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【レビュー・評価】これは快適か作業的か?スマホライクな要素で王道とはひと味違うRPG|ブレイブリーセカンド

レビュー・評価

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

今回は、3DS『ブレイブリーセカンド』の感想・評価です。

エンカウント率の変更やバトルの倍速機能など、ユーザーフレンドリーなシステムを採用しているRPGです。

このゲームの記事

 

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ブレイブリーセカンド

プレイ時間 31時間
ジャンル RPG
難易度調整 あり

 

良いところ

快適なバトルシステム

『ブレイブリーセカンド』は、見た目からもわかるようにノスタルジーに浸れる古き良きRPGの雰囲気でありながら、

  • エンカウント率の変更
  • バトルの倍速機能

が可能で、中身はかなり現代的。


ユーザーフレンドリーで遊びやすくなっています。

本作の特徴である「ブレイブ&デフォルト」を使えば、ターンの前借りや貯蓄が可能です。

最大4ターン分の攻撃を一気に叩き込むことができ、ザコ戦はサクサク、ボス戦ではかけひきを高めてくれます。

新しいことをやろう!という気概が感じられる


このゲームからは「新しいことをやろう!」という気概が感じられて好きです。

あんまり言うと楽しみがなくなっちゃうので控えますが、例えば、タイトル画面までもゲームに組み込む仕掛け。

3DSのカメラ機能の採用やジャイロを活用したイベントシーンなど。

こんなのよく考えたなぁ~

と驚く仕掛けが用意されていて面白いです。

豊富なジョブと育成

ジョブは全部で40種用意されており、メインジョブ以外の攻撃スキルをセットしたり、「物攻アップ」などの特殊スキルをコスト内でセット出来たりと、様々な組み合わせを楽しむことが可能です。

メインストーリー上でゲットできるジョブ以外に、結末を選べるサブクエスト でジョブを獲得することができるので、積極的にサブクエストを遊びたくなります。

気になったところ

快適と隣り合わせの作業感

先述した快適なバトルシステムですが、実はこれが諸刃の剣で、一歩間違うと快適すぎて作業感が増してしまいます。

プレイヤーがほとんど何もしなくて良いようなザコ戦は、作業的なスマホゲームに似た部分があります。

他にも、「新しいこと」をやろうとするあまり、ソーシャル性やリアルタイムを利用した放置ゲー的な要素があり、家庭用ならではの「一人でがっつり」遊ぶ魅力が発揮されていません。

いやらしい敵の数々

  • 割合攻撃
  • 即死攻撃
  • カウンター
  • 特殊な状態異常

など、いやらしい攻撃を連発してきます。

RPG好きな方からすると遊びごたえのある要素だと思いますが、

わたしは全滅の連続で苦しかった…

難易度を下げてもスキル技は防げないので、難易度調整の意味があまりないような…。

終盤の周回感

こちらもネタバレになるので詳しくは避けますが、終盤になるとこれまで登場したボスとの再戦など、まるで 周回プレイをしているような展開 になり新鮮味に欠けます。

また、『ブレイブリーデフォルト』という前作と同じ世界での冒険なので街やダンジョンは既視感が強く、RPGの魅力のひとつである冒険のワクワクが薄れてしまっています。

まとめ

快適なシステム面と、「ブレイブ&デフォルト」での戦略性の高いバトルが楽しめるRPG。

レベル上昇では対抗できない強力なボス戦や、スマホライクな要素を取り入れている部分で好みが分かれそうです。

MY POINT
中盤まではいい感じの難易度で快適に楽しめたのですが、終盤のゲームオーバー連発がつらすぎた…。

既視感が強かったり、周回感があったりと、「新しい素材」がもっと増えてくれると嬉しいです。

良いところ
  • 快適なバトルシステム
  • 豊富なジョブ
  • 結末を選べるサブクエスト
  • 新しいことに挑戦している
  • タイトルに秘密を隠す遊び心
合わないところ
  • 快適と隣り合わせの作業感
  • 前作フィールドの継承で新鮮味が薄い
  • 政治的なストーリー
  • 地味めな世界観
  • いやらしい敵の数々
  • 難易度を数値だけではカバーできない