ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
PS4/Nintendo Switch『探偵撲滅』のストーリーを振り返っていきます!
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探偵撲滅
第1章:探偵八ツ裂き事件
第1章は、老師探偵がバラバラの遺体となって発見された「探偵八ツ裂き事件」!
ここは体験版でプレイできる章だったので、個性豊かな探偵たちが続々登場する華やかな幕開けと、いきなりの殺人事件が好感触で製品版の購入を決めたんでした!
1章時点のお気に入りキャラは 渋谷探偵!
なんの取り柄もない主人公のことを、
と、全然ヨロシクない探偵ネームをつけてくれた人だし、フィクションにおいて名付け親とは特別な存在ですから!
それに、野生児・大和探偵のことを「文明未開拓ガール」と呼んだり、脳筋の武装探偵に「え……?アンタ、脳細胞を働かせて話してるの?それで?」とムードメーカーになりつつ毒吐いてるのが面白くって好きでした!
まぁ、それが2章であだになるわけですけど……。笑
事件は結局、主人公の冤罪は晴らせたものの、犯人までは分からず……だったんですが、それよりなにより、ヒロイン?の彩華ちゃんがソッコーで死んでびっくり!!
実は死んでない的なオチだと思ってたのに、普通にちゃんと死んでて、
ええぇぇええぇぇぇええッ!?
ウソでしょ!?
ってなりました。
だって、ヒロインメッタ刺しだよ??
しかも、幽霊としてカムバックしてくるし、ムチャクチャだわー!笑
なかなか楽しいスタートでした。
第2章:透明人間殺人事件
第2章の「透明人間殺人事件」は、魔界探偵が串刺しにされる殺人事件で、いやぁ…… 思い出すのもツライ!
事件が起こる前に被害者の魔界探偵との会話シーンがあるんですが、これが誰が見てもわかる死亡フラグになってるから、もう泣きそうでしたよ!
なぜ!こんなわかりやすい死亡フラグをッッ!!
魔界探偵は包容力あってダンディなお父さんキャラでね、すっごい優しくてコロリと好きになっちゃってたからショックだったなぁ。
まぁ、魔界さんの死よりもさらにショックだったのは犯人が渋谷探偵だったってことなんですけどね!
ぐふぅッ!
渋谷探偵は、事件が起こる前から怪しい言動が多くて、容疑者筆頭ではあったんですよね。
だけど、あんな楽しいキャラが犯人なんてイヤじゃない!
うぅぅ、そんなの信じたくない!
だけど、シミュレーションパートプレイ時に、トイレから毒が検出されてチェックメイト。
あぁ、そうなのか。
渋谷ちゃんなのかよ…と。
そしてダンガンロンパよろしく、プレイヤーに犯人を指名させるという非道っぷり!
や、やめろ〜!!
初めての犯人指名は苦い苦い記憶になりましたね。
せめて生きててほしかったんだけど……、2章の傷跡が深すぎて立ち上がれておりません。
第3章:不完全密室殺人事件
第3章は、地下牢で大和探偵が寝ている間に殺害された「不完全密室殺人事件」。
この事件は、最後の犯人探しでちょっと迷いました!
状況証拠から、容疑者は「社畜探偵」と「科学探偵」に絞られましたが、ん〜?どっちだ?
実は科学くんの足は歩ける健康体だった!とかいうチャチいトリックが脳裏に浮かびましたが、車椅子があるなら新たにイスを持ってくる必要はないってことなんですね。
つまり、社畜探偵が犯人!
しかし、この殺人、人違いだったという悲しいオチ!
第4章:探偵たちの迷宮入り
第4章は、地下施設を探索する「探偵たちの迷宮入り」。
殺人事件が起こるわけではないので小休憩といった感じかな。
わたしは武装探偵も好きだったので、外道探偵の策略で武装さんが奈落の底へ落ちていったときは、外道マジ許さん!とプンプンでしたが。
このあたりから文学探偵と華族探偵の掛け合いの面白さが加速してきて、大変楽しかったです。
主に、文学ちゃんの冷静で辛辣すぎるツッコミが華族ちゃんにぶっ刺さってただけなんですけどね。
あの子、末恐ろしいな……。
第5章:矛盾階層殺人事件
第5章は、社畜探偵と外道探偵の2人の死体が同時に発見される「矛盾階層殺人事件」。
4章で事件が起こらなかったので、ちょっとスリルが足りないなぁ〜と思っていたところにこの事件だったので、不謹慎ながらワクワクしてしまいました!
結局外道探偵が犯人だろうってことで、事件が解決しかけたところで、
と、これまでの事件の再捜査が始まる展開に 再びワクワク!
第5章の「矛盾階層殺人事件」と第1章の「探偵八ツ裂き事件」の2つの事件が、被害者同士の殺し合いという構図になっていたというのも面白かったですが、
第1章で死ぬはずだった渋谷ちゃんを主人公が助けていたっていうのがね〜、もう……、
ここにきてまで渋谷ちゃんで攻めてくるのかッ!!
っていう悶絶!!
最初にさ、渋谷ちゃんがやたらとフレンドリーに主人公に接してくれたのも、意図せず命を救われたことが背景にあったんだって思うと、余計に渋谷ちゃんには生きててほしかったな……。
すべての真相がわかって、事件が終わったあとに彼女がどんな生き方をするのか、見てみたかった。
最終章:八ツ裂き公事件
最終章は、いよいよ事件の黒幕が明らかになる「八ツ裂き公事件」。
うんうん。
うん。
うんうん。
被虐ぅぅぅぅぅううぅッ!!!!
貧弱キャラが一転、この表情ですよ!
背筋の凍るすごくいい顔してる!
彩華ちゃんを殺した黒いSPXの索敵条件がわかったときに、第1章で負傷していた被虐探偵へとつながるのは見事でした。
それに、このシーンだけはプレイヤーが八つ裂き公を指名する必要がないっていうのが、攻略サイトを見てもネタバレを踏まずに済むようになってて地味にファインプレーだと思うな。
でも……、八つ裂き公をあぶり出すためだからといって、やばい殺人鬼にナイフを渡すのはどうかと思うよ、主人公?
自殺願望を持った人々が、“自殺”という事実を知られることなく死ねる場所、それが八つ裂き公という存在だったという結末は、
自殺の多い日本ならではのシナリオで良いですね!
このクライマックスの被虐とのやりとりは、けっこう長尺なんですが、西尾維新さんの言葉遊びに似たものを感じます。
言葉の矛盾をひとつずつ突いていって、ぐうの音も出ないところまでじわりじわりと追い詰めていくのが、読んでいて楽しかったです。
まとめ
以上、『探偵撲滅』のストーリーを振り返ってみました!
ひゃ〜、おもしろかったです!!
2章で渋谷ちゃんが退場するあたりで一気に掴まれちゃいまして、そのあとは文学ちゃんと華族ちゃんの掛け合いの楽しさ、そして最後に被虐探偵の本性と……、楽しくも裏切りや嘘というスパイス満点でした!
コメント
被虐探偵が犯人になったり殺されたりしてますよ
ほんとだ!
ご指摘ありがとうございます!
修正しました!
クリアしたので、この記事に来れました!
いやー、推理好きとしてはやはりとても楽しめる作品でした。隔離された孤島や密室とかのシチュエーションには目がありません。
各探偵のネーミングは秀逸でしたね。みんな個性的で好きですが、口数が増えだす文学、名前がインパクトありすぎるけど凄く良い人の魔界探偵あたりは特に好きですねー。大和探偵ももう少し活躍の場が欲しかった!
わにやまさんもお気に入りの文学✖️華族の掛け合いは良かったですね。お互い憎めないし、華族探偵を「喜劇探偵」や「熟女探偵」呼ばわりするシーンは笑わせてもらいました。
新作なのでツッコミどころやもう少し頑張って欲しいところもありますが、総じて楽しめました。本当に買ってよかった。次回作は設定的に難しいかもしれませんが、ぜひ作って欲しいところです。
推理シーンの音楽がお気に入りなんですけど、初回特装版にはサントラついていたんですねー。
あ、公式サイトから各探偵のショートストーリー読めるみたいなので、近々読んでみようと思います!
ヨウタイガさん、探偵撲滅クリアおめでとうございますー!!
ザ・ミステリーな感じとか、キャラクターの軽妙な掛け合いがヨウタイガさん好みじゃないかなぁ?と思ってたので、楽しまれたみたいでよかったです〜(*^^*)
魔界さんも文学ちゃんもいいですよね。
魔界さんも渋谷ちゃんもいなくなってしまう2話つらすぎました…(;ᴗ;)
たしかに、大和探偵は活躍の場が少なかったのもあって、魔界さんと比べると喪失感薄めだったからもう少しエピソードがあるとよかったですね。
辛辣な文学ちゃんといちいち反応が大袈裟でかわいらしい華族ちゃんのコントには、何度も笑わせてもらいましたよ〜。
最後の方で「当たりが強すぎませんこと!?」って華族ちゃんが気付いてたのも面白くて笑
荒削りではありますが、この系統のADVまた作ってほしいですね!
シナリオ担当の方が気になって、調べてみたら探偵撲滅の前は「ボク姫プロジェクト」を作ってらしたそうで、方向性違いすぎてびっくりしました!(勢いで買っちゃった)
え!公式サイトで探偵たちのエピソード読めるんですか!?
教えてもらって感謝です!わたしもさっそく読んできます( •̀∀︎•́ )✧︎