ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
PS4『Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)』の感想。
UBIソフトが製作するハッカーオープンワールドの第2弾です。
ちょ〜っとむずかしいので、ゲームに慣れた中級者〜上級者向けのゲームではありますが、その分歯ごたえを感じられ、工夫しながら攻略していくのが面白いタイトル。
ハッカーというオリジナリティが新しいゲーム体験をもたらしてくれること間違いなし!
サンフランシスコを無茶苦茶 にしちゃいましょう〜!
- サンフランシスコをリアルに再現したオープンワールド
- 天才ハッカーとなって、パンクでノリのいい仲間たちと社会の闇を暴く!
- 街のインフラを操り、監視カメラやPCをハッキングするステルス主体の戦闘
Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)
プレイ時間 | 23時間 |
---|---|
ジャンル | アクション |
難易度 | 中級者〜上級者向け 難易度調整あり |
グロ表現 | Z指定だが過激なグロ表現は見受けられない |
ハッカーとなって社会の闇を暴くオープンワールド
『Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)』は、サンフランシスコを舞台に、天才ハッカーとなって大暴れできるオープンワールドゲーム。
主人公の最大の武器は、剣でもなく、銃でもなく(銃は使えるけど)、スマホ!
スマホひとつで、とんでもないことができちゃうんです!
街を停電させたり、信号を狂わせてパニックを起こせたり、車やバイクは乗っ取り放題。
謎のパニックに慌てふためく人々を見てニヤリと笑ってしまう。意地悪だとわかっていても、楽しー!!
主人公たちは、市民から不正に情報を搾取する社会の闇を暴くため、厳重に警備されている企業に潜入することになります。
敵との戦闘では銃を使ったTPSも可能ですが、銃撃戦を始めると敵がわらわらと集まり、増援を呼ばれ、非常に厳しい戦いに……。(それにスマートじゃない!)
ここでも役に立つのがスマホを使ったハックです。
監視カメラに入り込んで敵の位置の把握をしたり、電子機器をショートさせて感電させたり、敵のスマホを鳴らして気をそらせるなど、ステルス主体で1体1体を倒していくのが気持ちイイ!
サンフランシスコをそのままオープンワールドで再現した街には、サブミッションやレースゲームなどのアクティビティが豊富に用意されています。
無茶苦茶できちゃうハッカーの能力で、遊んで、大暴れして、企業の闇を暴く影なるヒーローになろう!
サンフランシスコを見て回るのが楽しい!
UBIソフトのゲームは、“生きた街”を作ってくれるという信頼感がありますが、『Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)』の舞台となるサンフランシスコには感動しました!
「まるで本物」の、この美しさは海外大作ゲームの醍醐味!
有名な「ゴールデンゲートブリッジ」を始め、坂道の多い住宅街も路面電車も。
車でドライブしているだけでもウキウキしてくるほどです。
ゲーム内では時間が流れているので、サンフランシスコの夜景には思わずうっとり……。
「もしかしたら……」の不安を突いた絶妙なテーマ
『Watch Dogs(ウォッチドッグス)』シリーズの「ハッカー」というテーマは、現代に生きるわたしたちにとってリアリティを感じさせてくれます。
今やスマホは必需品であり、同時にアカウントの乗っ取りや不正利用などの、得体の知れない不安とも隣り合わせ。
「もしかしたら、本当にこんなことができてしまうのかも……」という、想像すると背筋が凍るような絶妙なリアリティがあります。
現代を舞台にしたアクションゲームで、こんなにストーリーを身近に感じられるタイトルはそうないのでは……?
まるで放課後気分!仲間たちとの掛け合いが楽しい!
主人公のマーカスは、「デッドセック」というハッカー仲間とともに巨悪に戦いを挑みますが、このデッドセックのメンバーたちとの掛け合いが楽しく、ゲーム全体の雰囲気を明るくしてくれています。
パンクなファッションとアートがカラフルで目に楽しく、まるで学生たちの放課後を見ているようなノリのよさ。
ピンチになるほど「サイコーじゃねぇか!」なんてノッてくれると、プレイしているこちらまで楽しくなります!
序盤が一番難しいゲームデザイン
『Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)』はゴリ押しでは厳しい難易度になっており、徐々に獲得できるスキルを使って工夫しながら攻略していくのが楽しいタイトルです。
ゲームを進めてスキルを獲得できるとハッキングのバリエーションが増え、多くの敵を殲滅できる爆弾を使えるようになったり、カーチェイスの追跡を吹っ切るためのパニックを容易に起こせるようになっています。
つまり、スキルが解放されていない序盤が一番むずかしく、ゲームを進めるほどに簡単になっていくというデザインになっているんです。
ゲームの導入は簡単でありつつ、徐々にできることが増え、難易度も上がっていくようなデザインが理想的だと思っているので、とっつきは良くありません。
視認性がもっと高まるとよりいい!
建物への潜入時には、敵の位置をわかりやすくするハイライト機能がありますが、常時ハイライトを使ってしまうと、グラフィックを楽しめなくなるのが残念です。
せっかく、綺麗なグラフィックが用意されているのに、よく見るのはこの灰色の画面……。
通常時でも敵を透過できたり、色をつけてくれたらグラフィックや建物の雰囲気を楽しめたと思います。
まとめ
現代のサンフランシスコで、ハッキングを駆使してミッションをこなしていくオープンワールドゲーム。
ハッキング能力のバリエーションの多さによって、こっそり侵入したり、大暴れできたり。様々な攻略方法を見出せる歯ごたえのあるゲームになっています。
サンフランシスコ好きも、ぜひ『Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)』の世界へ。
わたしはぬるゲーマーなので、本作はちょっと難しかったです!
操作に慣れていない序盤が一番難しいというのがネックでしたが、徐々にスキルを習得して無茶苦茶できるようになると楽しい!
サンフランシスコのランドマークでもあるゴールデンゲートブリッジをスポーツカーでぶっ飛ばせたのは、貴重な体験でしたね〜。
「オープンワールド」と言っても広さはそこそこですが、これだけリッチなマップなら文句なしでしょう!