ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
2022年5月5日にリリースされた和風2Dアクション『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』の感想をお届けします。
- 白黒の時代劇風ビジュアルで遊べる2Dアクション
- 見切りが楽しい斬り合いのチャンバラ
- 故郷に押し入った悪逆非道な賊を打ち払う硬派なストーリー
Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)
プレイ時間 | 6時間 |
---|---|
ジャンル | 2Dアクション |
難易度 | 中級者向け 難易度調整あり |
表現 | 血飛沫は激しいが白黒描写によってマイルドに感じられる(部位欠損などはない) |
Trek to Yomi(トレックトゥヨミ):短評
『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』は、故郷を守るために賊と戦う時代劇2Dアクションです。
白黒でシブいのアートワークの中、見切り戦闘で敵をなぎ直していく チャンバラが楽しめるゲーム!
戦闘は、ゲームを進めるごとにアクションが増えていきますが、基本的にはすご〜くシンプル!
敵の攻撃をタイミング良くガードして弾き、弱攻撃or強攻撃で斬り伏せることができるので、ズッパシ決められるのが快感!
敵に囲まれた際には、居合斬りのように振り向きざまに素早い太刀を浴びせられるなど、大立ち回りを演じることもできて孤高の武士気分を味わえます。


インディーゲームらしいコンパクトな2Dアクションながら、時代劇を見ているようなムービーシーンの数々も見応えあり!
硬派なストーリーと適度な歯ごたえの難度で、和風ゲーム好きの心を揺らします。
歯応えも感じられる2D戦闘を楽しむ!
『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』は、少しのギミックや探索要素もありますが、メインは2D戦闘!
「高難度」というほどではありませんが、戦闘には歯ごたえが感じられるライトな死にゲーです。
主人公は「弱攻撃」「強攻撃」の2種類を軸に戦っていきますが、ゴリ押しは不可。
しっかりと敵の攻撃をガード/見切りながら進めなければならず、シンプルながら楽しいです!
チェックポイントとなる「 祠 」で体力の回復とセーブができるようになっているので、祠まで いかにダメージを抑えて戦い抜くかがキモ!

白黒の時代劇風のビジュアル
『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』の見てすぐにわかる特徴は、この白黒の時代劇風のビジュアルですよね!
全編モノクロで制作されており、和の雰囲気がめちゃくちゃいいです!(白黒時代劇見たことないので再現度については分かりません!)
思っていたよりもムービーシーンが多めに挿入されていて、そのムービーのどれもが決闘シーンや渾身の敵登場/絶景シーンになっていてカッコよく作られているので、目が離せなくなりました!
また、白黒描写になることで少々グラフィックが荒くても高見えするのは嬉しいポイント!
画面が固定されているため、まるで風景画のようなアングルでプレイできるのも魅力です。


敵パターンが少なく単調になりがち
チャンバラや見切り戦闘が好きな方におすすめの『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』ですが、全編をプレイしてみてちょっと飽きやすいかな〜と感じました。
攻撃が見切りメインなのもありますが、一番の要因は敵のパターンが少ないこと!
同じような敵と何度も何度も戦っていくので、半分も遊ばないうちにマンネリ化してしまいます。
後半の難易度の上げ方が、
- 敵の数が増える
- チェックポイントが遠くなる
などのストレスになりやすいもので、敵に囲まれてバシバシ叩かれて死んだ時には「あぁ!もう!」と声が出たりすることも。
シーンによっては主人公が遠くて見えづらい(意図したものでも)ことがあったり、かなり前のチェックポイントに戻されてゲンナリ……ということも多かったので、根気は必要かな。


まとめ
白黒の時代劇風ビジュアルで遊べる2Dアクションです。
歯ごたえのある見切り戦闘が楽しめる、チャンバラ好きには嬉しい一作!
丁寧な作りのインディーゲームで、時代劇への愛を全身で感じることができますよ!
ただし、戦闘が飽きやすく奥深さに欠けるため全体を通しての完成度はあまり高くないかも。
『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』みたいなゲームのおすすめ
ゴーストオブツシマ
『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』の和風の世界に惚れたらおすすめなのは『ゴーストオブツシマ』です!
和風ゲームの名作といえば ツシマではないでしょうか!?
絶景づくしのオープンワールドで、楽しいチャンバラと感動のストーリーが楽しめる名作!
もし未プレイならぜひやってみて!
ひらり桜侍
『Trek to Yomi(トレックトゥヨミ)』のコンパクトな和風アクションに惚れたらおすすめなのは『ひらり桜侍』です。
『ひらり桜侍』は、そのままでは敵に攻撃することができない“完全見切りゲー”なので、チャンバラ好きは必見!
鮮やかな色彩の和の世界もワクワクとさせてくれます!