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Tunic(チュニック)【レビュー・評価】かわいい顔して実は死にゲー!2Dゼルダ風×フロムゲーライクで島を探索するアクションアドベンチャー

レビュー・評価

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

2022年3月16日に配信された、Xbox Series X|S、Xbox One『Tunic(チュニック)』の感想をお届けします。

見た目と中身のギャップに戸惑うゲームなので、購入を考えている人は注意!注意!

どんなゲーム?
  • 子ギツネが謎の島を探索する2Dゼルダ風アクションアドベンチャー
  • 超高難度!ボスもザコも大苦戦する死にゲー
  • 説明書は自分で探す!?ユニークなゲームシステム
ショート動画でチェック!(全画面推奨)

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Tunic(チュニック)

プレイ時間 12時間
ジャンル アクションアドベンチャー
難易度 上級者向け
(無敵モード/スタミナ無限モードあり)

 

Tunic(チュニック):短評

『Tunic(チュニック)』は、子ギツネが謎いっぱいの島を探索するアクションアドベンチャーです。

ゲームの画像を見て「あ、かわいいな!」と思ったあなた!ご注意を!

とってもかわいい見た目をしていますが、このゲーム……、泣く子も黙る 高難度死にゲーなんです!

知らずにプレイしたら大ヤケドするよ!


見た目からもわかるとおり、2Dゼルダから多大な影響を受けているゲームで、勇者の剣と盾から始まり、壺割りや草刈り、自由な探索とギミックでどんどん行動範囲が広がっていきます。

めっちゃゼルダだよ!

しかし、一番の特徴は2Dゼルダ風ではなく、戦闘の難易度!

ボスからザコに至るまで、鬼のような火力で襲い掛かり、負ければチェックポイントからやりなおーし!

回復ビンの数を探索で増やせたり、チェックポイントで休むと敵が復活する仕様など、やってることが 完全にフロムゲー!(高難度死にゲーの代名詞)

探索マップは自由度が高く、初見では「?」な行き止まりが多い。アイテムを取得することで新たな道が開ける。
 
キツネのアクションはとてもシンプル。盾でガードするか回避して攻撃を凌ぎながら体力を削っていく。

歯応えありまくりのフロムライクな死にゲーと、2Dゼルダ風のアクションアドベンチャーが フュージョンした異色作!

無敵モードなどの救済措置もありますが、この難度の高さが魅力だと思うので腕に自信のある方は挑戦してみてください!

超高難度戦闘に挑め!


『Tunic(チュニック)』の最大の特徴である高難度についてもう少し掘り下げてお話しておきますね!

わたし自身、そんなに多くの高難度2Dアクションをプレイしてきたわけではなないですが、トップクラスに難しかったです!

何度死んだことか……!

主人公の基本アクションは、盾でのガードと回避、そして剣での攻撃になりますが、ガードと回避にはスタミナを消費するので守りを固めることすらできないのが 鬼!


高難度にもいろんなタイプがあるとは思いますが、弾幕ゲーというよりは、シンプルに敵の猛攻が激しいアクションゲームで、MPを消費する遠距離魔法や、爆弾などのアイテムも駆使しながら戦っていきます。

ザコが延々と追いかけてくるので、スルーすることは不可になっており、フィールド探索も命懸けです。

救済措置は、

  • スタミナを消費しなくなる「スタミナ無限」
  • ダメージを一切受けなくなる「無敵モード」

この2種類があって、どうしても勝てないときには「スタミナ無限」にするだけでも随分戦いやすくなるのでおすすめ。

ガード不可の強攻撃も多々あるので、高難度には変わりありませんが!

説明書は自分で探す!ユニークなゲームシステム


『Tunic(チュニック)』のもうひとつの特徴として、「ゲームの説明書を自分で集める」というものがあります。

どういうこと??

となると思いますが、通常、ゲームが始まるとチュートリアルがありますよね?

『Tunic(チュニック)』では 一切なし!

アイテムを取得しても、その効果や使い方などは な〜んにも教えてくれません!

フィールドに落ちている説明書のページを取得することで、初めて情報が見られるようになり「あ!このアイテムこうやって使うのか!」とかなり遅れて発見することも!


こういうゲーム性ですから、「情報」が武器になる仕掛けがいくつも用意されていて、たとえば、初見では開けることのできない謎の扉も、該当する説明書を入手することができれば、あっという間にオープン!

新しい情報を手に入れられると嬉しい!

ちょっと困っちゃうのは、ゲーム内言語で書かれているため、説明書をゲットしても意味不明だったりするので、全体を通して不親切な作りにはなっていますね。

これは、人によってはすごくストレスが溜まると思うので、最初にしっかりチュートリアルをしたい人や、説明書をしっかり読みたいタイプの人には向かないです。

2Dゼルダ風ゲームとしても◎


2Dゼルダ風ゲームとしての『Tunic(チュニック)』は、よくできています!

オープンなマップで自由度がありながら、特定のアイテムで道が通せんぼされているので、新しいアイテムを手に入れて道が拓ける感じがとても楽しいです!

ゲームを進めると、フックショットのような飛びつきアイテムや、エアダッシュなど、行動範囲が広がっていくので、

あのギミックはどこにあったかなぁ?

と再探索できるのが また楽し!

マップが複雑なうえに、インディーゲームらしいわかりにくさがあるので、高難度戦闘を含めて上級者向けのゲームになっています!

まとめ

2Dゼルダ風の探索とフロムゲーライクな高難度戦闘が楽しめるアクションアドベンチャーです。

よくできたインディーゲームですが、高難度や探索の難度も含めてゲーム上級者向け

歯応えのある戦闘を楽しみたい方や、2Dゼルダが好きな方、その両方を楽しみたい方におすすめ!

間違っても「かわいいから買っちゃお!」はダメですよー!!

『Tunic(チュニック)』みたいなゲームのおすすめ

Hyper Light Drifter (ハイパーライトドリフター)


『Tunic(チュニック)』の高難度で冒険していくゲームがお好きなら、おすすめは『Hyper Light Drifter (ハイパーライトドリフター)』です!
楽しいマップ探索と高難度という点が非常に似ていて、16ビットの芸術的なビジュアルも 素晴らしい!
難度は『Tunic(チュニック)』の方が高い印象ですが、マップデザインのわかりやすさなど遊びやすさはこちらが上!
高い評価を受けているゲームですので、高難度で遊びたい方はぜひ!