ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
今回は、PS4『スパイダーマン』の感想。
このゲームのティザートレイラーを見たとき、多くの人が度肝抜かれたと思います。わたしもその一人でした。
ニューヨークを飛び回るスパイダーマンの姿に釘付けになったのを覚えています。
この驚愕のアクションはゲーマーのみならず、『スパイダーマン』というキャラクターを知るすべての人に触ってみてほしいですね!
- 爽快アクションが好き!
- 快適なオープンワールドゲームを遊びたい!
- ヒーローになりたい!
このゲームの記事 | |
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スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)
プレイ時間 | 30時間 |
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ジャンル | オープンワールドアクションアドベンチャー |
難易度調整 | あり(やや難しい) |
補足 | フォトモード搭載 |
ニューヨークを飛び回るスイングアクション
そんなバカなことを考えてしまうくらい、「スパイダーマン」とゲームは相性抜群でした!
“ウェブスイング”という振り子アクションで、ニューヨークのマンハッタンを自由に飛び回るアクション。
スパイダーマンの映画で見た、そのまんまのアクションがゲームで完全実現されており、このアクションが、超爽快!
地面すれすれをスイングしたり、ウォールランで高層ビルを駆け上がったり、空中に向かった大ジャンプできたり、アクションが自在すぎて驚きます!
実はスパイダーマン、過去にもゲーム化されており、このアクション自体が新しいという訳でありあません。
『アメイジングスパイダーマン2』を遊んだわたしとしては、
前の方が気持ち良かった気がする…
と思ったほどです。
じゃあなんで「超爽快!」と言っちゃうのかというと…、この縦横無尽のウェブアクション、ゲーム開始時が”底辺”なんです。
信じられないよね?
ビュンビュン飛び回って、それだけで楽しいなぁ〜と思えるのに、主人公のレベルアップによって
- スイング速度が上がる
- ビルから飛び出す大ジャンプの飛距離がのびる
- 空中でエアスライドできる回数が増える
と、プレイするほどアクションがパワーアップし、最終的には、とんでもなく快適な移動を実現してしまいます!
これやばい!
速度がぐんぐん上がるにつれて、いつの間にか、「飛び回っているだけで楽しい!」という感覚に支配されると、オープンワールドが箱庭感覚になってしまうほど!
ウェブスイングでオープンワールドを自在に飛び回るアクションが超爽快!
ゲームを進めると、アクションがどんどん進化する!
ニューヨーク・マンハッタンを観光できる
本作の舞台はニューヨークのマンハッタン。
- タイムズスクエア
- セントラルパーク
- エンパイアステートビル
有名観光地がわんさかある一大都市丸ごと再現されています。
憧れの地の観光気分を盛り上げてくれるのが、「ランドマーク」というサブミッションです。
有名な観光地から、自分が観光で行ったら見落としちゃうだろうなという場所まで、カメラで撮影していくので、本当にニューヨークの街を観光している気分になれます。
街には多くのサブミッションがあり、長時間にわたってニューヨークを飛び回るので、軽く土地勘ついちゃうくらいなんですよ。
フォトモードも充実!
スパイダーマンの自撮り写真まで撮れる!
ニューヨークをまるで箱庭のように感じさせる本作ですが、細かい部分の描写には余念がありません。
ビルの窓をのぞけば室内の様子まで。
ほらこんなに丁寧に描かれているんです。
「誰が見るんだよ!」って部分までしっかりと描写されている、このリアリティの積み重ねが、本当にニューヨークに来た気分にさせてくれるんです。
ニューヨークのマンハッタンが丸ごと舞台になったオープンワールド。
様々な観光地に訪れることができる。
多彩なトリックを決められるヒーロー戦闘
簡単にオープンワールドを飛び回れるスイングアクションとはちがい、敵の攻撃をきちんと回避していかないとすぐに死んでしまうほど、「スパイダーマン」の戦闘はけっこうむずかしいです。
最初は面をくらうと思いますが、だからこそ駆け引きの重要性を覚え、キャタクター強化のためのサブ要素を遊びたくなる。
すぐにやられてしまうという緊張感のある一方で、少しコンボを繋げるだけで、バク転や回し蹴りを繰り出す華麗な戦闘ができるんです。
敵を壁に貼りつけたり、敵の武器を奪ってぶん投げたりと、クモの糸を使った戦闘はスパーダーマンならでは!
- 通常のパンチ攻撃とコンボ
- ゲージ消費による必殺技
- オブジェクトの利用
- ガジェットによる補助
- スーツパワーの選定
戦闘の幅は広いですが、少しずつ解放されていくため、プレイヤー自身も自然とスキルアップすることができます。
正面戦闘だけでなく奇襲攻撃もかけられますが、地味になりがちな、ステルス要素もスパイダーマン仕様!
スーパーヒーローは、コソコソと物陰に隠れる必要がありません。
上からの奇襲が基本なので、敵の頭上を飛び回って撹乱したり、誰にも気付かれずに敵を吊るし上げたりと、ステルス戦闘にも気持ち良さが感じられます。
戦闘もスパイダーマン仕様!
回避やコンボが重要視されるゴリ押せない難易度で、多彩な技を繰り出せる。
スーパーヒーローになれる
ヒーローになりたい…。
一度はそんな願望を抱いたことがあると思いますが、『スパイダーマン』は、そんな思いを丸ごと叶えてくれるゲーム。
イベントアクションシーンでは、建物の倒壊や爆破演出、敵との激しい戦闘、スパイダーマンの美しい身のこなしをスロー演出で映しだしたりと、まるでハリウッド映画!
しかし、アクションや映像だけがヒーローなわけではありません。
ストーリーもしっかりと楽しめます。
ヒーローと社会人の二重生活を送る主人公は、「2つの物語」を抱えていることになります。
身近な人を大切に想う”ピーター・パーカー”としてのストーリー
2つの物語は、常に同じ方向を向いているわけではありません。
2つの物語が交錯していき、葛藤や苦悩が生まれることもあれば、街のために戦うパワーも生まれてくる。
ネタバレできないので多くは語れませんが、ラスボス戦からエンディングにかけて、めちゃくちゃ熱くなれます!
ストーリーによるゲームクリア時の充実感が非常に高く、「かっこいい!」だけでは終われないヒーローの裏側を体験することができます。

アクションだけでなく、ストーリーもしっかり”スーパーヒーロー”。
ラストで思わぬ感動を味わえる。
まとめ
スパイダーマン仕様のアクションが随所で光るオープンワールドアクション。
大都市ニューヨークを飛び回る快感もさることながら、バラエティ豊かな遊びと奥深い戦闘、そして高いストーリー性を兼ね備えたヒーロー超大作です。
爽快アクション好きとしては、見逃せない1本!
序盤のインパクトは強くなかったんですが、どんどんどんどん面白くなって結局全エリア100%になるまで遊んじゃいました!
「飽きがこない」という表現がぴったりのゲームで、延々とキャラクターを動かしていたくなる気持ち良さがあります。
おまけの感想
「ウェブスイング」が快適なので、ファストトラベル自体あまり使わないのですが、非常に早いロードは嬉しいです。
自分の手でスーパーヒーロー体験をしてしまうと、『スパイダーマン』の映画が観たくなります。
アメイジングが面白いと聞いたので、観なければ…!
かっこいい!と感じたシーンはムービーシーンかQTEが多く、「そこを自分でプレイさせてほしい!」と惜しい気持ちになりました。
ストーリーはゲームオリジナルですが、過去にスパイダーマンが戦った敵や、思い出が描写され、『スパイダーマン』を知らないとわからない部分があります。
戦闘の操作が煩雑で、難易度も高めなのでアクションが苦手な人にはおすすめしづらいです。
せっかくの素晴らしいゲームなので、「ベリーイージー」が搭載されてほしい。
- キングダムハーツ3D ドリーム ドロップ ディスタンス
- インファマス セカンドサン
- アメイジングスパイダーマン2