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シャドウ オブ ザ トゥームレイダー【レビュー】アクションも冒険も過去最高!冒険を体現する謎解きアクションアドベンチャー

レビュー・評価

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

今回は、PS4/XboxOne/PC『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の感想。

リブート版のリリースとともに、再び世界にその名を轟かせた「トゥームレイダー」シリーズ。

大きな期待を寄せてプレイした本作ですが、期待を裏切らないアクションと謎解きの数々に大興奮でした!

こんな人におすすめ
  • 謎解きアクションアドベンチャーが好き!
  • 映画みたいな冒険がしたい!
  • 女性主人公で遊びたい!
このゲームの記事

 

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シャドウ オブ ザ トゥームレイダー

プレイ時間 20時間
ジャンル アクションアドベンチャー
難易度調整 あり(自動照準あり:ラスボスが難しい)
補足 フォトモード搭載
どんなゲーム?

探索リニアと箱庭マップで進行する謎解きアクションアドベンチャー

弓や銃を使ったTPSとステルス戦闘で敵を倒すだけでなく、収集物やストーリー進行で経験値を取得しレベルアップ。

レベルアップで得たスキルポイントを使ってのスキル獲得や、武器の強化で主人公を成長させる。

良いところ

ドキドキ極まる危険な冒険

映画でしかみたことのないような、ハラハラドキドキの冒険を体験できるゲーム。

「映画的なゲーム」は多数登場していますが、わたしは「トゥームレイダー」こそがその頂点に君臨していると思っています!


その理由は、主人公のララ・クロフト

こんな華奢で、きれいな顔立ちをしながら、危機的状況を次々に乗り越えていきます

ララのすごすぎアクション

  • ピッケルでの崖登り
  • ロープアクションでの空中移動
  • チビるような高所からの飛び込み

重力を無視するかのようなクライミングを見たときは、さすがに笑いました!

この超人的アクションは、シリーズお決まりなんですが、今作は「ハイパーインフレ状態」

ララ、やりすぎッ!!

と、思わずツッコミたくなるありえないシチュエーションの数々がプレイヤーを待っています。

ド派手なフィールド破壊のシネマティックアクションは、”天変地異”が起こるというストーリーと重なり、もはや規模がデカくなりすぎて意味不明です。(褒めてる)

そこいらのテーマパーク行くより楽しいんじゃないだろうか…
ポイント
主人公ララのアクションがすごすぎる!
フィールド破壊や危険なシチュエーションが極まる。

 

これぞTHEアクションアドベンチャー!

「トゥームレイダー」は探索をメインに、謎解きと戦闘が楽しめる「THE アクションアドベンチャー」です。

ゲームは、探索型リニアと箱庭を両立した、より道の楽しさが止まらない内容。


あらゆる収集物をゲットすると、主人公の成長や武器の強化など、豊富なリワード(ご褒美)があるから、ついつい横道に逸れて遊んでしまうんです!

新しいアイテムや、武器が手に入れば行動範囲が広がって、また探索…、探索…

寄り道が超楽しい!

 


今作の箱庭マップは、「箱庭マップ」と呼ぶのが恐れ多いほどの広さを誇っており、特に「パイティティ」という集落にはじめて訪れた時はそのスケールに圧倒されてしまうはずです。

これが全部遊び場なんて信じられない!
箱庭でのあそび

  • トゥームクリアによる新アクションの取得
  • サブミッション
  • レリックやサバイバルキット集め
  • 墓室に隠されたコスチュームの獲得
  • 装備強化のための狩りや収集
  • 商人との売買
  • ○○を何個壊すなどのチャレンジ要素

収集物は「インスティンクト」という機能でハイライトされるので見つけやすく、経験値や言語レベルが上昇するので集めたくなります。

ポイント
箱庭もリニアも、探索いっぱいで寄り道が楽しい!

 

気合い入りすぎのトゥームとサブミッション

寄り道がべらぼうに楽しい「トゥームレイダー」。

箱庭マップには多数の遊びと探索が詰め込まれていますが、

  • トゥーム(ミニダンジョン)
  • サブミッション

この2つの気合いの入りようがとんでもありません。

トゥーム


「トゥーム」とは、謎解きを楽しめるミニダンジョン。

巨大な遺跡がまるごとギミックになっている大掛かりなダンジョンは、景色としても美しいですし、触って楽しい謎解きを楽しめます。

なぜこれをゲームクリアに無関係のサブ要素にしているのか理解できないほどです!

サブミッション


そして、もう一つの「サブミッション」

こちらはクリアすると次のクエストに派生して行く、ストーリー性が高いものになっており、サブミッションでしか行けない秘密のエリアも用意されているというこだわり。

「トゥーム」「サブミッション」は、合計しても数は多くないので、

全部遊ばな損!

と思わせてくれる絶妙な数になっています。

似たような遊びが100あるよりも、ずっと濃い体験が可能です。

ポイント
トゥームでは謎解きミニダンジョンが、サブミッションでは高いストーリー性の探索や戦闘が楽しめる。

 

“シャドウ”だけど明るくて美しいフィールド

『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』というタイトル名を聞いた時に、

なんか暗そう…
なんか怖そう…

と、不安を感じていたんですが、これは杞憂でした!


見てください!この景色の数々!

めっちゃ綺麗やぁ〜!

決して、明るい景色だけをうまく切り取ったわけではありません。

序盤と終盤は暗いフィールドが多いのですが、体感としては7〜8割が明るい場所になっています。

透明度の高い水辺や。遠くまで見晴らしの良いジャングルが美しい。

ポイント
中米を舞台に、マヤやインカといった文明が描かれる。
フォトモードの搭載が搭載され、絶景の数々をじっくり鑑賞できる。

 


個人的にうれしかったのは「グロ表現」の緩和。

ゲームオーバー時にララがショッキングな死に方をするのはお決まりですが、今作では人体の切断が一切ありません

過去作では、生首や腕が落ちてくる演出があってビビらされたので、これはうれしい誤算です。

ポイント
シリーズの中ではグロ表現が控えめな印象。

 

遊びやすくなったステルス戦闘

『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』で一番変化を感じたのは「戦闘」です。

トゥームレイダーの戦闘って、これまで結構むずかしかったんです。


ステルスに失敗して敵に見つかってしまうと、ぞろぞろと敵の増援が来て、いくら逃げても隠れても蜂の巣にされてしまう。

TPSが苦手だとうまく楽しめないものでした。

しかし今作では、一度見つかってしまっても隠れれば見失ってくれます!

ステルスの仕切り直しができるので、1体ずつ倒していく気持ちいいステルス戦闘ができるんです。

あんまり銃を使ってない

 

敵の位置や状況はハイライトでわかる

フィールドにあるアイテムを使った工作や、毒矢や死体への工作など、トリッキーな戦い方は健在。

今作では、泥沼で体に泥を塗って身を隠したり、木の上から奇襲できたりと、まるで忍者のようなアクションができちゃいます。

ステルスの難易度は低めなので、上級者は簡単に感じてしまうかもしれません。

ポイント
ステルス戦闘がパワーアップ。
まるで忍者のように敵を倒していける。

 

死に方のバリエーションが豊富で経験値も

超人のララですが、アクションをミスるとすぐ死にます。
死に方がバリエーションが豊富で、遊び心を感じます。死んでも経験値が入るのは素晴らしいシステム。

「リアル × フィクション」ストーリー

リアル系には珍しくフィクション色の濃いストーリー。
フィクションのおかげで、ありえない派手なシチュエーションが実現しているのがいいですね。

気になったところ

シリーズの超パワーアップ版

探索リニアと箱庭、主人公の成長や武器強化、登場するアイテムなど、基礎の部分は同じで革命的な変化はありません

”新しい刺激”を期待していると変化の乏しさに目がいくのは避けられません。


今作は「シリーズの超パワーアップ版」

どう受け止めるかはプレイヤーの求めるものによって変わってきます。

パワーアップ版ですからね、過去作を楽しめた方は安心して楽しめる作品になっています。

注意したいポイント
よくも悪くも「シリーズの超パワーアップ版」。
新しいものを求める人には不向き。

 

ラスボスが強すぎる

わたしの体感なんですが、ラスボスがめちゃくちゃ強くて危うくクリアできないところでした…。
ステルスではなく正面戦闘なので、これまでの戦闘術を活かしにくいラスボス。二度と戦いたくない。

ホラー演出にご注意

叫びながら走って襲いかかってくる種族が登場します。
かなり怖くてドキドキするのでホラー苦手な方はご注意を

まとめ

全てにおいてスケールアップしたシリーズの決定版。

  • 絶景
  • 箱庭探索
  • 謎解き
  • 戦闘
  • シネマティックアクション

と、リッチな遊びのつまったアクションアドベンチャーが楽しめます。

シリーズをプレイ済みで、「新しいもの」を求める人には物足りなく感じるかもしれません。

MY POINT
こんなにワクワクしたのはいつぶりでしょうか。

謎解きアクションアドベンチャーが大好きなわたしには唯一無二の魅力が詰まったゲームなので、楽しくて笑いが止まりませんでした!

今作の演出やフィールド破壊は終盤になるほどありえなくなっていき、もはやギャグの領域。笑

ララのありえないアクションに「うそやろ〜!?」ってツッコミながら遊ぶのが面白すぎます。

好きです!大好き!

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コメント

  1. すごく楽しめたみたいですね!
    タイトルにシャドウってついていて、ジャングルとかが舞台だったので僕も暗い場所が多いイメージを持っていました。でも、結構明るいところで冒険できるようで楽しみです。
    一度見つかってもまた隠れられるのはありがたいですね。仕切り直しできそうです。今までは、見つかったら即、盛大な銃撃戦でしたからねー(笑)

    ある意味大きく変わらないのは、ファンには有り難いですね。期待の方向でスケールアップしてくれると、安心して世界観を楽しめそうです。

    • めっちゃ楽しかったです!(* ´ ▽ ` *)
      そうですね!
      良い意味でも、悪い意味でも「期待を裏切らない」内容なので、わたしは大満足でした!
      大きな変化は、いつ出るかまったくわからない次作に期待することにします!

      トゥームレイダーの戦闘あるあるですよね笑
      今回、見失ってくれるのめっちゃいいですよ!
      まぁ、ヨウタイガさんが次に遊ばれるであろうライズは相変わらず蜂の巣ですが笑

      シャドウをプレイして、わたしはまたライズをプレイしたい気持ちでいっぱいになりました(*>∇<)ノ

  2. 注意:ネタバレあり

    凄く楽しくて良かった♪いやぁ、マジで面白かったです!
    私の場合は、前々作と前作をプレイしていたので、エンディングのララの一言にジーンとしました。
    よくぞ私利私欲に走らずに世界を救ってくれた!ありがとう。そしてお疲れさまでしたって感じですね。
    私だったら両親と一緒に暮らせる世界を選択していたでしょうね。誘惑に負けて( ̄ω ̄;)ハハ…。
    だって、9歳で両親いないんだよ…広い家で寂しいよね。
    まあ親代わりのロスやアナがいただろうけど…それでもねぇ(涙)
    ジョナも良い支え役してましたね。ジョナがいなかったらララは自己中心的な性格に変わっていたかも。
    ああいう親友が欲しい。信じあえる友かぁ。
    今作は開発者が前もって言ってとおり「探索」に重点を置いているということを記事で知っていましたので
    積極的にチャレンジトゥームや墓室に挑戦しましたからボリュームありました。
    もし、物語(本編)だけでクリアしてしまうと少し物足りないと感じると思います。
    そもそも「探索」してこそ『トゥームレイダー』ですから♪何事も挑戦しなきゃもったいない!
    それと私の場合、基本「英語音声+日本語字幕」タイプなので字幕の問題(表示が途中で止まる)が
    最大の評価マイナス点でしたが、今では字幕の修正パッチも来てくれたので、
    安心して2周目を遊べています。
    まだ『トゥームレイダー』をプレイしたことないという人は、ぜひPart1からプレイされた方が絶対に良いです。このままリブート3部作で終わらすのが寂しいくらいの名作でした。
    私にとっては今作は神ゲーかな(笑)だって「はじめから+」があるから嬉しい♪

    • 第三作も、楽しかったですねー!
      いやぁ~、ライズでシリーズの虜になった身としては、難しいところだなぁ!
      三部作通して、導入のキャッチーさはライズがピカイチだと思ってるんですよ!
      グラフィックの美しさもPS4基準で感動的できるので、甲乙つけがたいですね~

      ジョナはほんといい相棒でした。
      シャドウの序盤で、一時険悪なムードが漂ってどうなるかと思いましたが、すぐにララに寄り添ってくれたときはうれしかったなぁ。
      ララにとっては家族のような存在なのかもしれませんね。

      サブ要素だからと、トゥームを無視しちゃうのは本当にもったいない!
      トゥームこそ、トゥームレイダーの醍醐味なので、ぜひ遊んでほしいですよね!

      三部作が終わり、次はどんなテイストでくるのか楽しみです。
      どんな形になろうとも、アクションアドベンチャーとしての面白さは不動だと思うので、何年先かわかりませんが期待して待っていようと思います!