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ゼノブレイド2 黄金の国イーラ【プレイ日記】やさしくあたたかいストーリーだからこそ苦しくなる…前日譚としての痛みを伴う旅の終着

プレイまとめ

ゲームと映画大好き!
わにやまさん(@waniwani75)です。

今回はNintendo Switch『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』のプレイ日記。

「プレイ日記その2」を追記したので、続きから読みたい方は目次からジャーンプ!でお願いします。

ネタバレ回避していません。閲覧の際はご注意ください。

このゲームの記事

 

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プレイ日記その1:懐かしい冒険

ゲームを開始すると、シンラウラが登場!

なにも知らずに購入したので、

ラウラが主人公なんや!

なんて、まずはその辺りから新鮮な気持ちでプレイできました。


『ゼノブレイド2』をプレイしたのは9ヶ月前。

200時間超遊んだので、さすがに戦闘のコツを忘れることはありませんが、タイミングが重要な「キャンセル」は慣れるまで少し時間がかかります。

うまく成功すると気持ちいいんだよね!

 

で、さっそくなんですが、ラウラがかわいい!


巫女衣装と甲冑を組み合わせたようなデザインが素敵だし、優しいけど凛とした空気を持っている女性ですね。

好きなキャラクターになりそうです。

ヒカリとの再会

少し進むと、すぐに景色の綺麗な場所へ。

ゼノブレイドって、RPGだけどジャンプができたり水面を泳ぐことができるのがいいですよね!


美しいフィールドもさることながら、モンスターが景色の一部として生き生きしているのも好き。

空を飛ぶ巨大な幻獣や、水辺で水を飲む小動物。

はぁ〜
やっぱりゼノブレイドのフィールドいいなぁ!

 

少し進むと、中ボス戦に。

戦闘には勝ちましたが、上からデバイスの攻撃が降ってきました。

もしかして…、これは…、


ヒカリ登場!

ヒカリのドライバー「アデル」も登場。

そうか〜、こういう人とヒカリは行動を共にしていたんだね。


相変わらず好戦的で血気盛んなヒカリと一触即発(っていうか戦った)。

ラウラとシンの戦闘術に惚れたらしいアデルは、これまでの戦いを忘れたかのようにケロリと友好的に。


その姿に、「はぁ〜あ」と呆れるヒカリ。

こちらもなかなかいいコンビです。

どうやって戦術(コンビネーション)を編み出したのか聞かれたラウラが、「お金がなかったから」と答えると、この表情。

コミカルな演出も健在のようで、これは楽しい旅になりそう。


その後、ラウラのブレイドであるカスミとも合流。

懐かしい面々と次々に再会できて嬉しいです。


だけど、なんだろうな…。

すでに胸が「ううぅぅ…」ってなる瞬間があります。

500年後の未来を知っているし、誰と誰が敵対するとか、どの人が死んでしまうとか、レックスの熱いシーンが浮かんでくると心がしんどいなぁ。

自分のメンタルの弱さに驚くよ、ほんと。笑

ラウラの悲しみ

船でアルス(大陸)を渡り、グーラへとやってきました。


広い!広い!広い!

こういうフィールドに出ると絶対寄り道しちゃう。

んで、高レベルのモンスターにベシッ!っと会心の一撃をお見舞いされ、ゲームオーバー。笑

それが楽しいんだけどね!

 

グーラへは、ある人を探しにやってきたのですが、村が野盗に襲われており、会えませんでした。


悲しみに堕ちるラウラ。
ううぅ…、さっそくもらい泣きです。

悲しみに暮れている暇もなく、野盗に間違われて囲まれるハメに…。

ここで、またまた見知った顔の登場です。


カグツチー!

ワダツミー!

なつかしい!なつかしいよ!

ここでは、ヒカリがみんなに「単細胞!単細胞!」ってツッコまれてて笑いましたね。

ツンツンデレデレの高飛車なヒカリをうまく転がして、笑える掛け合いに料理してくれているのはうれしいです。

プレイ日記その2

グーラの探索を存分に楽しんだところで、ユーゴとミノチが加わり、これでパーティ全員が揃いました。

前回も書きましたが、やっぱりラウラがすごくいい!


自然と人を元気づけてあげることが明るさがあって、ブレイドと人とを分けて考えたりしない。

シンが自身の過去の日記を見つけた時も、無理に追求せずに「ずっきゅーん」ってガラにもないやり方で場の空気をあたためてるの、好きだなぁ。

そして、「天性の女たらし」の称号を授かるシン…笑

ラウラは、自然体なところが魅力的です。

でもなぁ…、ラウラがいい子すぎてつらいんだよなぁ!

だって、死ぬじゃん!
ラウラ、死んじゃうじゃん!

いや、厳密には「死ぬ」と断言できない状態になるんだけど。

こんなに仲良しの姿見せられたらさぁ…もう…。

前日譚の破壊力すごすぎるよ。


シンの方が早くラウラと同調したからと、妬いてるカスミがかわいいですね。

キャラクター成長無視していいなら、ずっと「ラウラ × カスミ」のコンビ使っちゃうな。笑

ごめん、シン…

 


道中、みんなで宿屋に泊まったときは、隣の部屋からヒカリたちがワーワーしてる子が聞こえてきました。

ヒカリが天然で人の寝床に入ってくるの、これ定番なんですね!

本編と違ってイーラ編では、萌え要素少なかったんですけど、

ヒカリさんはゴーイングマイウェイでした

 

アデル、ご愁傷様。

新フィールドへ

その後は、「イーラ」の王都を目指して砂漠を横断。

最初に本編ベースの「グーラ」を見せてからの〜、新フィールドど〜ん!!


さらに、秘境も発見!
『ゼノブレイド2』では、「秘境ポイント」の秘境感が薄かったけど、

イーラ編の秘境は本当に美しい!
見惚れちゃいます。


一行がたどり着いたのは和様式が美しい「王都アウルリウム」

イーラ編では街ってなかったから、はじめての街の探索が楽しい!

見張り台から飛び降りて、屋根の上をピョンピョン伝っていくなんて、ゼノブレイドっぽくて「好きだなぁ〜、僕ぁ」

このネタ、プレイ日記では触れてないから、やってない人わかんないね。
アデルの特徴的なセリフなんですよ。

メツの襲来

しばらく王都を楽しんだところで、メツ襲来。

破壊を楽しむメツに対し、仲間たちは人とブレイドの絆を見せ、熱いアニメーションが展開されます!


「これこそが人とブレイドが同調する意味」

くぅぅ〜!
シビれるなぁ!


そして、じっちゃんも登場する総力戦!

じっちゃんの背中に乗っている姿を見ると、『ゼノブレイド2』のラストシーンを思い出しますねぇ。

メツは500年前からブレないなぁ。
傲慢で説教くさい。

RPGでボスからお説教聞かされるの、好きじゃないので、

はいはい、わかったから〜

って、追っ払いましたよ。(イーラのコア盗まれたけどな!)

ラウラの思い出

メツとの戦いに貢献したということで、ラウラは騎士の称号を貰い受けます。

これで、イーラの秘宝であるシンのことを隠さずに生きていける。


「思い出 いっぱい作ろうね」

ラウラの最高の笑顔が、プレイヤーを泣かせます。

ラウラ…、だって、キミは……。


その後一気にサブクエストが解放され、このマップ見ただけでワクワク!ワクワク!

あぁ〜!早く全部やりたい!

と、ウズウズしちゃういます。

わたし、サブクエマニアなのかもしれません。笑

こういうの、全て片付けないと気が済まない性分なんですよね。


あくまで追加シナリオですから、イーラのコアを持っていったメツを追いかければ最終決戦になるようです。

かなり寄り道をしたつもりでしたが、このときプレイ時間は15時間くらいだったかな。

想像以上にコンパクトなんだなと思いましたが、どうやらサブクエストをこなして「ヒトノワ」のレベルを上げないといけないみたいです。

これ、サブクエ全然やってない人には衝撃だろうなぁ。

わたしはほぼクリアしちゃってたので、新たに発生したクエストを履行していきます。

重要なサブクエスト

今回のサブクエストは、主要メンバーたちがストーリーに絡んでくるので、重要なクエストが多いです。

ラウラが「この戦いが終わったら…」と夢を語るシーンには胸が痛んだし、ヒカリの破壊力抜群の創作料理にはお腹が痛んだ。笑


「ギリギリ食べられますよ?」

と涼しい顔のユーゴが一番のイケメンかもしれません。笑

全てのクエストをクリアすると、最後に「ワのちから」というクエストが登場。

これまで、関わってきた人々が力を合わせて、病気の女の子のために力を貸してくれます。

人と人とのつながり。

この世界の人々と交流し、絆を深めていくたびに、この先に待ち受ける運命が頭をよぎります。


懸命に生きようとする人、しあわせをつかんだ人、生きる希望を見つけた人。

プレイヤー自身の手で人々を救い、そして、ラスボスに突入すればその全てが壊される

サブクエをプレイすればするほど感動できるんですよ。このゲームは。

だからできれば、クリア前にたくさんのサブクエストをプレイしてみてほしいですね。


サブクエストを総括する「ワのちから」をクリアすると、なんとアデルが結婚していることが判明!

もうすぐ子供が生まれるそうです。

……。

最後にすごい爆弾落としてきたな!!!

ラウラたちもこの表情ですよ!


「ええーーー!?」
「本当ですか!?」
「(知らなかったな   )」

これは…。
本編をプレイして、レックス目線でヒカリ/ホムラを大切に思ってきたプレイヤーへの救済ですね。

ヒカリとアデルはなんでもないよ、ということでしょう。笑

最後までプレイしないと知ることができないアデルの秘密

サブクエがんばったご褒美がこんな形で訪れるとは、うれしいサプライズです。

実際はサブクエ楽しんでただけだけど

 

最終決戦に向けて

最終決戦を前に、幼いミルトとサタヒコに留守番するように伝えますが、イヤだとすがるミルトをヒカリが説得します。

冒険の道中、何度かあったシーン。
仲間たちが言いよどんでいることを、ヒカリが嫌われ役を買って出て話してくれる。

このヒカリがすごく好きです。
大人だなと。イーラ編はやさしいキャラクターばかりなので、逆にヒカリのトゲトゲとした不器用な人柄が魅力的に際立っているように思います。

その夜、シンがヒカリにかける言葉。


「お前が結ぶべき絆は ここにはないんじゃないかってことだ
今ではない未来 お前の絆は そこにある   
そんな気がしただけさ」

レックスこそが、ヒカリの真のドライバー。

そう示唆してくれるのは、レックスとして200時間がんばったプレーヤーとしては嬉しくもあり、アデルは…という気持ちも少し…。

でも、ヒカリはこの旅で変わりましたね。

最初に出会った頃は、ただただ好戦的で、人間に冷たくて、すぐにでも暴走してしまいそうだった。

暴走してた頃…

だけど、今は自分をコントロールしようとしてる

アデルの人柄と、ラウラとシンとカスミが見せる「人とブレイドの絆」に近づこうとしてる。

本編で初めて出会った時は、ツンデレキャラばっかり先行して、

なに、この子!

って思ってたけど、こういう葛藤が見られると好きになります。

さぁ、いよいよメツとの戦いへ…。

天の聖杯

最終決戦。

メツとの戦いは、熾烈を極めますが、ラウラたちはメツを止めることができません。


守りきれず、襲撃を受けるイーラ。

ミルトとサタヒコ、たくさんのサブクエストで交流した人々が、そこにはいます。

皆、「ラウラ様がんばってね!」「メツを倒して帰ってきてね!」と笑顔で声をかけてくれました。

それが、目の前で握りつぶされる。


暴走したヒカリは、全てを焼き尽くす。

自分でも自分の力を止められない。


アデルの声も届かない。

誰かに助けてほしい。誰かに。

因果律予測でしょうか、レックスの姿が次々に浮かびます。


「助    けて   

メツを倒したものの、ヒカリの大きすぎた力によって、「イーラ」という国が死に、ミルトが死に、ユーゴが死に。

多くの人間が死んでいきました。


平和とは程遠い結末。

次に会ったとき、ヒカリはホムラとなっていました。


わかっていた結末でも、苦しくなる。

ヒカリを救ってあげたいという思いが溢れてきて、強烈に本編に回帰したくなりました。

どんな思いでヒカリがヒカリを閉じ込めたのか。

イーラ編をプレイしてしまったらもう、ホムラの姿を見るだけで、涙腺がゆるくなってしまいそうだ…。


そしてラウラ。

ラウラの最期の瞬間は、描かれませんでしたね。

確実にメンタルを破壊されると思っていたので、うれしいような、かなしいような…。

ここまできたら、とことん落としてほしい気もしました。

極悪非道な結末でも、きちんと見せてほしかった。

結局のところ、人間の業よりも、メツとの戦いにスポットが当たっていたので、シンが鬼と化す瞬間にプレイヤーとしての感情移入を味わいきれなかったのが少し悔しいかな。

絶対メンタル壊れるけどね。


最後はレックスとホムラの出会い。

ホムラに初めて出会った、あのときには考えもしませんでした。

この出会いの大きさを。

レックスが立ち向かうべき運命と、成し遂げたことがいかに凄いものだったのか。

本編へと繋がるエンディングで、本当におしまい。

まとめ

なんでしょう、このクリア後の充実感は!

RPGとしては20時間って短い方なのに、超大作のRPGをプレイしたような充実感です。

これはきっと、『ゼノブレイド2』本編をプレイした200時間が乗っかっているからですね!

220時間の冒険に幕が下りた   

そういう充実感だと思います。

『ゼノブレイド2』、『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』、どちらも素晴らしい冒険でした。

コメント

  1. アデル既婚者やったん!?
    サブクエコンプはしてなかったから知らなんだ笑
    確かにヒカリの元カレ的な感じだとしたら複雑やもんねw

    イーラはキャラデザも好きだったなぁ。
    本編の露骨な萌えエロチックな感じが全然なかったし笑
    ラウラは芯が強いけど柔らかい雰囲気でゲームの女性キャラとしては珍しいタイプだったかも。
    大体凛としてる系の女主人公って男前過ぎるからw

    本編序盤は正直言うと旅の動機付け弱いと思ってたんだけどイーラやってからだとそこも違ってくるよね。
    この状態を背負ってたら本編も初めから乗っていけてかもしれないw

    • そう、アデル結婚してたんだよー!びっくりだよね。笑
      まぁまぁ衝撃の事実やのに、やりこまないとわからないから、知らないままの人もいるよねー!

      ラウラはほんといい主人公だし、珍しいキャラクターだと思ったなぁ。
      わかる!「女性主人公」っていったら、カサンドラみたいなタイプになりがちだし。(あそこまで男前ではないか!笑)

      本編もイーラ編もベース部分は同じだから、絶対楽しいはずなんだけどなぁ~!
      序盤の掴みの弱さから、いろいろ噛み合ってなかったんだろうね。
      ウユニさんの場合は、「前日譚→本編」の方がよかったのかもしれない!

  2. 本編をプレイしているからこそ、胸にくるシーンが多い作品だったと思います。最終盤、壊すとわかっていながらヒトノワを組んでいく過程は怖かった…

    ヒカリは、最初の描写がDQNっぽかったからこそ劇中での成長描写、ラストの悲劇が鮮やかに描かれたと思います。あのシーンの下地紫野さんの演技は重かった…
    これを見てから本編を見返すと、何気ないシーンでも大きい意味を感じ取れたりしますね。

    メツについては…俺自身も、良くも悪くも「舞台装置」としての見方が強かったりします…(苦笑
    ちゃんと観ると考察すべき点も多いんですけどね。

    • わかります…。結末を知っていると、サブクエで絆を育んでいくのが苦しいですよね。
      笑顔を見るのがせつなくて…。

      前日譚後にプレイする本編もまた格別ですね。
      ヒカリ目線で物語をみると、初プレイ時とは感じ方がまるで違います。
      カスミがファンになっているだけで、心が軋んだり…(꒦ິ⌑꒦ີ)