ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、機械獣との手に汗にぎる戦闘と上質なストーリーが楽しめる『ホライゾンゼロドーン』の感想・評価です。
ホライゾンゼロドーン
プレイ時間 | 68時間 |
---|---|
ジャンル | オープンワールドアクション |
難易度調整 | あり(敵体力の減少) |
良いところ
PS4最高峰のグラフィック
『ホライゾンゼロドーン』のグラフィックには本当に驚かされました!
自然の力を感じるダイナミックな世界観の中で遊ぶオープンワールドは格別ですね。
もう、どこ見ても絶景だし、雄大な自然の中で生きるアーロイの姿が画になります。
思わず足を止めて、夕日が落ちていくのを眺めてしまうよう。
って思ってしまうこの世界は、ずっといても飽きません。
ストーリー導線で遊びやすいオープンワールド
オープンワールドと言えば自由度の高さが魅力ですが、本作は自由度を残しつつも、ストーリーに沿って世界を冒険する従来のスタイルも尊重されています。
ストーリーで訪れる前に世界の隅々まで探索するのも良いですが、イベントを起こさないとダンジョンには入れません。
ストーリーを進める中で周辺のサブクエストや隠れたダンジョンを見つけるという感じで進んでいくので、導線がはっきりしていて遊びやすいです。
機械獣との多彩な戦闘が面白い
このゲームの最大の魅力は機械獣との戦闘です。
基本的には弓矢で戦いますが、
- 罠を張る
- 部位破壊で弱体化させる
- 地形を利用する
などなど、多彩な戦法をとることができるので、プレイヤーごとに好きなスタイルがあると思います。
部位破壊は、エフェクトという意味でも、
矢の照準を合わせる時に一定時間スローになる(スキル獲得で時間を伸ばせる)ので、TPS初心者でも遊びやすくなっています。
ステルス要素も強いですが、一度見つかっても離れれば見失ってくれるので失敗してもやり直せるのがうれしいです。
少数精鋭のサブクエスト
サブクエストや探索は、膨大な数が用意されているわけではありませんが、ひとつひとつが丁寧に作られていて遊び応えがあります。
特にサブクエストは、ストーリーも凝っているし、専用のフィールドでの戦闘など豪華ですね。
割り増し感がなく、遊びきれるボリューム感で、最後まで楽しくゲームをプレイすることができます。
映画顔負けのストーリー
『ホライゾン ゼロドーン』はストーリーも素晴らしいです!
地球の原風景を思わせるフィールドには不似合いの機械獣。
徐々に明らかにされていく世界のナゾと、異端児として扱われてきたアーロイ出生の秘密まで。
ストーリーに驚きながら、世界観を含めて楽しめましたし、ハリウッド映画をゲームで体験したような満足感をえられます。
マイルドな表現の大作洋ゲー
大作洋ゲーと言えば、残虐表現が過激なイメージがありますが、本作は表現面がマイルドで洋ゲー初心者でも遊びやすいです。
機械との戦闘がメインなので血飛沫描写が常に付きまとうことはありませんし、対人戦闘でも血が液体ではなく煙のように表現されグロさは軽減されているかなと感じました。
人を殺めるイベントシーンでも血飛沫描写や武器に血が付くなどの表現がありません。
気になったところ
序盤と終盤のムービーラッシュ
ストーリーは壮大で素晴らしいのですが、序盤と終盤にムービーを詰め込み過ぎてムービーラッシュになってしまっています。
終盤はまだ、世界観や主人公に愛着が湧いているから良いですが、ゲームの導入部でムービーが長すぎるのはかなり退屈。
と思ってました。
ステルス要素も強め
序盤は戦い方が下手だったり、武器・防具が弱いので、強力な機械獣との戦闘にはステルス要素が求められます。
背の高い草むらに身を隠して敵をやり過ごしたり、こっそり近づいたり…。
プレイヤーが戦闘をがっつり楽しもうとしているときは魅力でもあるのですが、目的地までの移動中にステルス頻度が高いと少し面倒でもありますね。
自身の足音や敵の視界を気にして行動しなければいけないので、序盤は特に「静止」時間が多くて退屈に感じていました。
登れる壁がわかりづらい
本作はフィールドアクションも用意されており、特定の場所では壁を登ったりロープの上を歩いたりすることができます。
ですが、登れる場所が背景と同化してしまってわかりづらく感じました。
登れる場所を探すのが楽しい時もあるのですが、あまりにも見つからなくって、結局すぐそこにあった。なんてオチもしばしば。
夜になると視界は悪くなり、さらに見つけにくくなるので、もう少しわかりやすくいとうれしいですね。
まとめ
映像に驚き、ストーリーに驚き、戦闘に興奮できる。
PS4のスペックを感じられるオープンワールド超大作です!
緊迫感と迫力満点の戦闘ですが、難易度調整ができるので「フォトリアルのアクションは難しそう…」という人でも面白さの一端を感じられると思います!
主人公の軽やかなアクションと、ガツンガツン!と部位破壊が超気持ち良い戦闘がたまんなく好きです!
もはや頭では理解できないほどにきれいすぎるフィールドと、練り込まれたストーリー。
ゲームでここまでの体験ができるなんて「感動!」のひとことです。