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わにやまさん(@waniwani75)です。
シリーズ初のオープンワールドが空前のヒットを巻き起こした、Nintendo Switch/WiiU『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の感想です。
- 見渡す限りどこへでも行ける衝撃のオープンワールド
- カートゥーン調で描かれたやさしい色彩の絶景
- 100年の時を超えて厄災を打ち倒す感動ストーリー
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
プレイ時間 | 150時間(クリア30時間程度) |
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ジャンル | オープンワールドアクションアドベンチャー |
難易度 | 中級者向け(序盤が難しい) |
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:短評
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、厄災ガノンを討伐するため広大な大地を冒険するアクションアドベンチャー。
断崖絶壁でもどこでも登ってしまえる衝撃の「クライムアクション」と、高所から滑空のできる「パラセール」によって、これまでの常識を覆すオープンワールドが誕生しました。
カートゥーン調で描かれた雄大な大地は、やさしくも美しい絶景が広がっており、
- 100を超えるプチ謎解きの祠ダンジョン
- 怪しいところに隠れている森の妖精「コログ」探し
- 「ウツシエ」に描かれた地を探して記憶を取り戻す”ウツシエチャレンジ”
- マップ情報を入手できるシーカータワーの攻略
- 装備強化のための狩りや素材集め
- 村や集落に点在するサイドクエスト
- 強力なユニークモンスターへの挑戦
などなど、数え切れないほどの遊びが詰め込まれています。
さらに驚くべきは、圧倒的な自由度です!
最初のチュートリアルさえ終えてしまえば、プレイヤーの行動を制限するものは一切なく、どこへいくのか、なにをするのか、プレイヤーの思うまま!
メインストーリーを辿るもいいし、自由に冒険してマップを埋めていっても、ミニダンジョンを探しても、強敵と戦ってもいい!(最初からラスボスに挑むこともできる!)
“冒険”という言葉はこのゲームのためにある!
100年前と現代との2つの時間軸で語られる感動ストーリーも合わさり、心に残る、ゲーム史に残る、最強の1本です。
100年前の大敗北を軸にした感動ストーリー
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』が多くの人から愛される理由のひとつに、キャラクターとストーリーの魅力があります。
シリーズを通して緑の衣だった主人公リンクのデザインが一新され、爽やかなブルーの垢抜けたイケメンに!

そして、100年前に一度敗北したハイラルの英傑たちの足跡を辿ってゆくストーリーは、涙で前が見えなくなる 感動の連続……!!
100年という長い時間を経た戦いの末に、「このゲームに出会えてよかった……」ときっと思うはずです。
能動的な冒険を実現したマップと密度
オープンワールドのゲームはどうしても密度が薄くなりがちなので、宝箱やイベントのある場所に印がついたマップガイドを目印に冒険していくスタイルが多いと思います。
しかし、『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』には、そういったマップ表示は一切ありません。
(ストーリーの目的地表示はある)
自分の目で見て、自分の足で冒険することがなにより楽しい、好奇心を刺激してくれるオープンワールドになっているんです!
あっちにはなにがあるんだろう?と思ったところには、必ずなにかが用意されてる!
期待に応えてくれる!
一応、4つの地域の「神獣」を解放するというメインストーリーがあるため、なにをしたらいいのかを迷うことはなく、メインストーリーだけをプレイすれば30時間未満でクリアできる内容になっています。(絶対もっと冒険しちゃうよ?)
「武器が壊れる」の好き嫌い
本作の好みが分かれる大きな要素に「武器が壊れる」ことがあります。
武器には“耐久値”というものがあり、しばらく使うと壊れてしまうんです。
武器が壊れることによるデメリットは、
- 強い武器を入手してももったいなくて使えなくなる
- 武器ポーチに限りがあるため、武器の取捨選択が面倒くさい
- 武器が壊れるから敵と戦いたくなくなる
などなど、マイナス面が多くてかなり好みが分かれるんですよね。
しかし、プラスな面ももちろん多くあって、
- 敵によってどの武器を使うべきかの状況判断が楽しい
- 強い武器を手にいれるために強敵に挑みたくなる
- 武器が壊れることで生まれる不便がなんだかんだいい思い出になる
などなど、武器が壊れない方が明らかに”快適”ではあっただろうけど、武器が壊れることで生まれるゲーム性もあるため、こればっかりは「合う・合わないの問題」としか言えません。
(メインストーリーで手にはいるマスターソードは壊れない)
これまでの謎解きゼルダ好きには物足りない部分も
本作は100を超える祠ダンジョンによって、これまでのゼルダシリーズであったような重厚長大なダンジョンはなくなりカジュアルなスタイルへと変化しました。
これは、これまでのゼルダが好きだった人には物足りなく感じるだろうし、反対に、重たい謎解きを敬遠していた人には嬉しい変化だと思います。
ただ!
“神獣ダンジョン”と呼ばれる4つの大型ダンジョンは、めちゃくちゃ楽しいです!
ダンジョンそのものを操作して謎を解く大規模なもので、ダンジョンを回転させたり、傾けたりと、構造の変化で生まれる 新しい謎解きにワクワク!
4つしかないことが悔やまれるほど!

まとめ
“崖登り”と”滑空”という二大アクションによって、圧倒的な自由度を実現したオープンワールドアクションアドベンチャーです。
世界を自分の足で踏み歩いてゆく感動、そこで出会う絶景、100年の時を超えて紡がれる物語。
新しくも多くの人の心を掴む名作を、ぜひプレイしてみてください。
ただし、結構好みが分かれるタイトルでもあるので、自分のプレイスタイルや“ゼルダに求めるもの”を照らし合せて選ぶといいと思います。
わたしは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』からの生粋の3Dゼルダファンなのですが、「時のオカリナを超えた!」と胸を張って言えるタイトルが誕生してくれたことが本当にうれしいです!
もうね……、どこまででも自由に探索できるのが楽しすぎて、全っ然メインストーリーが進まなかった!
どこでも登れてしまうクライムアクションはもはや発明だし、雄大な景色を見ながらパラセールで滑空するだけで、楽しい!楽しい!
一生忘れないゲームと出会えました。
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』が好きな人にオススメのゲーム
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のキャラクターとストーリーが大好きになった人にぜひともオススメしたいのは『ゼルダ無双 厄災の黙示録』です!
100年前の大厄災の記憶を追体験できる爽快な無双アクションで、全編フルボイスで描かれるストーリーは 鳥肌モノ!
英傑たちに再び会いたいなら、やるしかない!
コメント
Wiiu だったら、ゲームパッドの画面を押すだけでゲームパッドでも見れますよ。マップは、ーボタンを押せば見れますし、wiiuだと、グラフィックが悪いだけなので後は、全部良いと思います
えーっと、
わたしは、せっかくのゲームパッドを「2画面同時に活用できない」という意味で書かせていただいたのですが、
テレビにゲーム画面、ゲームパッドにマップが表示できるということでしょうか?
もしそうでしたら、訂正させていただきます。