『アナザーエデン 時空を超える猫』ios/android
ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、スマホアプリ『アナザーエデン 時空を超える猫』を紹介。
こんなRPGが基本無料で遊べるなんて、すごい時代になったものです。
スマホゲームの常識をことごとく無視!
近年リリースになるスマホゲームって、どれもパズドラが築き上げたスタイルをテンプレしたものばかりですよね。
しかし、『アナザーエデン 時空を超える猫』(以下:アナデン)はそんなスマホゲームのセオリーをことごとく無視しています!
スタミナ不要!ってかクエスト式じゃない!
スマホゲームの一番のセオリーってこれですよね。
スタミナが不要と謳っているアプリでも、ホーム画面からクエストを選択して遊ぶというのが一般的だと思います。
だから同じことの繰り返しに感じて飽きてしまうんですよねー。
しかし、アナデンはクエスト方式ではありません。

もうね、スマホゲームよりも家庭用のゲームを想像してもらった方が早いくらい。
主人公の住む村があって、周辺を探索して、フィールドに出て敵と戦って、ストーリーに沿ってどんどん新しい世界を冒険していく。
という、そのまんま家庭用に発売されるようなゲームスタイルなんですよ!
完全シングルプレイスタイル
スマホゲームでよくあるフレンド機能。
クエスト出発時にフレンドを選択して助け合うシステムです。
協力プレイが実装されているスマホゲームも当たり前になってきました。

ソーシャル性が重視されるスマホゲーム界で、アナデンはまさかの「完全シングルプレイ」!
もう一回言っておきます。
完全シングルプレイ!!
「フレンド申請?ナニソレ?」ってなものです笑
フレンド機能は、より高性能なキャラを持っている人が優遇されるので、ガチャを沢山引かせるには効果的な機能です。

でも、フレンド選んだり、フレンドの持っているキャラが羨ましかったり、フレンド機能が煩わしいことも。
協力プレイも同様で、リアルな人間と遊ぶからこそ生まれる楽しさもあれば、ソーシャル疲れを感じることもあるんですよね。
買い切り型で開発してたの?と錯覚する
実際の開発背景はわかりませんが、「これ、買い切り型じゃないの?」と思ってしまう程、とにかく根本的にこれまでのスマホゲームとは違っています。
課金の方法は??
ここまで書くと、「じゃあどうやって稼ぐの?」って感じですよね。
ボランティアじゃないんだから、人員かけてリリースしている以上、どこかでお金をもらわなくてはいけません。
キャラクターガチャ
ここは一般的なスマホゲームと同じですね。
ガチャからキャラクターを召喚して、パーティに入れて使用します。

スマホゲームって、キャラが揃わない序盤がめっちゃ大変なんだよね~。
と、思いますが、実はそうでもありません。
ストーリーを進めて仲間になるキャラも
一般的なRPGのように、ストーリーを進めていると仲間に加わるキャラクターが存在します。
ってやつです。
ガチャキャラの欠点って、バックボーンが薄かったり、主人公との絡みがないことなんですよね。
でも、アナデンのストーリー上で仲間になるキャラはがっつりストーリーに食い込んできますし、主人公ともバンバン会話します。

「どうせ使えない弱いキャラでしょ?」というツッコミが聞こえてきそうですが、まぁ最終的にはそうなるのかもしれません。
その辺りはさらに遊びこまないとわかりませんが、現状は普通に使えていますし、ガチャ産キャラが雑魚を蹴散らす無双ゲーにはなっていません。
もし難易度上がりすぎて嫌になったら、そこでやめればいいかなーと。
アナデンってこんなゲーム
大まかな説明と課金方法はお話したので、魅力について語ろうと思います。
とにかく、昔風のRPGが好きな人にはおすすめです。
古き良きRPGの雰囲気が良い!
キャラクターだけを見ると、今風でスタイリッシュなイメージを受けますが、背景や音楽、登場するロケーションは古き良きJRPGを彷彿とさせるものです。

というのも『クロノ・トリガー』に携わった方々が開発陣にいらっしゃるんですよね。
その影響か、ゲームの内容は時空を超えて旅をするものになっていますし、『クロノ・トリガー』の楽曲を担当した光田康典さんも関わってらっしゃるので音楽が抜群に良い!!

私、『クロノ・トリガー』のBGMが大好きなんですよ。
なので、プレイ時はマナーモードをオフにして遊んでいます。
みなさんにも是非、音を聞きながら遊んでほしいです。
基本的な操作
フィールドや街での移動は基本横移動。
この辺は、360度動き回れる家庭用には敵いませんが、スマホ操作に最適化しているという意味では良い落としどころと言えるでしょうね。

上下に進路分岐があるので、RPGでよくある迷路のような地形は再現されており、ただの横スクロールにはなっていません。
行き止まりには宝箱などが配置されています。
戦闘はターン制バトル
戦闘は、歩いていたら敵に遭遇するランダムエンカウント。
ですが、特別強いモンスターはシンボルエンカウント(ぶつかったら戦闘)となっており、その辺を徘徊してらっしゃるので避けながらフィールド探索しています。

戦闘はコマンド式のターン制バトルです。
通常攻撃のたたかうコマンドとMPを消費するスキル技の2つで構成されています。
バフ・デバフ効果を持つスキルや全体攻撃、単体攻撃など。キャラクターによって使える技が違うのでバトル中にキャラを入れ替えたりと、戦略性もあります。

戦闘には倍速機能がついており快適。
バトル後の自動回復などはなく、死にそうになったら宿屋で休みましょう。
ストーリーを楽しみながら遊ぶ
クエスト式のスマホゲームでは、ストーリーとゲームプレイの乖離が目立ちますね。
しかし、アナデンはクエスト式ではないのでストーリーがちゃんとゲームプレイと絡んでいますし、これまたストーリーが良いんですよ。
街ではサブクエ受注が可能。

内容は、特定のアイテムを探して来たり、モンスターの討伐だったりするのですが、そこに至るまでの動機付けがしっかりしていますね。
「〇〇を持ってきて」と言われて、持っていったら終わり。
という一方的なものではく、そこから次の展開が生まれてクエストが進行していきます。
成長要素
スマホゲームでは、強化素材を使って一気に最大まで育てられるものと、クエストに出発して地道に育てるものがありますが、アナデンは後者です。
敵と戦って得た経験値でキャラクターたちがレベルアップしていきます。

ガチャ産キャラはレベル1からの育成になるので大変ですが、バトルメンバー4人とバトル中に入れ替え可能な2人の計6人のパーティ編成ができるので、レベル1でもサブメンバーに入れれば戦うことなくレベルアップさせることができます。

いきなり最強になったりしないから、ガチャキャラの無双ゲームにはなっていないんでしょうね。
武器は素材とお金(ゲーム内の)で購入。
ストーリーを進めて新しい町に行くと、より強い武器が作れるようになります。
家庭用とスマホのハイブリット
これまで、家庭用ゲームとスマホゲームは全くの別物として捕える人が多かったと思います。

しかし『アナザーエデン 時空を超える猫』は、家庭用ゲームのスタイルを基盤にスマホゲームの要素を取り入れたハイブリットなゲームです。
家庭用ゲームが好きな人も楽しめると思うし、スマホゲームばかり遊んでいた人も、家庭用ゲームが恋しくなるような内容になっているのではないでしょうか。
まとめ
これが基本無料で提供されていることが恐ろしくもありますが、テンプレ化され似たようなゲームが溢れかえっていたスマホゲーム界に一石を投じていることは間違いありません。
無料で遊べますから、気になった方はとりあえずダウンロードしてみましょう!
音量をオンにして、光田さんの素晴らしいBGMと一緒に楽しんでみてください。