ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。
PS4/Nintendo Switch『ワンダフル101リマスター』の感想を書いていきます。
WiiUで発売されたオリジナル版未プレイ視点でのレビューになります。
- 総勢100人のヒーローたちが変形・合体して戦う豪快アクション
- 地球侵略にやってきた異星人と戦う王道ヒーローストーリー
- パンチや剣、銃などの多彩な武器種で戦うガード重視の戦闘
ワンダフル101リマスター
プレイ時間 | 12時間 |
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ジャンル | ユナイト・アクション |
難易度 | 中級者から上級者向け 難易度調整あり(ベリーイージーまで) |
ワンダフル101リマスター:短評
『ワンダフル101リマスター』は、地球を侵略しにきた異星人と戦うヒーローアクションです。
総勢100人のヒーローたちが力を集結して戦う、わちゃわちゃ感が楽しくて新しい!
チャプター形式でガンガン敵と戦っていくアクションゲームで、最大の特徴は「ユナイトモーフ」と呼ばれる合体アクション!
Rスティックのグリグリで線を描くと、ヒーローたちが、巨大な拳、剣やムチへと形を変えて攻撃できるから 豪快!!
WiiU版からの移植ということで、図形をスティックで描くのが大変かな?と思っていましたが、一度武器に変身したらずっとその武器で戦うことができるので、想像していたよりも面倒ではありません。
ユナイトモーフは戦闘だけでなく、ステージギミックを解くのにも大活躍で、ジャンプでは届かない場所に直線を引けばヒーローたちが橋になるし、巨大な拳を使ってものを動かしたりと、ヒーローたちがカタチを変え、能力を変え、道を切り開きます。
チャプター開始後は数人しかいないヒーローですが、道中で助けを求めている市民を線で囲って救出すると仲間にすることができ、より大きな合体ができるように!
絵に描いたようなコテコテのヒーロー感が笑いを誘う、クセ強めのアクションゲームです。
親しみやすい見た目とは裏腹に難易度は高めなので、難易度を下げて爽快感重視でプレイするのも楽しいですよ!
プリンガードの特性を見極めて戦うのが楽しい!
ユナイトモーフによる豪快なアクションが楽しい本作ですが、難易度は高め!
そこで重要なのが、ガードと回避です。
敵の攻撃をガードするときはプリン型に変身するという、ちょっとバカっぽい絵面が気に入っているんですが、その話は置いておいて……、実はこのガード、万能ではありません。
プリンだけに(?)鈍器には強いけど斬撃には弱く、例えば、ハンマー攻撃はプリンで弾き返せるけど、ハンマー攻撃から派生する衝撃波は食らってしまうなど、判定がシビア!
敵との距離感や、攻撃の種類をしっかり見極めて戦わないと太刀打ちできない難易度になっているので、相手の攻撃をちゃんと理解して完全完璧に弾き返せたときの楽しさったらないです!
しかし、中盤以降は斬撃を多用する敵のオンパレードになってくるので、かなり厳しい戦いに……。
そこで活躍するのがジャスト回避によるスロー攻撃なのですが、このアクション、お店で買わないと手に入りません。
ジャスト回避を持っているかどうかで、難易度は天と地ほどの差が出てくるので、買いましょう!絶対に!
WiiU専用タイトルの名残が強い
今回、PS4とNintendo Switch向けに移植された『ワンダフル101 リマスター』ですが、WiiU専用ソフトだった名残がそこかしこに見られます。
例えば、ユナイトモーフなんかは最たる例ですね。
戦闘中に図形でイライラすることはありませんでしたが、ステージ上のギミックや市民を線で囲うなどの作業は結構ストレスでした。
タッチ画面であれば描く側は平面に線を描くだけですが、Rスティックで描くとなるとステージのデコボコの上に線を描くので、障害物にぶつかると線があさっての方向に逃げていったりして、
と嘆きたくなることが多々。(Nintendo Switch版では直接書けますが、携帯モードだと画面が小さくて見づらい)
また、2画面表示を活かしたギミックもあって、ゲーム画面にワイプのような小さい画面が表示されるといった“WiiUの香り”を度々感じます。
WiiUのゲームとしては素晴らしくユニークなタイトルなんですが、PS4やNintendo Switchで遊ぶとなると「最適化されたとは言えない」という評価になってしまいますね。
テクニック以外の部分で感じる煩わしさ
クセ強めのプラチナゲーがお好きな方なら楽しめるであろう『ワンダフル101 リマスター』ですが、アクションゲームとしてはテクニック以外の部分でモヤッとする場面がありました。
- クォータービューによる視点の見づらさ
- 派手すぎるエフェクトにより敵の挙動が隠れてしまう
- キャラクターがちまちまして見づらい・見失いやすい
ヒーローたちがわちゃわちゃと戦うというコンセプトを頭から否定するような形にもなっちゃうんですが、結構見づらいです!
リーダーである一人のヒーローにダメージ判定があるので、自分の位置の把握は必須なのですが、100人もヒーローがいてわちゃわちゃ戦ってたら「あれ!?今どこ!?」と見失うことも。
自分たちの攻撃エフェクトで相手が隠れてしまい、相手の攻撃動作を見逃してダメージを食らうなど、理不尽とまでは言いませんが、地味なストレスを感じやすいです。
まとめ
たくさんのヒーローたちを引き連れて戦う変形・合体アクションが楽しいアクションゲームです。
ガードや回避といった見切り重視の戦闘が好きな方なら、ユニークなコテコテヒーローアクションとして楽しめると思います!
WiiU専用ソフトの名残や、見づらさによるアクションのもたつきが気になるので、かなりクセは強く人を選ぶと思っていただいた方がいいかと!
アストラルチェイン、ベヨネッタ、ベヨネッタ2と、神谷さんのゲームにどっぷりなので、101もなかなか楽しかったです!
プリンガードとジャスト回避を敵の攻撃によって使い分けて、バッチリ決まったときが最高でしたね〜!
ただ、今回101をプレイしてみて、クォータービューのアクションは苦手かもなぁと感じました。
まっすぐ進んでいるつもりでも変な方向行ってたりするからジャンプミスも多かったし、カメラを自由に動かせるタイプのアクションゲームの方がわたしには合ってるみたい!