ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
映画やドラマと違って、ゲームは感情移入しやすいという特徴があると思います。
特にストーリー要素が強いゲームでわたしは「主人公がどんな人物か?」を重要視する傾向にあるなぁと思ったので、主人公の人となりにスポットを当てた記事を書いて見ることにしました!
今回は、『テイル オブ ヴェスペリア』の主人公「ユーリ」の魅力を紹介します。
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『テイルズ オブ ヴェスペリア』ユーリの魅力
みんなに愛され頼りにされる下町の青年!
経済状況の良くない下町で育ったユーリは、社会的に立場の弱い人間が虐げられる日常を見て育ったため、独自の方法で下町を守って騎士団にしょっぴかれることもしばしば…。
下町のために体を張ってくれるユーリに対して、下町の人々は憎まれ口を叩きつつも信頼を寄せています。
「弱き者を助ける」というユーリの信条は、下町で培ったものなんです。
唯一無二の友情を持っている!
ユーリには「フレン」という幼い頃からの友人がいます。
互いに世界を良くしようと誓い合い、国の中から世界を変えていこうとするフレンと、組織に属さず自分なりの方法で世界を変えていこうとするユーリ。
叱咤しあい、協力しあい、互いにできないことを補い合う2人の友情が熱い…!
邪道な正義を貫く!
ネタバレ上伏せますが、ユーリはRPGの主人公としては異例の行動にでます。
言うなれば「邪道」。
誰からも賞賛されるような方法ではなく、ユーリ自身も罪人になる。
正しき道をゆくフレンのようなキャラクターが主人公として描かれることが多いと思います。
でも、どこかユーリを責めきれない感情が生まれる。
法が正しく機能しない時代に、罪を背負って人々を助ける。そんな姿がかっこいいとすら思ってしまうのです。
人の過去・素性に口出ししない
ユーリの仲間たちはさまざまな過去や隠したい素性を抱えています。
中には、世間から忌み嫌われ、共に行動すればユーリたちに不利益をもたらすようなキャラクターもいますが、他人の目なんてどこ吹く風。
いちゃもんつけてくる人間に啖呵切ってやるやさしさを持っています。
胸を張れない過去、知られたくない素性。
察しながらも、なにも聞かない、口を出さない。
こういうときって、別に励ましてほしくもないし、俺は味方だよ的な言葉も、短い付き合いの中では嘘っぽくなってしまうと思いませんか?
ただ黙って一緒にい続けるユーリは、あぁ、人の心がわかる人だなぁ…と。
現実世界でも他人のプライバシーに土足で上がってくる人って苦手なので、ユーリの察しの良さと人との付き合い方は好感が持てます。
報酬を受け取らない!
ユーリたちはゲームの中であらゆる活躍をしていきますが、その功績が讃えられることには無関心。
善意でしたことには礼は受け取らず、自分たちの功績が騎士団の手柄となっても気にしません。
世界を救うほどの活躍をしても、世間はユーリたちを知らない、影のヒーロー。
まとめ
以上、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリの魅力を5つ紹介してみました。
誰かを助けても恩着せがましくなく、さりげなく仲間たちをフォローし、己の信念を突き通す。
RPGの主人公は未熟な少年・青年の成長物語が多く描かれがちですが、精神が成熟したユーリの物語はとても気持ちが良くプレイすることができました。
ユーリは、わたしの中ではNo.1の主人公。
ユーリを超えるかっこいい主人公にいつか出会ってみたいものです。