ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回はPS4『Sea of Solitude(シー オブ ソリチュード)』の感想を書いていきます。
- 美しい水没都市を探索!
- 恐ろしい怪物から逃れるアクションアドベンチャー
- 誰にでもある悲しみ・怒り・孤独がテーマの物語
Sea of Solitude(シー オブ ソリチュード)
プレイ時間 | 4時間 |
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ジャンル | アクションアドベンチャー |
難易度 | 初心者から楽しめる |
Sea of Solitude(シー オブ ソリチュード):短評
『Sea of Solitude(シー オブ ソリチュード)』は、水没した都市を探索していく3Dアドベンチャーです。
水風景を愛する人ならば、この美しい水没都市を見ただけで 恋に落ちてしまうゲームじゃないでしょうか!?
本作は、綺麗な景色の中でプレイするだけではなく、光と闇の対表現が巧みに使用されています。
吹き荒れる嵐を進み、「穢れ」と呼ばれる記憶の断片を探して浄化していくことで、世界が光を取り戻します。
暗闇が晴れ渡っていく瞬間や、モーセの十戒ばりに海が割れるシーンは、もう〜、鳥肌モノ!
水没都市には、真っ黒の巨大な怪物が潜んでいて 主人公に怒りや悲しみをぶつけてきます。
怪物たちに襲われないように水没都市を進みながら紐解いていくストーリーは、とても身近なテーマに寄り添ったもの。
学校の友達や両親の問題 。
誰にでも経験のあるミクロな世界の息苦しさや孤独を、水没都市と怪物という比喩表現で描いた美麗ゲームです。
チャプター形式で水没都市の移り変わりを楽しむゲーム進行
本作は、大きな水没都市を自由に探索していくオープンなマップのように見えますが、実際は、ストーリーを進めながら新しいエリアを進んでいくチャプター形式のゲームです。
ストーリー進行によって海の表情が変化したり、水位が上下して探索域が広がったりと、プレイヤーの動線がデザインされている分、ちょっとしたギミックのダンジョンを進んでいくような感じ!
怪物たちに隠されたストーリーを紐解きながら、移り変わっていく水没都市の景色を楽しめます。
ストーリー重視の雰囲気ゲーム
水表現がとても美しい本作ですが、ゲーム性は薄めで雰囲気ゲーム色が強いように感じました。
水中に潜む怪物に食べられないようにタイミングよく水中を横断したり、地面から吹き出す風を利用して高い場所へジャンプしたりと、アクティブな要素もありますが、難易度はないに等しいものです。
ストーリー重視で淡々と進んでいきますが、そのストーリーは多感な時期には誰でも悩むようなことなので、良くいえば共感性が高く、悪くいえば退屈。
ゲーム性や緻密なストーリーを期待する人は向かないのでご注意を。
まとめ
美しい水没都市を探索して、主人公「ケイ」の物語を紐解いていくアクションアドベンチャーです。
主人公の精神状態によって表情を変えていく水没都市は心を奪われるほど美しく、水のある絶景に癒される1本です。
ゲーム性とストーリーは薄味なので、あくまで「雰囲気ゲーム」として手に取るといいかと思います。
『Sea of Solitude(シー オブ ソリチュード)』が好きな人におすすめのゲーム
サブマージド
水没都市が好きな人におすすめのゲームは『サブマージド』です!
オープンなマップをボートを使って探索できる自由度の高いゲームで、絶景ポイント多数!
廃墟を進んでいくアスレチックアクションも楽しめます。
サブマージド/感想