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時計仕掛けのレイライン【ストーリー感想】楽しいラブコメと驚きのシナリオを振り返ります!

ストーリー感想

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

PSVITA『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』のストーリーを振り返ってみようと思います。

シリーズ3部作が1本にまとめられたタイトルなので、1作ごとに分けて感想を書いていきますよ!

本記事は、『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』のネタバレを含みます。
驚きシナリオが醍醐味のゲームとなっていますので、未プレイの方はご注意ください。
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時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-

 

時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-


1本目の「-黄昏時の境界線-」は、楽しいラブコメアドベンチャーって感じでした!

魔術ミステリーとは言っても、魔術が普通に存在している世界ではなく、なにも知らない主人公視点で進行するので、ファンタジー世界のワクワクを感じられたのがよかった!

主人公の大切な親友キャラとなる「おまる」との出会いと、メインヒロインの「憂緒うしお」、この3人で活動する「特査」のお仕事がドタバタとして楽しかったしね。

特査が回収を担当する「遺品ミスト」と呼ばれる魔導具は、ドラえもんの秘密道具みたい。

クライマックスでは、主人公が実は、本来入学する予定だった妹の代わりにやってきた兄であったとわかり、ちょっとした驚きも得られて導入部としてはなかなかよかったと思います。

キャッチーなラブコメで開幕


ゲームが開始してすぐに、憂緒と手錠で繋がれちゃって離れられなくなる展開は、どこの剛昌だよ!!とニヤついてしまいました!

憂緒ちゃんは知的でクールな女の子ゆえに、初対面では近寄りがたい存在ですが、強制的に一緒に時間を過ごすことでキャラクター同士が打ち解けられるし、プレイヤーもさっそくツンデレ全開の憂緒ちゃんに愛着を持つことができてうまいなぁ〜としみじみ。


一緒におやすみしたり、抱っこされて真っ赤になってる憂緒ちゃん。

うん、うん、かわいいよ。

 

眠子がおもしろすぎる!


天真爛漫、煩悩ダダ漏れヒロイン「眠子ねこ」のお話はおもしろすぎました。

主人公のことが大好きで、白馬の王子さまを夢見る 変態女子!

「ぱんつが欲しいです!!」は爆弾発言すぎるでしょ。このド変態!


脳内では暴走しているくせに、いざそういうシチュエーションになると沸騰しちゃってポンコツになる眠子ちゃんかなり好きです

今回に限らず、眠子ちゃんが出てくると全部持って行かれる節があるよね。(夢世界の話とか)

インパクトしかない眠子ちゃん。笑

 

クピドの弓


矢が当たって最初に見た者を好きになってしまう「クピドの弓」の回は、主人公が憂緒を好きになって押せ押せデレデレしちゃう、とことんラブコメ!

いや……、これ……、憂緒ちゃんの嫌がり方がかわいすぎて逆効果なのおもしろすぎる。

「no means no」は虚空へ消え去ったのだった……。笑

ツンデレの極みだ

 


押しに弱い憂緒ちゃん、目が覚めたとき頭から火が出てただろうね。

こうやって振り返ってみると、探し物妖精も、どこでも行けるヤヌスの鍵も、クピドの弓も、後半になってからなんども出てくる重要アイテムが最初にどんどん紹介されていたんですね。

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-


2本目の「-残影の夜が明ける時-」は、とにかく クライマックスがやばすぎた……!

夜の生徒は20年前に起こった学園の火事に巻き込まれて行方不明になった生徒たちで、昼の生徒たちの肉体に彼らの魂を降ろして顕在化させていたこと。

学園長や風紀委員長らがホムンクルスだったこと、おまるが実は20年前の生徒だったこと、おまるに使われていた肉体が憂緒が探していた親友の「睦月」だったこと。


わぁ〜〜!!!!

待って待って!

多すぎる!
おどろきが多すぎてパンクする〜!

主人公の妹も切り札として登場するし、こりゃすごい!

正直、ラブコメ一直線の1本目、2本目を見てきて、「たのしいけど、シナリオはまぁおまけみたいなものかな」なんて思ってたから、ひれ伏しました。ごめんなさい!

変わらず楽しい開幕ラブコメ


クライマックスがあんなすごいことになるとはつゆ知らず、開幕は楽しいラブコメを満喫。

最初にキャッチーなラブコメを持ってくるのは、セオリーなのかな?

今回は、女の子と体が入れ替わっちゃうというド定番のラブコメで、スケープゴートの春霞かすみ鍔姫つばきが犠牲者に……。

お風呂でゴニョゴニョ……があるんだけど、さすがに画像は自重しておきます!

おまるの消失


本当にたくさんの驚きが詰まったシナリオでしたが、中でも衝撃を受けたのは、おまるが20年前の生徒で、学園の野望を打ち砕いたことで、おまるが消えてしまうところでした。

わたしがレイラインをいたく気に入っている理由は、たぶんここで、おまるが大好きだったからなんですよ!!

これまでいくつかのギャルゲをプレイしてきましたが、ほとんどの主人公親友キャラって、モテ出す主人公をひがんだり、モテない同士が徒党を組んでるような陰湿さがあったんですが、おまるは人柄がやわらかくて、ケンカばっかりしてる特査の2人を微笑ましく見守ってるでしょ?

だけど、ケア要員かというとそうでもなくて、2人が道を踏み外しているときは一喝できるし、知的な憂緒と肉体派の主人公に挟まれながらも自分を卑下せずに対等な友人であり続ける。

それにね。喪失感をもたらすキャラクター枠といえば、ほとんどがヒロイン(異性)なんですよ。

そこに 男親友キャラを持ってくるというセンス!

友情物語は最強だ!

 

「誰かを犠牲にして蘇ったって……嬉しくないよ!
そんなの間違ってるよ!」

あの言葉が、躊躇する友の罪悪を共に背負おうとするやさしい勇者の言葉だけではなく、当事者から発せられた心の叫びだったと知ったとき、意味が一変するのがうますぎてやばい……。

最後に花火が見たいと言ったおまるのために、魔術で懸命に夜空を彩る春霞と鍔姫。

美しい花火に周囲から歓声が上がるなかで、一人消えていくおまる。

陰と陽の対比が刹那的で、全部持って行かれました

憂緒の親友「睦月」


おまるの魂の上書きが解けたことで、憂緒の親友である「睦月むつき」が登場したときは、何回心を揺さぶれば気が済むんだ……って、腰が砕けました。

睦月を探していると知ったときに高笑いした学園長や、憂緒がヤヌスの鍵でたどり着いた分室は実はおまるに反応した結果だったこと、いろんなことが あぁ!とつながってやられちゃいましたよ。

ただね、憂緒と睦月との再会が弱いのはちょっと残念。

両手放しじゃ喜べない状態だっていうのはわかるけど、それでも、学校を編入してまで探した友人との再会の瞬間が取り上げられないのはちょいと寂しい

でも、おまるがいなくなった悲しみで「はい、終了」ではなく、もしかしたら20年前の生徒たちはまだ生きているのかもしれない。助けられるかもしれない。という希望を見せる終わり方って最高すぎません?

時計仕掛けのレイライン -朝露に散る花-


3部作の最後となる「-朝露に散る花-」は、最初から学園側との全面戦争を視野に入れたストーリーで完結編にふさわしい内容でした。

20年前の火事の真相と、夜の生徒の一人であるヒナが黒幕だったこと、魔力ゼロだと思われていた主人公が実は強大な魔女だったこと、などなど 驚きのシナリオは健在!

最後には魔女として本来の力を取り戻した主人公が、20年前の生徒たちの魂を救い出し、おまるとの再会を果たしてハッピーエンドというきれいな大団円を見せてくれました。

時をかけてしまった憂緒


3本目も多くの伏線回収を見せたレイラインですが、発狂しそうになったのは、憂緒が遺品の力を使って時間を遡り、「黒谷真弥」として合流していたこと。

時をかけるのは反則だろーーー!?!?

時をかけるとき、そこには「物語」しかないんですよ。

物語があるから時をかけ、時をかけることで物語が生まれるんですよ。

だから、時をかけるという最強カードを使うのは反則でしょうよ……。最高じゃん。


伏線的なことを言うと、黒谷の作為的な行動の意味がわかったスッキリ感が良かったですね。

憂緒が黒谷に嫉妬していたのは、自分自身の主人公に対する情愛への嫉妬だったという事実にはニヤついてしまったし、朝の屋上で2人がいい雰囲気になっているときに黒谷が乱入してきたのは憂緒本人の仕業だったのかと思うとこれまた愉快。

こういうキャラクター描写に関してもシナリオがよく練られてるの、ほんとすごいなぁ。

おまるとの再会と別れ、そして20年


魔女の力を取り戻した主人公が20年前の生徒を救い出し、おまると再会できたときは 感動でした〜!!

20年前の生徒たちは、元の時間に戻っていく。

「20年経ったら、会いに来てくれよ」

そう約束しての別れは、会えなくなる寂しさを上回るくらいの幸せな気持ちでいっぱいでした。(この絵大好き!)

こんなにあたたかいお別れがあるなんて……

 


事件がひと段落ついたあと、20年経って大人になったおまるとの再会
(そあらがおまるの娘だったという爆弾をしれっと落としていくところがニクい!)

これさ……、あんまり描写されてないけど、おまる側の心情考えたら結構涙腺やばくない?

20年だよ?

20年という時の隔たりが自分にだけある状態で、かつての親友たちに会うっていうプレッシャー。

大人になった自分はがっかりされないだろうか、がっかりされない自分であれただろうか、会ってしまったら宝物みたいなあの関係が変わってしまうんじゃないか。

ある意味では、おまるも時をかけてるんだよね。

これ以上の大団円があるか!?ってくらい曇りのないエンディングに大満足でした。

まとめ

以上、『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』のストーリー感想でした!

ひゃあ〜、おもしろかった!

おまるという親友キャラと、時をかけちゃった憂緒に感情持っていかれっぱなしでしたが、ハッピーエンド好きにはたまらないストーリーで、とても楽しめました!

『時計仕掛けのレイライン -陽炎に彷徨う魔女-』好きなシーン

兄をいびるルイ


完結編では、ほぼ無力化されて出番の少なかったルイですが、事件解決後に兄に毒舌吐くのが面白くて好きです。

「『敵に捕まり暗示をかけられるなどという失態は犯しませんが』などとどの口が言ったのやら。
とっくに失態が服着て歩いている状態だったくせに
お前本当に人間か。人類のプライドはないのか」

エッジが効きすぎですよ、ルイさん!
毒舌って格上に対して行使することで初めておもしろくなるので、ハイジへの毒舌よりよっぽどハマってました!
「失態が服着て歩いている状態」はやばい……。笑

村雲&みちる、ラブコメの餌食になる

最終盤で、静春ちゃんとみちるがラブコメの餌食になっているのには笑いました!
しかも、女の子のドギマギした反応を楽しむんじゃなくて、静春ちゃんのウブな恋愛を観察して楽しむというスタイル!笑
ニューヒロイン静春の誕生です。

夢オチを期待して羞恥を晒す憂緒


クリア後のアナザーエピソードの憂緒もおもしろくて好きです!
普段はツンデレすぎて素直になれない憂緒が、夢の中だと勘違いして主人公にめいっぱい甘えてくるというボーナスエピソードなんですが……。
素直にねだってくる憂緒ちゃんがかわいいなぁと思いつつも、見ているこちらが発火するかと思う羞恥プレイでしたね。
デレればデレるほど、「やめとけ!憂緒ちゃん!」と制止したくなる衝動!
最後まで愉快でした。笑