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【プレイまとめ】苦戦した巨像戦とストーリーを振り返り!|ワンダと巨像

プレイまとめ

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

巨像と戦うアクションアドベンチャー『ワンダと巨像』のプレイと簡単にストーリーを振り返っていきます!

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【序盤】あ、ワンダ好き…!

さっそくネガティブな言葉から入っちゃうのですが、実は『ワンダと巨像』にはそこまで期待していなくって…。

というのも、同じ方の作った『人喰いの大鷲トリコ』にハマりきれなかったからなんですね。


当時はまだわたしの中で「ゲームの定義」が狭かったので、今プレイすると違った感想になると思うんだけど。

クセの強いゲームなんじゃないか?
自分には合わないんじゃないか?

と思っていたんですよ。

だけど、そんな不安はプレイしてみると一気に吹き飛びました。


主人公は、移動速度も速いし、ジャンプの跳躍も人並みはずれており、プレイ開始後にすぐ乗れる愛馬はめちゃくちゃ速い。

え?こんなに触り心地いいの!?

とびっくりしたなぁ。

巨像戦スタート!

いよいよゲームの本チャン、巨像との戦いが開始。

1体目は、チュートリアルなので巨像の足から普通に登って行けて、ゲームプレイ的には大きな感動はありません。


しかし、巨像の規格外の大きさには震えるよー!

主人公から見た巨像はデカすぎて画面に収まりきってないもんね!笑

ワンダの巨像好きかも!

と、思い始めたのは3体目の巨像と戦っているとき。

剣を持っている巨像との戦いなんだけど、巨像の行動を利用しないと登れないギミックになっていて、考えるプレイが好きなわたしは一気に巨像戦が好きになりました。

剣を駆け上っていく絵面がもうかっこよすぎ…!

【中盤】詰まって工夫して巨像を倒す

その後も次々に巨像を撃破。

ヒント機能をオンにしているので、倒し方がわからず詰まっていると、さりげないヒントをくれます。

倒し方に詰まった巨像を振り返ってみようかな。

7体目の巨像

まずは水中戦となる7体目の巨像。
時おり、水面に姿を表す瞬間に尾ひれに掴まろうとするんだけど、タイミングが合わなくて全然掴まれない…。


巨像を誘導して、陸から飛び移ることで掴まれたんだけど、一度失敗すると再び巨像のモーションを待たないといけないのがツライところだね。

この巨像はイカズチを放つので、とても綺麗。

9体目の巨像

次は9体目。

仕掛け自体は非常に簡単。
巨像を間欠泉に誘導するんだけど、うまく間欠泉の上に止まらせるのが難しい。


ただね、愛馬のアグロと思いっきりフィールドを駆けられるのが気持ちいい!

アグロは、必要な時にスッと近くまで駆けてきてくれるから相棒感がハンパじゃないよね。

12体目の巨像

12体目の巨像も苦戦。

2段になっている祠のような建物が水上に浮かんでいて、「上層に登ればいいんだろうな…」と思いつつもやり方がわからなくてずっと迷うことに。

ヒントでも「高い場所に登れ」って言ってくるし…。


結局わからなくって、無視して巨像に登ったら道がひらけてきました。

”あれ”をガイ〜ン!ガイ〜ン!って叩くの面白い。

13体目の巨像

13体目の巨像はアグロとともに戦うので楽しい巨像。

流鏑馬の要領で、馬で駆けながら弓を射る。


このシュチュエーションは「ゼルダの伝説」で何度も経験してるから大好きなんだよ!
っていうか、わたしは「 弓 」がめっちゃ好き。笑

巨像に飛びうつる時のスピード感たまらんね〜。
この巨像一番好きです。

【終盤】ラストバトル!最後の一撃はせつない…?

最後の16体目の巨像は、まず、その場所に行く前に一波乱。

これまで一緒に頑張ってきたアグロが谷底に…。

アグローーーー!

そんなバカな!
心の準備ができてない中でのアグロとの別れに呆然としてしまった。

天から聞こえてくる変な声以外に、主人公と触れ合うのはアグロだけだったから、心の拠り所だったんだよね。

それでも行くしない。最後だから。

最後の巨像は、近づくことは簡単だけど、その後が難しかった。

動く巨像の体の上であっちへこっちへ、攻撃を入れながら飛び移って行くので、アクションがせわしなくって難しい。


特に、右手に乗り移ったときは、すぐに手のひらをくるくると捻るので、全然自立できずにスタミナゲージが回復せず、詰まったねー!

コンニャロ!じっとしてろ!

なんて根性論も巨像には通用しないし。笑

頭のてっぺんまで登ってしまえばこちらのもの。

あぁ、これで戦いも終わりかぁ〜。と感慨に耽りたいところですが、スタミナゲージとの戦いなのでそんなことはいってられない!

一心不乱に弱点を攻撃していたら、倒してた!

つまり…、あの有名なキャッチコピー

最後の一撃はせつない

を噛みしめる暇もなく倒してしまった…。

最後の一撃、せつなくなりたかった…。

ただ、最後の一撃の後、ゲームプレイの達成感と巨像を全て倒し終えたストーリー的な達成感とでエンディングをじっくり楽しめました。

ストーリーを振り返る

一番最初、巨像を倒そうという目的が示されるときに、「代償は大きいぞ」という天の声にワンダ(主人公)は「覚悟の上だ」と答えますね。

あの時点で多くのプレイヤーは悟ったんじゃないでしょうか。

あぁ、ワンダは死ぬんだな。と。

どういう理由でそうなるかはわからないけれど、ワンダの行く末を悟り、それと同時に、少女の魂は戻るのだろう。という確信のようなものを持ってプレイできたと思います。

巨像を倒せば倒すほど、ワンダは傷ついていきますが、それでも少女のためだけに戦い続けることができる。

少女との関係は全く描かれていませんが、簡単な言葉で言うと”世界で一番大切な人”なんでしょうね。自分よりも。

巨像との戦いを終えると、毎回少女のいる祠からスタートするのがまた憎いんだ、「もうすぐ助けてあげるからね…」といつも思ってました。

最後、結局ワンダはあんな姿になってしまうわけですが、それでも懸命に少女に向かって行くワンダ…。

あぁ、このシーンはとても好き。

泉へと吸い込まれる時にスタミナゲージの少なさに泣けてくるんだよ…。

ここでその要素持ってくるかぁ〜!

っていう。

正直さ、きっとどんなにしがみついていても「最後には吸い込まれてしまうんだろう」ってわかるから、途中で手を離しちゃってもいいんだよ。

だけどさ、直前のシーンで一心に少女だけを見ているワンダが描かれていたから、わかっていても離せないんだよね。

少女のもとへと向かう姿勢を取り続けなければワンダではなくなってしまうような気がする。

少女の魂

ワンダがドルミンに利用されていたのだとすれば、少女の魂を奪ったのもドルミンである可能性は高いんじゃないのかな?

少女の魂がドルミンの中に封じ込められているのだとしたら、ワンダが巨像を倒して行くたびに少女の魂のカケラのようなものが解放されて、その象徴として白いハトが増えていったのかもしれないね。

この辺は各々の解釈がちがってくるんだろうけど。

神話のように美しい物語でした。