ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
その美しいビジュアルがPC版で話題となり、2022年4月28日に家庭用に向けて発売された、PS4/Nintendo Switch『黄昏ニ眠ル街』の感想をお届けします。
- 東洋的な景色が美しい不思議な街が舞台
- 「大地の源」という収集アイテムを探して街を探索
- アクションが楽しめるダンジョンもあり
黄昏ニ眠ル街
プレイ時間 | 3時間 |
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ジャンル | 探索アドベンチャー |
難易度 | 初心者から楽しめる |
黄昏ニ眠ル街:短評
『黄昏ニ眠ル街』は、不思議な街を探索していくアクションアドベンチャーです。
見ていただければわかると思いますが、東洋風の街並みが と〜〜っても素敵なゲーム!
主人公の少女は、故障してしまった気球を修理するために「大地の源」というアイテムを集めていくのですが、敵などは存在しないため ゆっくりまったり遊べるのがいいッ!
立体的なマップになっているので、家屋の屋根の上や、細い足場の先、時には散らばったカケラを集めるなどして 街を探索していきます!
一定数の「大地の源」を入手すると聖域のダンジョンに挑戦できて、ジャンプアクションを駆使してクリアすることで次なる街へ!


時間の流れる素敵な街をのんびりと散策できる探索アドベンチャーです。
この景色を見て「いいな」「素敵だな」と思ったら、ぜひご自身の目で見て楽しんでください!
景色がバツグンにいい!
『黄昏ニ眠ル街』は、この景色、この街こそが一番の魅力だと思います!
3Dデザイナーが一人で作りあげたという街は、東洋的(中国風かな?)な美しさが詰まっていて、どこをみても「うわぁ〜!」っと声が漏れるような景色が広がっています
提灯の吊り下がった風情ある川や、見上げるほどの巨大な大橋、街ごとに季節を感じさせてくれる色とりどりの木々など、歩いているだけで楽しいんですよ!
立体的なマップになっているので、位置によって見え方が全然違ったり、絶景ポイントが用意されているのが嬉しいところ!
収集アイテムとなる「大地の源」はかなりの数が隠されているので、シビアにコンプを目指さす必要なし!
ある程度の収集で次に進めるようになっているのは、まったりとした本作のコンセプトと合っていて良心的です。
ダンジョンとなる「聖域」をクリアすると、二段ジャンプやエアスライドなどが習得できて行動範囲が広がるので、同じ街でも再度探索をできる仕組みになっています。


ローポリゴンのインディーゲーム
『黄昏ニ眠ル街』をプレイしてみて気になった点は、思っていた以上にローポリゴンでインディーゲーム感が強いことかな!
高精細な絶景を期待しているとがっかりしてしまうかも。
また、魅力的な街ですが「街が生きている」感じはなく、ただそこに美しい建築物があるだけで「街が死んでいる」ようにわたしは感じました。
モブキャラたちがいたりもするのですが、ただ配置されているだけ。街も、ただ景観がいいだけ。
どのように人々が生活してどんな日常が広がっているのか?という生き生きとした魅力も加わればもっともっと素晴らしかったんじゃないかなと思います!
アクションが初心者向けの易しいもので単調気味なので、「景色の良さ」や「のんびり探索」以上にいいものを求める方には『黄昏ニ眠ル街』は不向きだと思います。

まとめ
東洋風の美しい街並みを散策できる探索アドベンチャーです。
アクション性やゲーム性は極々薄いため、気合い入れて遊びたい!というときには不向きですが、ゆるいゲームで癒されたい!というときには歓迎されるゲームと思います。
飛び抜けた魅力がひとつでもあるゲームは強いですから、この景色の良さは大きな強み!
景色に惚れた人は、この街を自由に歩けるだけで楽しいんじゃないかな!?
思っていたよりはローポリゴンでチープな感じがしましたが、ダウンロード版1980円なら十分に価値を見出せるゲームですよ!
『黄昏ニ眠ル街』みたいなゲームのおすすめ
サブマージド(ミクと水没都市)
『黄昏ニ眠ル街』の景観のいい探索に惚れたならおすすめなのは『サブマージド(ミクと水没都市)』です!
美しい水没都市をアスレチックアクションで自由に探索していくことができる 癒し度の高いゲーム!
戦闘がなくアクション性が低い点も『黄昏ニ眠ル街』とよく似ていて、しかし、まったりと楽しみたい方はきっと気に入ると思います♪