ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
先日、『善人シボウデス』をクリアしたのですが、いやぁ〜、驚きの展開の連続でした!
そこで今回は、『善人シボウデス』をプレイして「やられた〜!!」と腰を抜かしたポイントを厳選して紹介しようと思います。
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善人シボウデス衝撃シナリオ7選
ノナリーゲームは月で開催されていた!
最初の衝撃は、「ノナリーゲームが行われていたのが月面だった!」です。
衝撃度は★1というところかな。
ゲームのプロローグで主人公の記憶が混濁して施設内の爆弾が爆発する映像が見られますよね。
その場所がとても地球とは思えなくて
とぼんやり想像していたので、ワンクッションあって月だったという衝撃は低め。
ファイの超人的な跳躍力に対する解がここにあったのは気持ちよかったですね!(ファイは自身の身体の能力の向上に疑問はなかったのか?とは思いましたけど)
ルナがゴーレムだった!
続いての衝撃は、「ルナがゴーレムだった!」です。
衝撃度は★3。
こちらも事前にゴーレムがゲーム参加者の中にいるというワンクッションがあったので、衝撃は薄かった……と言いたいところですが、普通に驚いちゃいました!
というのも、ルナ大好きだったんですよ、ルナ。
こういったデスゲーム的な状況下で、プレイヤー同士の騙し合い、いがみ合いが露呈するなか、ルナだけは「信頼しあいましょう」という前向きな姿勢をずっと見せてましたよね。
それがどんなに嘘っぽくても希望だと思っていたので、ルナがゴーレムだったことで、人間の中にはそんな優しい希望がないんだと思い知らされたというか。
人間にこうあってほしいと願った姿が、人間らしくあろうとしたゴーレムだったことが、めっちゃ切なかったんですよ。
だから、命令に背けない自分と、命令に背かなかった自分が混在して、ルナが自分を責めているのが痛くって痛くって。
ロボの三原則をシグマに話したときのルナは、つまり自分に問いかけていたわけじゃないですか。
ルナの表情の裏側に、そんな想いが隠されていたのかと思うと、泣けてきちゃうんです。
天明寺が前作主人公の純平だった!
次の衝撃は、
殺された老婆が茜だった!
……と、言いたいところですが、それは結構ヒントが多かったので、いよいよ明かされた時のインパクトはそんなに強くなかったです。
それよりも、老婆が茜ということは……。
天明寺が純平!
と、芋づる式に謎が解けたときは気持ちよかったですね〜。
こちらもヒント自体はあったのですが、可能性として考えられることはいくつもあったので(四つ葉との時間経過の違いもあった)、確信はしてなかったです。
天明寺に関しては、
という人物像そのままのキャラクターだったので、余計にストンと腑に落ちるところがありました。
あの乱暴な口調や、偉ぶった態度、大切なものの優先順位がはっきりしているところなんか、そのままで、すごく説得力がありました。
そうそう、純平ってこんな人だよね!っていう。
あと、ゲーム序盤に、なぜ天明寺が四つ葉を信頼していたか(裏切られる)にも納得がいきましたね。
主人公が老いぼれていた!
シナリオ的な一番の衝撃は、
主人公がゼロだった!
という事実だと思います。
もちろん、
という驚きもすごかったんです。
すごかったんですよ!?
でもそれよりも、「スク水!スク水!」言ってたのが このおじいさんかーい!!
っていう、衝撃ね!!
頭の中では、完全に若いときのシグマでセリフが再生されてますから、いきなりこんな老人に変わっちゃったら、今までの全部ひっくり返るじゃないですか。
この博士に「なんでもしてあげる」って色仕掛けした四つ葉もすごい勇者だなと思いますが!
主人公がゴーレムだった!と思った!
主人公のシグマがアリスの自殺を止めたときに、手のひらを切りつけられ、その傷口から白い液体が流れ出します。
それを見たときの衝撃ったらなかったです!
なるほど!
主人公がゴーレムだったのか!!
と。
その時にはKのマスクの下の顔を知っていたので、本当はKがシグマでシグマは記憶を植え替えられたゴーレムだったんだと!
これは「やられた!」と思いましたね〜。
思ったんですが、すぐにシグマは両腕だけが機械仕掛けということがわかり、
という、逆衝撃でした。
素因数分解するために連れてこられたアリス
ノナリーゲームの参加者はそれぞれ、ゲームに参加させられた確固たる理由を持っていました。
【四つ葉・天明寺】 能力者の能力拡張のため
【ルナ】 ゲームを円滑に進行させるため
などなど、それぞれのゲーム参加理由を、
と感心しながら聞いていたのですが、一人だけおかしな人がいましたよね。
そうです。アリスです。
あなたはディオの残した25桁の整数を、素早く素因数分解してみせた。そんなことができるのは、あなたしかいません」
………………。
そ、そそそそそそそそそそそそそそそそそ、素因数分解ぃぃ!?
素因数分解するためだけにアリスはコールドスリープを経て45年も先の破滅した未来へ飛ばされたと!?
いや、素因数分解専用の計算機とか置いといたら済むやん!
アリスだけ労力のかけ方おかしいやん!
クオークが普通に心優しい少年だった!
最後の衝撃はもちろん★5!
「クオークが普通に心優しい少年だった!」です。
わざとらしい子供らしさと、釘宮理恵さんという配役……。
どう考えても、最重要人物でしょ!
と、ずっと身構えて身構えて、
いつ本性だすんや?
と、心の準備をしていたのに、クリームソーダを飲んで喜ぶ心優しい少年やったやないかッ!
消え去れ!わたしの邪推!
恥を知れー!
と心の中で叫ぶしかありませんでした。
ごめんよ、クオーク……。
ディオくらいの悪行するキャラクターだと思ってたの。
まとめ
以上、『善人シボウデス』の衝撃シナリオポイント7選を振り返ってみました!
気持ちよくシナリオに騙されたときの衝撃と、自分の推理が大外れしたときの衝撃、1本のシナリオでこんなに何度も驚きがあるのは『ダンガンロンパ』に似たものを感じますね!
わたしの思い込みの激しさからきた衝撃も多かったような……?
次作も驚きの連続、期待してます!
コメント
クオークでワロタ
俺もメチャクチャ疑ったよあいつw
子供キャラって大体なんか抱えてること多いしさぁ笑
打越さんに完全にやられた!
ダンガンロンパの小高さんと仲良いんも納得やわ笑
未来だったのは途中で何となく察せたけど細かいとこまで繋がりまくっててビックリしたなー
999は一作目で伏線バラマキ段階、刻のジレンマは最終作で色々畳まなきゃいけないから
シボウデスが一番ストーリー的にあちこちブッ込むことができて好きやったんよね!
3作続きもので2作目が一番跳ねるってのもダンガンロンパと似てる気がするw
こんな打越さんの新作が9月に出るAIなんよね〜
Z指定やけどまた驚けそうな作品になってそうで俺は期待してる!
428も大好きやしADVというジャンルではかなり信頼してるクリエイターやなぁ。
クオークには絶対みんなだまされるよね!
怪しさプンプンやのに、結局なにもないっていう逆びっくりで完全にやられた!
そっか、428と同じ人なんだ!なんかわかるなぁ。
ストーリー面白いうえに、分岐とかマルチエンドとかわかりやすくて、遊びやすいアドベンチャーゲームを作ってくれるよね。
AIも楽しみにしておかないと!
わたしは脱出ゲームのクオリティも重視してたからシボウデスはちょっと残念やったけど、シナリオは面白かったね~!
誰かにとって未来なのはわかったけど、時間飛んでそうな人とポッドの数が合わなくて結局わかんなかったなぁ。
主人公が老人で、「納得!」って感じだった!
428は打越さん関わってないですよ
そうなんですね!ご指摘ありがとうございます^ – ^
ゴメン428は勘違いやった汗
同じメーカーだったのとそれぞれの作者が対談やってたのみて混同してたみたい…すまぬ。。
スパイクチュンソフトはADV作るの上手いんだよね。
いや~、わたしも同じ人って言われたら「なんか似てるかも~!」とか思ってたし!笑
お互い勘違いしたままにならなくたよかったね!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
打越さんってどうしてもトリックありきでシナリオ作る節があって、どっか突っ込みどころがあるとは思います。
ただそれでも全然いい!ってくらいトリックがゲームじゃないと出来ない要素満載で毎回驚いちゃうんですよね。刻のジレンマはなんかものすごくグロくてビックリしたのと、完結作だからまとめてる感じもありましたが、やっぱりトリックは衝撃でしたよ。
ちなみにever17はクリアしましたか?打越さんのシナリオのなかではどころが全アドベンチャーの中でも最強のトリックだと言われてるので是非。
返信遅くなってすみません!
ほんとに何度も何度も驚かされましたよー!わたしは関西人だからなのか、ツッコミ入れられる余白も含めて好きでした!
刻のジレンマもクリアしましたが、こちらも面白かったですね~!極限脱出シリーズで一気に打越さんのファンです♪
ever17は未プレイどころか、初めて聞きました!
これは絶対プレイしなければですね!ありがとうございます(๑˃̵ᴗ˂̵)و