界の反応が楽しすぎる!
今作はパズル要素が強いゲームですが、ペーパークラフト世界ならではの“触って楽しい”にも抜け目はありません。
木や岩を壊すと「カミッペラ」と呼ばれる紙吹雪やコインがひらひら〜と降ってきます。
この「カミッペラ」はペーパークラフト世界の破れた部分の修復に使えて、マリオが花咲じいさんのように「ふわぁっさ〜!」とカミッペラを撒き散らすと 穴ぼこが復元!
ギミックとしてもおもしろいですが、あちこちをお掃除していくような地味〜な達成感があって 楽しいんですね〜!
もうひとつ面白いのは、大量のキノピオ救出!
世界のあちこちにキノピオが隠れているので、探して叩いてキノピオを助け出していきます。
地面に埋められたキノピオを引っ張り出したり、飛んでいる蝶々を叩いてみたら折り紙にされたキノピオだったり、なんでそんなとこにいるねん!?と突っ込みたくなる場所に隠れてるんですよ〜!
救出されたキノピオはお得意の奇声を発してどこかへ行っちゃうし、ほんと面白い……。
パズルの難易度設定のむずかしさを痛感
『ペーパーマリオオリガミキング』は、パズル要素が最大の魅力であり、また、最大の難点でもあります。
“発想力”はアクション以上にプレイヤースキルに差がありますし、易し過ぎても難しすぎてもおもしろみを感じられません。
特に戦闘では、パズルを成功できた時は「やった!」という達成感とともにバトルが大幅有利になりますが、逆に、パズルが解けなかった時は戦闘のターン数が伸びて結構面倒くさいです。
コインを消費すれば制限時間が伸ばせるなどの救済もありますが、戦闘で得られるものはコインくらいなので、コインを使ってコインを得るために戦うという矛盾が生まれてしまいます。
ちょっとコテコテ?もう少しコンパクトでもよかった!
初めて『ペーパーマリオオリガミキング』をプレイした時は、
と感激したのですが、最後までプレイしてみると意外とボリューミーでお腹いっぱいになりました。
本作の目的は、ぐるぐる巻きになったピーチ城を救うために各地にあるカミテープを壊していくというもので、テンプレートな遊びが何回も何回も繰り返されるとワクワクが削がれてしまいます。
プレイ時間は25時間を超えますが、個人的には15時間くらいのサイズだったら飽きることなく最後まで楽しめたゲームでした!
まとめ
パズル要素に特化した触って楽しいペーパークラフトアクションです。
マリオ世界のキャラクターたちが面白おかしく料理されているので、ゲラゲラ笑いながら遊べます!
パズル要素を取り入れた戦闘や、ダンジョンでのパズルギミックなど、パズル好きに捧げるゲーム!
当たり前ですが、パズルに魅力を感じない人には向きませんよ!
序盤をプレイした感触はめちゃくちゃよくって、「好きだー!」って思ったんですが、同じことを繰り返していくうちに下降線をたどっていった惜しいゲームでした!
それでも、”マリオギャグ”とでも呼びたい独特の面白さ・楽しさが生まれているのは、わたしにはぴったりだったし、近年では減ってきているカラフルで楽しい世界を冒険できるのもうれしくって癒されました!
キノピオのミニオンズ化現象が一番ツボかも……。笑