ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は『英雄伝説 空の軌跡FCエボリューション』について。セリフの数々が衝撃的すぎたので記事にしてみることにしました!
『英雄伝説 空の軌跡』が好きな方にとって、100%気持ちのいい記事ではないと思うので、「読まない」という選択もしていただけたらと思います。
もし、理解されたうえで読んでくださるシリーズ経験者の方がいらっしゃったら、「この先おもしろくなるよ!」とか「ずっとこんな感じだよ」とか、教えていただけるとうれしいです!
英雄伝説 空の軌跡FCエボリューション
数少ない女性主人公のRPG
『英雄伝説 空の軌跡FCエボリューション』は、数少ない女性主人公のRPGということで、
と思っていました。
そこで、思い切って『空の軌跡ざんまい』という、「英雄伝説 空の軌跡シリーズ」の三部作をまるっとコンプリートできるセットを購入したのです!
ヒャッホイ!
わたし、ほんとに女性主人公のゲームが大好きなので、買ったらすぐに遊びたくなってしまって、さっそくプレイ!
嬉々としてはじめたはいいものの、プロローグからイヤな予感はしていました。
プロローグでは、主人公「エステル」の子供時代が描かれますが、ワンパクなエステルに向かって、父親はもっとかわいい物を欲しがりなさいとたしなめるし、がさつな面があるだけでやれやれ…といった表情。
しっかり者の弟「ヨシュア」も呆れ顔です。
そんな予感が決定的になったのが、街で知り合いの少年に言われたこの言葉です。
「オトコのやることに オンナが口を出さないでくんない?」
え……?
ちょっ、この子、今、なんて言ったの?
耳をね、疑いましたよ!
女性主人公のゲームでこんな言葉を聞くことになるだなんて思いもしませんよね。
わたしが女性主人公好きなのって、単純に、自分と似た容姿のキャラクターが活躍しているのを見るのが楽しくって勇気をもらえるからです!
それなのに、しょっぱなからひどい言われようだな、エステル…。
驚くべきはその言葉を聞いた弟・ヨシュアの言葉。
「男の子だからね」
男の子だから…!?
思わず、「ヨシュア、お前もかー!!」とカエサルばりに叫んでしまいましたよ!笑
そこ、擁護してあげるのはやさしさじゃないんだよ、ヨシュア…。
仮にも、ヨシュアはエステルのことが好きなんでしょう?
だったらどうして、エステルが受けている不遇に一緒に戦ってあげない?
あぁ〜、なるほどね!
圧倒的劣勢に立ち向かうストーリーなのか!
と、思いました?
いやいや、そんなことはありません。
エステルは「納得いかな〜い!」と、怒っているように見えて許してやる。
毅然と立ち向かってほしいんだよ!
こういった発言は全体の一部に過ぎません。
「オンナのくせにやるじゃんか!」
「君は女の子でしょうが……」
「君みたいな野生児と一緒にしないでくれ!」(→「野生児」女性らしくない女性に向けて使われた言葉)
「悔しかったらスカートはいて 年頃の娘らしくしてみやがれ」
な、な、な、なに?
いったい、なんなの?
この世界の人は、なにか女性に恨みでもあるんでしょうか…?!
こんなツラい言葉を浴びせられるんだったら、もう主人公じゃなくていいです…。
頼むからパーティの3列目にいるようなサブの仲間キャラに降格させて…くれ…。(パタリ)

いや、もうね、主人公エステルの扱われ方がひどすぎる!
がんばれ!エステル!負けるなエステル!
わにやまさんは、エステルを全力で応援します!
いや、がんばるべきはエステルだけじゃないですよね。
頭をアップデートすべきなのは、暴言吐いてくる人も同じ、
街の少年、ヨシュア、ナイアル、兵士…
君たちもがんばってくれ!
まとめ
『英雄伝説 空の軌跡』は、どんな方が脚本を書かれているのかな?と思ったのですが、『イース8 ラクリモサ オブ ダーナ』と同じ方のようですね!
なるほど…、なんとなくわかるような気がします。
イース8をプレイしたときは、「小さな違和感」しか感じませんでしたが、今は針でチクチクと刺されているような感覚。痛いです。
エステルがんばれ!ヨシュアもがんばれ!
これから輝くであろう新人遊撃士の成長に期待するしかなーい!
コメント
週末記事で「何事!?」と密かに思ってたんやけどこういうことか…
女性主人公ものとはいえ最近主流の「カッコいい女性!」じゃなかったんやね。
これはわにやまさんには下手な男尊女卑的な男性主人公ものよりもさらに辛いやろなぁ…
確かにイースVIIIも露出過多やったり「女は…」的なセリフがダーナやラクシャについても多かったもんね。
アデルが上手くとりなしてたから酷過ぎることもなかったとは思うんやけど。
辛いんやったら無理にやらんでええんやで!
ゲームは楽しんでなんぼ!
あ~~~!ウユニさんありがとう!!
なんかもう、つらいー!!
やめるかもーー!!(꒦ິ⌑꒦ີ)
これは個人的には希少な意見に感じました。自分は謂わば「3枚目的な女性像」や「男女思想」には特に是非も感じていなかったんですが、女性プレイヤーの方だと結構辛く思う事もあるんだなぁ…
因みに自分も以前空の軌跡FCをプレイした事がありますが、どちらかというと展開の遅速さで投げてしまった感があります。思うとゼノブレ2やマザー3の「序盤の急展開」は理に適った作りだったなぁ。
エステルが3枚目のキャラクターだっていうのは全然いいんですけど、「属性」をのせて攻撃してしまうとわたしは違和感を感じます。
今回は「性別」でしたが、これが「人種」である場合もあるだろうし、ファンタジーなら「種族」だったり。
特定の属性に対する攻撃的発言を物語に入れる場合は、それは間違いであると明言することがセットで描かれてほしいと思ってます。
kouさんのご指摘通り、展開の遅さも相まって投げ出したい気持ちになっているのだと思いますが…。
(お名前こちらで修正させていただきました)
友人がベタ褒めしてオススメしてきたけど、確か序盤で投げ出したゲームなんですよなー
昔のゲームですから、ジェンダーな考え方はアレかと思いますねぇ
全部遊ぶと英雄伝説6か7が面白くなるらしいんですが(友人曰く)
ちなみに私にペルソナ5をベタ褒めして貸してくれた友人でもあります。途中で投げた私にペルソナ5のエンディングも見せてくれましたよ
なのでペルソナ5みたく後から楽しくなる系なのかもしれませんね
話は感動系だった(友人曰く)気がします。
ベタ褒めですか!のちのち面白くなるのかなぁ。
6か7で面白くなるということは、空の軌跡は3部作なので…。え?あれ…?
イース8でも書いている人の色を感じたので、このスタイルは変わらないと思って、もうやめた方がいいのかもしれないですね。
古いゲームであるということを理解してても、つらいものはつらいですし。
面白くないっていいながら、プレイするなんて精神衛生上よくない!
娯楽の筈のゲームでストレス拾うなんて馬鹿らしいので、自分は合わないと思ったゲームは秒で投げるので、それで良いと思いますよ。
売れば3月のゲーム購入資金も増えますね(オイ
乗り越えて得るものも無さげですしねぇ
秒で投げる潔さ、うらやましい!
せっかく買ったしなぁ~、面白くなるかもだしなぁ~、とうしろ髪引かれているわたしは未練たらしい。笑
飽きたら、やめますꉂ(ˊᗜˋ*)
世間で評価が悪くても楽しめるソフトもあれば
その逆もまた然り。
お金もらっているプロのレビュアーならいざ知らず
趣味でのゲームなら無理に遊び続ける理由はないかもですね^^
受け止めかたは人それぞれなので、
評価にばらつきが出るのもゲームの面白い部分だと思います。。
まだほんの序盤しかプレイしていなかったので、この先面白くなるかも!と期待してプレイは続けています^ – ^
オリビエという、人を貶さないキャラクターが出てきて癒されまくってるので、楽しめるまでは続けてみようかと思ってます。
女性主人公は大好きですし、エステルがこのまま終わるわけないと信じてる(๑•̀ㅂ•́)b
まぁ真剣に話すところでもないので、弛く考えると
例えば血液型とか、どう思われますか?
「A型なのにだらしないねー」
とか
「O型だから」
とか
動物モチーフの物語でもよくありますね
私は猫なのに狩りが苦手
とか
狐はずる賢い、とか
やったことないゲームなんで
ストーリー分かりませんが
そういった方向で物語のテーマ性が色濃く出てるなら止めといた方がいいかもしれませんねー
以前、テイルズオブリバースでも種族間の違いをストーリーに入れてましたが、中途半端でしたし、ゲームに用いるには難しいですねw
んー、あまりいい気はしないですね。笑
猫や狐の話ですが、種族を理由に抑圧され、それがまかり通る世界であれば、その物語は好きにはならないと思います。
ましてや仲間キャラクターがそんな態度をとるのかと思うと地獄ですね…。
ただ、猫や狐はわたし自身が当事者ではないので、痛みは鈍るかもしれません。
当事者かー!なるほどーw
入り込みかたが凄い!
そうなると世界観やキャラクター描写に色々と違和感持つのも納得ですなー
僕はよほど悪意を持った使い方だったり、こちらに訴えかけるような意図を
使わなければ、素直にストーリーを受け入れちゃうかな
根本的な女性蔑視の表現は、もちろん改めるべきところはあると思いますけどね
なんでも決めつけてかかるのは良くないよってのは、難しいテーマだなぁと色々と考えてしまいました!
あ、とりあえず別のゲームで気分転換してみては?
DMCも出ましたしね!
もともと主人公に対する感情移入は強い方なので、それが良くもあり、悪くもありと言ったところですね。
そうですね…、実際に自分に向けて使われてきた言葉であるか、そうでないかでは、受け取り方もかわってくるのかもしれません。
わたしにとって「女性らしく」は呪いのような言葉だったので…。
エステル自身がそういった風潮に立ち向かうスタンスであればもっと楽しめたのだろうとは思います^ – ^
固定観念に真っ向からケンカを売ったゲームでは、「デトロイト ビカム ヒューマン」がありましたね。
アンドロイドたちが権利の獲得に立ち上がる力強いストーリーでした。
空の軌跡シリーズはPSP版で3つクリアしました。元が少し古いゲームというのもあるかもしれませんが、確かに女だからとか男だから、みたいな表現はありましたね。
現代は強い(これまた表現が適切かはわかりませんが)女性が主人公の作品もゲーム、映画、本とたくさんあり、実際の社会でも過去と比べて女性の立ち位置が変化していると思います。
僕もトゥームレイダーシリーズなど大好きですし、実際に周りにも凄く行動力もあり、魅力的で尊敬できる女性はたくさんいます。
個人的に空の軌跡は、言い方難しいですが「そういう社会環境の世界」でのお話としてみていたので、そこまで抵抗なく進めていました。あの環境でエステルが頑張っているのをみて、感情移入出来たりもしました。ゲームとしての展開や音楽など素敵な要素も多くありましたしね。
でも、やはりゲームは娯楽なので、自分が楽しめるのが1番だと思います。僕も世間の評判聞いて買ったけど合わなかったものは、大きな声じゃ言えませんがたくさんありますし(笑)。せっかく三本購入してもったいないかも知れませんが、潔く売って次の購入資金にしても良いかもですね!
ちなみに僕はオリビエ好きでしたねー。ほんと憎めない感じですし、秘密もあったりと、パーティのレギュラーでした。
女性主人公のゲームって、ジェンダーストレスを感じにくく作られているものが多いのでわたしは好きなんですが、ド直球の発言にびっくりしちゃいましたね!
予備知識がなかったのも拒否反応が出てしまった要因かもしれません…。
せめて恋愛関係になる?ヨシュアだけでもエステルのことを対等に見てくれていたら素敵だったなぁと。
なんか、言葉の使い方に気を使わせてしまってすみません!
でも、言葉の受け取り方に思いを巡らせてもらえるなんて、もったいないくらい感謝しかありません。
わたしもこの記事を書けば、同じように誰かが攻められているように感じるかもしれないと思いつつ、どうしても主観でものを言ってしまう未熟さを感じています。
まだまだですね。
わたしもオリビエ大好きです!!
あんなに人のことを肯定できる素敵なキャラクターなのに、周りから変人扱いされててかわいそうすぎる…!笑
彼の素性はとても気になります!
こんにちは。
軌跡は閃までプレイしていて、興味深く読ませていただきました。
ファルコムの英雄伝説シリーズは序盤はまったりと進みますが、中盤からぐぐっと盛り上がりラストまで怒涛の展開で行く流れが多く、慣れていないと最初はいささか退屈に感じられる方もおられると思います。そう言う意味で良い意味で騙される(自分がそうでした)
ジェンダーについては、人それぞれの受け止め方もありうかつな発言は控えますが、ルックについてヨシュアの発言含めた一連で、これに関してはあくまで「好きな子へのダンシー特有の意地っ張りなルックの気持ち」を差して言っています。
後でそれが分かってくるし、またルックなりに成長も見られます。
ルックだけでなく、英雄伝説の楽しみ方の一つに、モブ一人一人にまで名前と家族設定とプチ物語が用意されていますので、よろしければマメに会話チェックをしてみてください。メインクエストが進むと同時に変わっていきます。
その分寄り道が多くなりますが、そうしないと後々手に入らないアイテムもあると言う。
あとはそうですね、オリビエ最高。
私も今に至るまでそれなりにゲームをしているつもりですが、その強烈な言動、存在感は唯一無二と言いたくなる程です。彼の台詞全てを読めるだけで空三部作は世に出た価値があるなんて大袈裟でしょうか。(実際オリビエ人気高いです)
古い作品は今見るとどうしても…な所がありますので、私自身は割りきって楽しむ方ですが、どうかご無理なさらぬよう。
エステルは今はまだ新米で脳筋で粗忽ですが
これから多方面で優秀かつ魅力的な女性キャラ達も出てきますので、お楽しみに?
長々と大変失礼いたしました。
はじめまして!
シリーズプレイされた方に教えていただけて光栄です。
現在は少し落ち着いて、オリビエといういいキャラにも出会えて楽しくなってきたので、このままプレイできればと思っています。
ルックはそうですね…。
わたしは「toxic masculinity(有害な男らしさ)」そのものだなぁと捉えています。
男の子が好きな子に意地悪してしまう。好きなんだからまぁ許してあげましょう。という流れがあります。
この時、なぜか、意地悪された方の心の傷は透明化されてしまいます。
好きだからと吐かれた暴言。相手が負う心の傷。
本来、どちらを優先すべきかは明らかだと思います。
…と、現代ならわかってもらえますが、これはさすがに2004年のゲームなので仕方ないのかな((^^;)
女性を主人公に据えたゲームの多くは女性のことを対等に認めてくれている世界が多いので、まさかの…と言いますか、想像だにしてなかった真逆の展開に「こんなの求めてたんじゃない!」と思わず叫んでしまいました。
わたし自身が女性主人公のゲームに求めているものは残念ながら空の軌跡にはないようですが、それはそれとして、割りきって楽しめればと思います。
オリビエがそこまでいいキャラクターなのはとてもうれしいですし、素性も気になります!
まだまだたくさんのキャラクターたちとも出会っていくようですから、加速する展開とともに夢中になれたらと思います(◍•ᴗ•◍)
こちらこそ、ありがとうございました。