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わにやまさん(@waniwani75)です。
PSVITA『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』の感想を書いていきます。
- 昼と夜の2つの世界が存在する学園ミステリー!
- 多数の伏線でおどろきのシナリオは必見!
- 楽しいラブコメとセクシーな恋愛が楽しめる!
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時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-
プレイ時間 | 27時間 |
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ジャンル | 昼と夜の学園ブレイクスルーAVG |
難易度 | 誰でもプレイできる クリアには攻略情報が必要 |
表現 | セクシー表現かなり強め |
時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-:短評
『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』は、魔術学園に秘められた謎を解き明かしていくアドベンチャーです。
楽しいラブコメと伏線だらけのストーリーに 驚かされる秀作!
ストーリーがおもしろいだけでなく、ギャルゲでありながら男同士の友情を真摯に描き、胸が熱くなるせつない展開とぐんぐん加速する大団円に 引き込まれる!引き込まれる!
主人公の通う魔術学園は、昼と夜の2つの異なる世界が存在しており、「魔術」という非現実が生きています。
魔導具が巻き起こすトラブルを収拾する「特査」と呼ばれる機関に身を置くことになった主人公は、非日常のドタバタ劇を経験しながら学園に隠された大きな秘密へと迫っていきます。

学園に通うキャラクターたちは個性豊かで楽しく、ロジカルに組み立てられたシナリオは3部作で完結するため、1作ごとの”引き”も見事。
シリーズ3部作を一挙に収録した、大満足の1本です。
ラブコメ、ツンデレ好きは迷わず買い!
本作は、王道ラブコメの詰め合わせのようなキャッチーさが売り!
例えば、ゲームを開始してすぐに、女の子と手錠で繋がれちゃって 大騒動!
いつでもどこでも一緒に行動しなければならず、眠るときも一緒。
第一印象ではなかなか掴めないキャラクターたちのことが、あっという間に好きになります。
他にも、女の子との体の入れ替わりや、キスしないと元に戻れない変身などなど、ベッタベタなラブコメが過ぎる!
さらに、メインヒロインは絵に描いたようなツンデレで、知的でクールな顔が崩れたときの デレっぷりがかわいい!
これは、もう、ツンデレの権化えぇぇ!
楽しいラブコメとツンデレヒロインが好きな方は、迷わず買いです!笑
2本目のクライマックスから怒涛の盛り上がりを見せる!
本作は、シリーズ3部作が収録されており、ストーリーは続きもの。
実は、最初っから面白いというわけではないのですが、2本目のクライマックスから怒涛の盛り上がりを見せてくれます。
面白くなるまでがちょ〜っと長いんですが、瞬間風速はすさまじい ので、途中で飽きそうになっても2本目のクライマックスまでは進めてみてほしい!
話数を進めるごとに仲間たちと絆を深め一致団結していく、幸福感に包まれるエンディングになっているので、ハッピーエンド好きには特におすすめです。
ラブコメがハマらないと苦行、ストーリーに波がある
注意点としては、ラブコメ配分の多いゲームなので、ラブコメ部分が楽しめないと結構しんどいこと。
「王道ラブコメ」と言えば聞こえはいいですが、ありきたりなドタバタ劇とも言えるわけで、「そんなのいいからメインストーリー早く!」と、フラストレーションがたまるかもしれません。
メインストーリーが面白くなってくるのは2本目終盤からですし、全編にわたって安定した面白さを求める人には不向きです。
元エロゲなので注意!
本作は、元エロゲなので各ヒロインとの恋愛描写が長尺で、かなりセクシーなことになってます。
声優さんのボイスがとびきりと色っぽいのはもちろん、情事に及んだことがしっかりとわかるくらいには描かれているので、苦手な方はご注意を!
苦手じゃない方でも、知らずにプレイしたらビックリすると思うので、知識として知っておくといいですね。
まとめ
元エロゲと侮ることなかれ、練られたストーリーが驚きと感動をもたらしてくれる本格学園ミステリーです。
愉快なラブコメとえっち度の高い恋愛にハマれば、全編まるごと楽しめます!
メインストーリーだけでも十分におすすめできる内容なんですが、ラブコメ、ツンデレ、セクシーがあまり好きじゃない人は、やめておきましょう!
ラブコメも日常系も好きなタイプなので、最初からそこそこ楽しめてはいましたが、2本目のクライマックスで完全に心を掴まれました!
伏線は見事だし、キャラクターの動かし方、伏線回収によって意味がわかってくるセリフ、過去エピソードの再発掘と、シナリオ構成がすごい!
個人的には、これまでプレイしたアドベンチャーゲームの中でも、かなり上位に数えられるゲームです!
めっちゃ好き!